毎週金曜日は仕事を終え帰宅した後で自分のホームである東京湾奥運河へ釣行するのが毎週の常となっていますが、基本的にターゲットはシーバスをメインに季節によってはクロダイも狙います。
で、その東京湾奥運河では現在バチ~ハクがメインベイトとなるタイミングで、一般的にはスピニングタックルの出番が多くなるシーズンです。しかも一年を通じてシーバスを狙う中で最もライトなタックル傾向になるので、メインラインはPEの0.6号~1.0号、リーダーも2号~4号とライトなセッティングが多い様です。
自分の場合は特にライトなセッティングへ変更する事なく、スピニングの場合は一年を通じてラインはPEの1.0号、リーダーはフロロの4号か5号が最も多く使用するセッティングですが、唯一変更するのはドラググリスなんです。
意外と盲点?かと思われるドラググリスの変更ですが、自分がホーム湾奥運河でメインとしてるスピニングタックルは8.6ftのMLロッドにC3000MHGのハイギアリールとオーソドックスな組み合わせ。
この組み合わせには通常THETAグリスを使用しているんですが、バチ~ハクのシーズンにはALPHAグリスへ変更しています。
ん?と思われる人もいるかもしれませんね。
一般的にフィネスやライトな方向になるとドラググリスを基準よりワンランク低粘度化させるのがセオリー?となるでしょう。
でも自分の場合はドラグ全体を弱めて向こうアワセでドラグを出しっ放しにするのではなく、ワンランク高粘度なグリスを使用する事で向こうアワセさせず先ずはフッキングを重視し、そこから魚の走り具合をみてドラグを弱めたり強めたり調整しています。
なので逆に普段よりワンランク高粘度化させた上で手首のアワセだけでフッキング出来る程度にレスポンス良くドラグの効きを調整していると言うセッティングです。
また、それには上記に準じた別の点からの理由もあって、基本的に自分は#10番以下のフックは使用しません。
#12番のRBフックでM軸などはカケを重視すればそうなんでしょうけど、魚とやりとり中に魚体のアチコチに掛かってしまったり曲げられてしまうのを多く見て来ているので、自分は基本#10番以上のSPフックでMH軸のみを使用しています。
要するに絶対に自身でアワセを入れてカケ、それ以降はやりとりに集中すると言う事。
これが自分的なバチ~ハクなどで行うセッティングです。
他のカテゴリーにおいてもフィネスやライトリグで同様なセッティングを試してみると、意外と魚を取り込むまでが早かったりするので一度お試しください。
フェルトドラグワッシャーの場合のみに限り、通常THETAグリスをご使用の場合はALPHAグリスへ変更してみる、またはTHETAグリスとALPHAグリスを半々で混合カスタムしてみるのも面白いと思います。
ま、どっちが正解?有効?かは不明なんですが、自分自身が理想としているのは自分でアワセるスタイル。
全部が理想通りにはいかないですけどね。
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