2023年から現在まで在庫補充生産の度に充分な生産を行えずに欠品や品薄を繰り返して来ましたMETHODのCHIMERAオイルについて。
大変ご迷惑をおかけしています。
以前より材料業者と何度も打ち合わせを重ねて来ましたが、今年最初の入荷は春頃と予定とされていましたところ、今回は更に中東情勢の影響も加わった事で現状として入荷未定が続く事となります。
このCHIMERAオイルについてはMETHODオイルでも唯一の北米由来とするベースオイルを使用して来た事で、これまでは特に問題もなく安定的に生産を行って来ましたが、2022年のウクライナとロシアの戦争による影響とされる事で翌年2023年から非常に不安定な入荷状況となり、更に今年3月からは中東情勢の影響も加わった事で今後の生産において絶望的な状況となっています。
以前にも何度か書きました様に、元々BOREDは毎年1月の上旬にその年中で使用するベースオイルを特注生産依頼するのが恒例となっているのですが、今年はその際に何パターンかのベースオイルをサンプル生産しており、現状として手元に新しく3種類のベースオイルがあります。
参考までにMETHODオイルのベースオイルは全て化学合成油なのは当然としてエステルが2種類とポリアルファオレフィンが2種類の計4種類を特注生産していまして、これらは単体で使用する場合と混合して使用する場合があります。
分子の大きさから上記においては混合も比較的容易であって、市販においては混合されたオイルも普通に存在しています。
LIGHT DUTYオイル、NEMEAオイル、THICK HEAVYオイルはベースオイルを単体使用、BSLUオイル、ZAYTオイル、BALBOAオイルは混合使用と言う事なのですが、これまでのCHIMERAオイルも単体使用として来ましたところ上記のとおり。
そこで手元にあるベースオイルのサンプルを使用して2月と3月に幾つかのサンプルを試作して来ましたが、特にこれと言って問題点も見つからず全てが合格と言う事もあって、逆に中々決定出来ないと言うジレンマが生じていました。
で、実は只今最終サンプルとしての試作を開始しています。
CHIMERAオイルは元々特殊な位置付けとなる低粘度オイルではありますが、特にワンウェローラークラッチに推奨するオイルと言う事もあって、兄弟となるNEMEAオイルとリールの型番や負荷に応じて使い別けが出来る存在としています。
なのであまりにもネットリと油っぽいフィーリングを求めるのではなく、比較的サッパリとしたフィーリングは引き続き必須ではありますが、粘度においては少し高粘度化させてこれまでのCHIEMRAオイルがVG14相当として来たところを、今回はVG20相当と極僅かに高粘度化と高粘弾化させて最終サンプルを試作しています。
METHODの粘度表記はあくまでもベースオイルでの表記なので、最終的に製品となった際には添加剤の影響でVG22位になるでしょう。
数値上の差はあれど実際に使用を躊躇するほど大きな差はありませんが。
なので今回の最終サンプルが出来上がった時点で毎度のNeCoSanにも試用をお願いしてから最終ジャッジ。
一応自分的に良いと思うサンプルオイルを試用して先週の日曜日はデイで一日歩き回りながら都会の運河をキャストしまくって来たのですが、なによりも余りにも攻めすぎたエリアだったもんで魚の姿すら見かけずに完璧に「キャストしている人」に徹してしまいました。
でもワンウェイローラークラッチで試用したフィーリングは全く問題無し、と言うかむしろこの位のフィーリングが適正かもなと再認識。
と言う事で上記の理由から現状でも安定供給が出来る様にと絶賛試作中となりますので、次回入荷の際にはモデルチェンジしたCHIMERAオイルと言う事になります。
2022年から徐々に生産が不安定となり大変ご迷惑をおかけして来ましたCHIMERAオイルではありますが、以後は問題なく隔月の奇数月に在庫補充生産が行える為のモデルチェンジとなりますので何卒ご理解くださいませ。
また詳細は追々アップして行きます。

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