以前からBOREDが提唱する「第三のブレーキ的に」について。
ハイシーズン前のメンテナンスにゼヒ一度お試し頂ければと言う営業タイミング。
極端な例で言うと分かり易いと思うので画像の自分がジャイアントベイト用として使用している21スコーピオンMD301XG改での実例となりますが、カスタムとして17グラップラーのスプールとメカニカルキャップとスタードラグに交換しているので、遠心ブレーキはデフォルトの8個ではなく旧式なので6個になります。
上記にも書いた様にジャイアントベイト用として用途をある程度限定の上で使用しているので、基本的にフルキャストに特化させた仕様へカスタムしてありまして、PE8号にナイロンリーダー80lbの組み合わせで主にクラッシュゴーストやバラムなどをオーバーヘッドでフルキャストしていますが、フルキャストの初速時に気持ちラインが浮くか浮かないか程度のブレーキセッティングにしてあります。
で、キモは簡単にアクセス出来る左右のスプールベアリングで使用しているオイルを使い別けて調整すると言うもの。
BOREDのMETHODオイルで言えば普段はVG22のCHIMERAオイルを使用している場合でも、今日はゴーストだけで一日中やり切ると言う場合なんかにはVG46のLIGHT DUTYオイルへ注油し直してやります。
つまりスプールベアリングのオイルを少し高粘度化&高粘性化させる事でスプールの回転速度を少しだけ抑えてやると言う事で、このスプールベアリングで使用するオイルの注油し直しによりキャスト初速時のライン浮きを殆ど無くす事が出来ます。
CHIMERAオイルだと少しラインが浮いたとしてもLIGHT DUTYオイルなら殆どラインが浮く事がないと。
これにより不安要素が無くなる事で一日中ゴーストのフルキャストに専念出来ると言う事。
これをBOREDでは「第三のブレーキ的に」と呼んでいますが、あくまでも「第三のブレーキ」として何か機構が存在する訳ではないので「的に」までが正式名です。
ウルセイ。
使用する油膜の粘度や粘性によりスプールの回転性能をコントロールするチューニングと言えば分かり易いですね。
ブレーキブロックをもう1個オンにするほどではないとか、メカニカルで強制的に抑えたくない場合に有効と言いますか、昨今メカニカルは基本ゼロポジションが基本ですし。
特にタックルを何かに特化させている場合などは有効なチューニングと自負していまして、例えば逆に軽い方のミドルゲームと言うかチニングなどで5g~9gをメインにするのか?10g~15gをメインにするのか?当日に使用するルアーが決まっているなら、5g~9gにはZAYTオイルを10g~15gにはBALBOAオイルを、みたいに予めスプールベアリングオイルを注油し直しておく事で、メインのブレーキセッティングを頻繁に調整しなくても良いと言う事になります。
もちろん様々なウェイトのルアーを使用する例えば7g~21gのレギュラーウェイトの場合なら、ルアーウェイトが広範囲になる事からブレーキの選択肢は広い方が対応し易くなりますね。
ま、その代わりルアー交換の際にフィールドでブレーキセッティングを変えなきゃいけない場合もあるでしょう。
個人的にジャイアントベイトの場合は「今日はコレとコレ」とルアーを絞って釣行する事が多いので、その場合にはスプールベアリングオイルのみを予め注油し直しておけばフィールドでブレーキセッティングを変える事すら無くなります。
なので自分の場合は大体ジャイアントベイトで使用する300番リールの場合と、逆にチニングでプラグのみを使うベイトフィネスリールの場合には上記の「第三のブレーキ的に」を実践してフィールドでのブレーキセッティングに迷う事がない様にしています。
だから躊躇なくフルキャスト出来ると。
それにベイトリールのスプールベアリングなら誰でも簡単にアクセス出来ますし、自分で注油してみようと言う場合には真っ先に手を付けるのがスプールベアリングオイルでしょうし。
なんでも行き過ぎたセッティングと言うのは当然ながら汎用性に乏しくはなりますが、逆に何かに特化させている場合には振り切ったセッティングが有効となるはずです。
遠心でもマグネットでもDCでもブレーキの種類には関係なく、あくまでもスプールの物理的な回転に関しての事なので、専用タックルにおいては一度自分のブレーキセッティングを出した上で微調整としてスプールベアリングオイルの注油し直しをゼヒ試して頂きたい。
ザックリではありますがBOREDの推奨として淡水海水を問わず10g以下のベイトフィネスやライトリグにはZAYTオイル、10g前後~50g前後のレギュラーウェイトにはBALBOAオイル、2oz~4ozのビッグベイトにはCHIMERAオイル、それ以上のジャイアントベイトにはLIGHT DUTYオイルをお勧めします。
これはあくまでも目安としての事でして、決してこの数値を厳守する必要はありません。
但し、例えば2oz~3ozを使用する場合にBALBOAオイルを使用しても焼き付きを起こす事はありません、でもそれが5時間釣行なのか?10時間釣行なのか?とか、終日雨天の中での釣行か?ウェーディングで立ち込んでの釣行か?など様々な要因が重なれば事情は違って来ます。
なので一応そーゆー要因を加味した保険の意味での上記推奨と言う事です。
ま、自分の場合も出番の多い2oz~4ozにおいてはBALBOAオイルを一番使いますし、2ozが一番気持ち良く飛ばせるオイルとしてBALBOAオイルをセレクトしていても、シチュエーションによっては3ozや4ozを使いたくなる場合もありますからね。
さ、ご注文を。

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