CHIMERAオイルが良い。
いや~モデルチェンジして正解でした。
かなり使用範囲が広がる。
重複となりますが、モデルチェンジした理由は数年前からベースオイルの入手が不安定になって来た事が続き、そして今回の中東情勢の影響も重なった事で将来的に入手見込みがなくなった事にあります。
で、この2026年も毎年1月恒例のベースオイルの特注大量発注時にも入手が出来ず、ならばと同じ様な粘度と粘性のベースオイルをサンプルとして試作してあったんですが、いよいよこの試作を本気で検証してみる時期が来たなと言う事での今回。
そう、その時期と言うのはサマーシーズンの事でして。
なんせサマーシーズンは金属にとって一年で最も過酷な季節となり、更に油脂にとっても一年で最も劣化が進む季節でもあり。
高気温、高湿度、紫外線ね。
なのでサマーシーズンだけはなるべく在庫を切らしてはイケナイと死んだ婆ちゃんの遺言に書いてありましてね。
で、3パターンの試作から選んだベースオイルに既存のCHIMERAオイルと同一の添加剤を配合してみたんですが、やはり配合割合は変えなきゃダメだなとなりまして、けれど既存のCHIMERAオイルはフルエステルながら今回のCHIMERAオイルはエステルとVHVIのハイブリッドなので分子の大きさが違えどもVHVIなので割と添加はスムーズで。
で、提携業者のオッちゃんに恒温装置を借りてワザと酸化させやすい状況で放置してみたんですが、全然問題ないじゃないとなった事で実用で試してみるかと最終サンプルを2種類試作したんです。
で、その2種類を試験機関に持ち込んで基本性状だけ確認したところ、1つは悪くないけどBOREDの求めているクオリティではなく、もう1つはアレ?これ予想以上に凄く良いじゃんとなりましてね。
そこからはもう1つに絞って実用あるのみ。
なので配合割合こそ違えど既存のCHIMERAオイルと全く同一の添加剤を使用出来た事で、もう話は早くて実用で問題が見つからなければ即採用で問題無いと判断。
ま、23年間も油で食って来た経験値もありますし。
その結果として非常に使い易い。
このVG22相当の粘度設定は基本的にアリだった様で、実際過去にDEALERから別注生産として請け負ったオイルでも使用した粘度でもあったので、今回もすぐに粘度のイメージが頭に浮かび良い印象しかない。
それを2週に渡る定休日の釣行で試用してベイトフィネスでもスピニングでも、そしてターゲット外となるビッグベイトでも試用した結果から判断して量産しようと。
今回は最速で即決でした。
毎回BOREDではMETHOD製品の設計~量産までには最低でも大体3ヶ月くらいは時間を要すのですが、今回はベースオイルだけの違いなので基本的に事前レシピがある上に構造が変わっていなので時短出来る。
よって画像の兄弟製品であるNEMEAオイルとも明確に違いを感じる上に、用途は共にワンウェイローラークラッチを推奨としている点も同じですが、CHIMERAオイルだけはスプールベアリングでの使用を推奨している点も前モデルから継承しています。
そしてスプールベアリングへの使用においては、例えば4ozのビッグベイトを基準とした場合、これまでBALBOAオイルをメインとして4oz以上も投げる場合にはLIGHT DUTYオイルを使用して来ましたが、その中間として存在するCHIMERAオイルが非常に調子良くて、大体4oz~9oz(9からゴースト)を主体とするならLIGHT DUTYオイルでも良いですしCHIMERAオイルでも良いと言う選択肢が広がり、ではその使い別けは?となると常時フルキャストする様な高負荷の連続ならLIGHT DUTYオイルでストラクチャー打ちなどショートでピン狙いの単発ならCHIMERAオイルとか。
つまりレスポンスで選択すれば良いのかな?と感じています。
さて、先日付で先行販売と予約販売を行いましたCHIMERAモデルチェンジにつきましてはお蔭様で即日完売となり、残すは月が明けた6月5日頃までに入荷する分にてどれだけBORED STOREの在庫に回せるか?となりますが、もちろんMETHODお取り扱いDEALERでもお買い求め頂けますので入荷時に改めてアナウンスさせて頂きます。

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