ようやく製品のサンプルテストを終えた20カルカッタコンクエストDC 201HGをフルメンテナンスしています。
前回も書きましたけど。
とは言えもちろん日常業務の合間などに行っているので中々思う様には進んでいませんが、今日はバラしてあるボディのフレームを自宅へ持ち帰り、中性洗剤と熱湯で固着した塩を出来る限り綺麗にしてみました。
基本的に塩の侵入や固着は少ない方だとは思いますが、リールフットに使用されているリベット周りやボディに空いたネジ穴の端面などには薄っすらと塩の固着が見られました。
先ずはヤカンでチンチンに沸かした熱湯に浸けて30分ほど放置。
その後で歯ブラシに中性洗剤をつけてゴシゴシとひたすらに各部をブラッシング。
次に再度チンチンに沸かした熱湯に浸けて放置してみた画像。
まぁ見た感じは殆ど落とせたかなと言うところ。
今回はワンウェイを装着したまんま行いましたが、これは取り出してシッカリとウエスで拭いた後、ビニール袋へ入れたシリカ剤と共に入れておけば水分はかなり効率的に吸収されちゃうんで安心です。
シリカ剤はお菓子なんかに入っている乾燥剤の事ですが、自分はカメラ用の強力な物を使用しているので半日程度でカラッカラに完全乾燥しているでしょう。
これで全てのパーツ洗浄と補修パーツも届いたので、また日常業務の合間をみて組み上げれば完成。
じゃなくて。
実は今回の様にフルメンテナンスしたのには理由があって、また同時進行で別のサンプルテストを行っていたからなんです。
グリスでもオイルでも無いんですけどね。
これは熱湯で洗浄するのが効率的だったりして、その為のフルメンテナンスでもありました。
まだこの先も有効と思われるケミカルは順次開発していますので、その為の初期テストは自分自身でやらないとね。
ある程度製品化に近付けば今度は逆に他人にテストしてもらうのも重要なんですが。
ま、とにかく今回は酷使してきたカルコンにお疲れ的な意味を込めての入浴でした。
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