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2026年9月30日水曜日

記事。

ハイシーズン前のメンテナンスを終えていた自分のメイン機となる21スコーピオンMD 301XG改と19レボビースト41HS-L改。
ですが、実は先日からBORED STORE LIMITEDとして数量限定販売しているUL100オイルを21スコーピオンMD 301XG改のスプールベアリングに、UL100オイルとEX5オイルの1:1混合カスタムを19レボビースト41HS-L改のスプールベアリングで使用しています。
ま、まだ実釣は出来ていないんですけど。
雨天ばかりなので。
ですがもう一台の19レボビースト41HS-Lと20カルカッタコンクエストDC201HGには既にサンプルとして使用していまして、これらについては5月の後半からスプールベアリングに実装し試用しています。
ちょうどBOREDの提唱する「夏オイル夏グリス」の仕様へ変更した後に。
今回のUL100オイルは耐久型なのでスプールのレスポンスは度外視してとにかく耐久性だけを重視していまして、EX5オイルは潤滑型となるのでスプールのレスポンスは別次元ながら上記のリールにおいてはミスマッチにつき2つを同比率で混合させています。
今回のUL100オイルとEX5オイルはお互いでの混合カスタムに対応していますが、既存METHOD製品とは使用する添加剤の一部が異なる事から、BOREDオフィシャルとしては混合カスタムを推奨していません。
大丈夫な場合もありますが大丈夫ではない場合もあると言う事です。
その理由を。
で、まぁ今回の発売まではネタとして伏せて来た事はご承知頂けるかと思うんですけど、とにかくいずれもフルエステル化学合成油をベースオイルとしている事からベアリングに対してオイルの馴染みが非常に早く、準じて誰でも注油後にスプールを回転させたりハンドを回したりすると思んですが、その行為により添加剤の反応速度が非常に早く促進されるので、事前に仕込んでおけばフィールドでもすぐに効果が表れやすいと感じています。
特に各種存在している被膜生成系の添加剤においては、例えば酸化防止剤、摩耗防止剤、摩擦調整剤、極圧添加剤、防錆添加剤など様々な種類が存在していまして、これらのいずれを使用するのか?その併用は?その配合は?と非常に多岐に渡る組み合わせとなってしまい、BOREDの様に自社生産につき日頃から色々と組み合わせを試しておける利点はもはや財産とも言えますが、今回のUL100オイルとEX5オイルで使用している添加剤は摩耗防止剤と防錆添加剤がコンパチされている効果となる事で作り手としては非常に助かっているんです。
けれどまだオチがありまして、この添加剤について材料メーカーが推奨する配合量は0.1%~5%とこれまた範囲が広いもんで0.1%単位で試作して行くのも凄く大変なんですね。
だって0.1%単位だとして50回も試作する事になりますからね。
だからこそイレギュラーなスポット生産につき通常業務の合間をみながら数年も時間を要してしまったと言う事でして。
しかも仮に0.2%で良い結果が得られたとしても、3%でも全く同じ結果が得られてしまう場合もあって、なのに0.5%では殆ど変わらない結果になってしまったりと。
これホントです。
だからシンプルに多く配合すれば良いと言う訳じゃないんです。
比例しない。
根本はベースオイルの分子と添加剤の分子がベストな状態で繋がっているかどうかと言う事になるので、この点だけが凄く難しいのは机上の計算では出て来ないと言う事でして。
一応国内の材料メーカーにおいてはこれらを大まかにパッケージして販売している場合もあるんです。
やはり試作が大変だからでしょうね。
でも用途が一般的に想定される○○用に該当しないのがホビー分野の難しいところで、例えば油圧作動用などの様に一般的な工業分野で想定される場合は楽なんですけど、ライトゲーム向け?ジャイアントベイト向け?じゃ材料メーカーにも材料業者にも通用しませんのでね。
そこで普段からBOREDが材料を探す際に材料メーカーや材料業者に伝えている点として、基本的に○○業で使用する前提としてその機構にマッチする箇所?部品?での使用を条件としています。
まぁこれ以上語ると企業秘密を含むのでアレですが。
所詮フィッシングリールなんて荷重で言えばチャリンコやスケボーはおろか工作機械には到底及びませんし、回転で言えばラジコンやリューターなど高速回転モーターを使用する電動機械には遠く及びません。
なので油膜強度においては想定する荷重を自転車で設定しているのがBOREDの常となりまして、その中でも完全にオーバースペックな最大荷重の方向で設定しているんですが、それら以外の添加剤については中々難しいところと言う事で上記の様にトライ&エラーで試作を続けるしかないと。
元々METHODオイル&グリスで使用している材料であれば全てを把握しているので楽なんですが、今回の様に新たな材料を試すとなるとそれだけで相当な時間を要すと言う事なんです。
そんな大変な事情をアピった上での今回。
明日正午12時よりBORED STOREよりお早目のご注文をお待ちしています。

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