先日本家BORED BLOGやSNSでもMETHODオイルやグリスの保管について書きましたが、意外にも反響が多く早速メールで「リールの空箱で保管していても大丈夫ですか?」とか「部屋で保管しているが昼間は誰も居ないから室内温度が分からない」など、ちょっとその辺は自分で考えて対処してくださいね的な問い合わせも多くて。
なのでこの場を借りて言っちゃえば、とにかく湿度の高い所と太陽が当たる紫外線の多い所、これさえ避けて貰えれば普通に室内での保管で大丈夫ですよって事です。でも室内温度が気温を超える様な極端な状況下であれば更に保管場所を変えてください。
もう超シンプルに言えば風呂と窓際、の様な状況での保管は完全にダメ。
それでも夏場はグリスの場合どーしても軟化や離油が少なからず起こってしまうんで、その場合はアイスやプリンを買ったら無料でくれるスプーンみたいな物でグチャグチャとグリスを掻き混ぜてくださいと言う事。
で、本題。
BOREDのMETHODグリスは全製品共にウレア系グリスとして主成分のオイルと増ちょう剤は同一の材料を使用しています。
違うのは主成分のオイル粘度と各種添加剤の配合割合だけ。
なので基本的にコレとコレを混ぜて自分なりのオンリーワンな粘度を混合カスタムする事が出来るんですが、この混合カスタムについて裏技的にベストな方法としては「一度軟化させる」と言うもの。
つまりMETHODグリスをチャック付きビニール袋へ入れて完全に密閉した状態で、60度以上の熱湯に暫く浸けておくとグリスは当然軟化しますね。
この熱々なグリス同士を十分に混ぜ合わせる事で、普通に混ぜ合わせるよりもっとシッカリと混合する事が出来て、更には配合されている極圧添加剤が熱反応するので効果がすぐに表れると言う事。
でも基本的にグリスを使用するギア全般においては常に摩擦摺動しているので、ベアリングなどに比べると比較的早く極圧添加剤の熱反応が起こります。
なのでその点は強く気にしなくても良いんですが、グリス独特なネットリ感を起こす増ちょう剤においては熱で軟化した方が混合し易いのは確かです。
要するに一度暖めておいてから素早く混ぜ合わせて自然に冷ますと。
でも結局自分の場合は例えばDELTAグリスをシッカリと塗布した上からOMEGAグリスを薄く塗布する、と事前に混ぜ合わせておかないで使用対象物の上で混合させたりしています。
もちろんこの使い方でも全然OKです。
答え合わせをすると、この混合カスタムと言う一つの使用例を前提にしている事からSIGMAグリスとOMEGAグリスには粘着性と粘弾性を大きく加えてあると言う事なんです。
単体でも使用出来るし混ぜても使える。
この目的の為に他メーカーには無い独特の粘性や特性をプラスしてラインナップしているのがMETHODグリス製品。
あ!そしてこのDARKSIDEBOREDBLOGをご覧のダークサイダーに朗報です。
8月8日の月曜日つーか7日から日付けの変わった深夜0時~24時間限定で「特売」を開催しちゃいます。
夏はどうしても使用機会は増えるのですが、もう遊びたくって使いたくって仕方ない状況だと思うんです。
でもそんなヘビーユースしている時こそシッカリとメンテナンスしてねって啓蒙として、DARKSIDEBOREDBLOGをご覧のヘビーユーザーやコアユーザーに向けた暑中見舞的特売をと。
詳細は7日のDARKSIDEBOREDBLOGにて。
ドンミセッ。
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