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2021年11月29日月曜日

記事。

毎度です!
さて、総括するには未だ早いんですが、個人的に今年一番使用する機会が多かったMETHODのCHIMERAオイルとOMEGAグリスをマジメにご紹介。
いずれもBOREDのMETHODオイル&グリスとしては最新製品となりますが、作り手のターゲットを良い意味で裏切ってくれた製品となり、フィッシングリールで言えば型番を問わず対応出来る広い汎用性を持ち合わせています。
と言うのもCHIMERAオイルについては主にワンウェイクラッチ用として究極のサッパリ感を目指したレスポンスを重視しながらも、非常に高い極圧性とミルスペックを超える防錆性を誇るオイルとして、主にワンウェイクラッチの様に普段アクセスし難いパーツの長期保護潤滑をターゲットとしていました。
が、製品化の後での実用検証としてはフルエステル化学合成油の特徴をシンプルに表現したマルチパーパス性に優れた低粘度オイルとして、あらゆる箇所のベアリングや組み付け時のアッセンブルにも最適と言う事が分かりました。
そしてOMEGAグリスについては低粘度のTHETAグリスよりも更にハーフランク粘度を下げた超低粘度ながらもMETHODグリス中で一番のネットリ感を追求し、非常にシツコイ粘弾性と粘着性を持たせたグリスとして他社には無いユニークな粘性を誇るグリスとして設計しました。
これも本来は特に1000番~3000番位のスピニングリールにおいてギア部全般を一つで賄えるグリスをターゲットとしていましたが、実際にはそのネットリとした粘性から適度な巻き抵抗を得られる事で、レギュラーサイズのベイトリールにおいてはギア周り全般に最適となり、実際に高粘度のDELTAグリスとは真逆の巻き心地として差別し易く、プラスアルファ要素を加え製品のバリエーション化に大きく貢献してくれたグリスとなりました。
基本的にBOREDのMETHODオイル&グリスは全ての製品において特に極圧性や油膜性などのディフェンス効果はオーバースペックに設計しており、それはあくまでもフィッシング専用では無くサイクルユースまでも適応としているからの事にあります。
BOREDを立ち上げた2003年当初はルーツでもあるサイクルユースをメインターゲットに据えながらも、パーソナルな部分ではフィッシングユースも併せて使用して来た実績もあり、2014年の業務内容変更に伴い正式にフィッシングユースもPRする様になりました。
その中で特に自身が「好き」と言う意味で言うとCHIMERAオイルとOMEGAグリスだと言う事であり、上記の様にBOREDのMETHOD製品を大きくバリエーション化してくれた画期的?な製品だと言う事にあります。
逆に言えばこの2製品を中核として更に粘度の高い低いなど、他のオイルやグリスを揃えるマスタールブと据えるのが最短では無いかと。
BOREDのMETHODオイル&グリスの中核としてゼヒお試しください、って言っても引き続きCHIMERAオイルは欠品でゴメンナサイ。
何せ原油高騰の絡みでねぇ。

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