続けて今度はサンプルテスターMTMR氏より23カルカッタコンクエストMD401での試用レポートが届きました。
気になっていたビッグベイターやジャイアントベイターも多ければ良いんですが。
今回MTMR氏には新製品予定の「ペースト」を下記に試用して頂きました。
ウォームシャフトとワンウェイローラークラッチ以外はボディ内ベアリングとしてメインシャフト裏ベアリングとピニオンギア軸ベアリング。
通常であればNEMEAオイルやBSLUオイルでの使用が多いパーツではありますが、近回は3日間の試用にて一部乳化が見られた箇所がありました。
先ずは気になっていた画像のワンウェイローラークラッチでの使用においては、ハンドルの逆転も滑りもなくギア側から水の侵入が有った事でインナーチューブの片側には乳化が見られますが、ハンドル側には乳化も一切見られていないとの事。
まぁでもこれまで使用して来たNEMEAオイルとBSLUオイルも当然ながら乳化は必ず起こりますが、使用している耐水防錆添加剤も共通している事で翌日には水分のみが蒸発し易い働きを見せると思われます。
次に、ワンウェイローラークラッチと併せ巻感に直結するメインシャフト裏ベアリングについては元々ゴムでシールされている事もあり全く異常無し。
もちろんこの箇所は余り水の影響を受けないだろうと余りも放置し過ぎると痛い目にあう部分でもあるのでシッカリとボディ側にも「ペースト」を充填する?くらいの勢いで注油すると良いでしょう。
今回やはりNGかな?と思われる点はウォームシャフト。
特に大型ベイトリールでレベルワインド連動の機種では水分の影響が盛大なだけに、キャスト時もリーリング時も常に動いているレベルワインダーの動作から乳化した「ペースト」が飛散してしまっている?
そんな痕も見られました。
これはシンプルに低粘度過ぎると言う物理的な性状が合っていないと思われます。
この辺りのレベルワインダー連動の機種についてはUG OMEGAグリスやTHETAグリスの方が良いかもしれないとの事で、確かにレベルワインダー非連動の通常リールよりは顕著に差が現れるでしょう。
今回はサンプルテスターMTMR氏からのレポートとなりましたが、引き続き使用後に乾燥させてから継続して試用をお願いしていますのでまた。
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