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2024年9月16日月曜日

記事。

自称ミニマリストな自分。
保険の意味で装備を余分に携帯するよりも、必要最小限で収める事に美しさを感じます。
例えば釣行でも山行でもヘッドライトの電池を予備として携帯する場合、自宅に5本パックの電池があるとするなら、ヘッドライトに必要な2本だけを持参して残り3本は自宅に置いておくとか、今季節になるとフィールドで猛攻を受ける蚊に対し、虫除けスプレーを携帯する事も多くなりますが、例え200ml入りを買ったとしても別の50ml入りスプレー容器へ入れ替えて携帯します。
みたいな事。
これがあらゆる携帯品において徹底していると言う癖。
とにかく面積と体積と重量を減らせるなら多少面倒でもソッチを優先します。
なので基本的にアウトドア全般で使用するバックパックとかウエストバッグなどにおいては強さよりも軽さを優先する事が多く、今やエックスパックとかダイニーマなどの強くて軽い物も出て来ているので、どちらか選べと言われたら高くても軽い方を選んでしまうと言う事。
で、何が言いたいのか?と言えば、同じアウトドアと言う大きな括りの中なのにハイカーに比べアングラーはその辺りを追求していない。
これは多くのフィッシング関連メーカーも悪いんですけどね。
と言うのも数年前からアチコチで使われる様になったコーデュラナイロン、主に500Dや1000Dや1500Dのナイロンや他にもポリエステルやらリップストップナイロンなど今や定番のラインナップを誇ります。
これはアメリカのインビスタ社が開発した高強度の糸を使用したナイロン生地なんですが、昨今では洋服とか靴とかあらゆる物でも使用されていますよね。
笑っちゃうのはプライヤーケースとかドリンクホルダーとかまでもがコーデュラ。
この強度って釣行で必要あります?
いや、ウエーダーの膝とか尻とかの部分補強なら分かりますよ、でもフローティングベストですら恐らく必要無いレベルです。
しかも1500Dなんて軍隊(MIL-SPEC)レベルですから。
ま、厳密にはMIL-SPECとは違うんですけど。
話が逸れましたが、なので特にフィッシングアクセサリー界には「これ要る?」とか「これじゃなきゃ駄目?」って物が多い気がして、それをマジメに製品化していたりする気持ちは分かるんですけど、買う側としても自分ならソコに金を使うなら予備のリーダーを買うし替えのフックを買うし良いケミカルを買うかなって、あっ。
一般的に「痒い所に手が届く」的な製品って割と過保護すぎ?と言うか結局は無駄ともとれる物が多く感じ、冒頭の様にミニマリストな考えを持つと自然と淘汰されて来ます。
その分を消耗品で使ったりした方が有意義じゃんとなる。
そりゃ基本的には誰が何を買おうが知ったこっちゃないんで別に文句は無いんですが、フィールドで余りにもガチャガチャしてるアングラーを見ると「重くないのかな?」とか「安心するのかな?」って思っちゃう。
そんなアングラーを見て1mmもカッコイイとは思わないし。
とは言え現在自分が使用しているフィッシングバッグなんてNBのMT1996ってオールドスクールなデザインの物で妥協しているんですが、本当ならやはりウルトラライトな生地を使用して自分仕様で作りたいなとは思いますよ。
ま、製品として作るルートはあるんですけど、巷で受け入れられるかとなると微妙。
だから同じアングラーでもエクストリーム系とかトップウォーター系のアングラーって、そこら辺に拘りがあったり取り入れたりする人が多いから好き。
さて、画像は余り物で自作して釣行時に携帯しているノッターです。
18mm径で70mm長のカーボンパイプにゴムとPVCの熱収縮チューブを二重に重ねてあります。
これで自分用途では十分に実用出来るし困った事もない、もちろん最小限で最軽量なのは言わずもがな。
でも根掛などでラインブレーカーとして使う場合はバレーヒルこと邪道のストレートロングプライヤーを使用します。
プライヤー?そう、けどもちろん根掛したラインを手元で切る為に使うんじゃなくて、グリップのゴムが無駄にブ厚いんですよ邪道のストレートロングプライヤーって。
なのでこのグリップ部にラインを何重か巻いて引っ張ると言う使い方。
メチャクチャ力も入るので一石二鳥で重宝してまして、これも道具を少しでもコンパチしたりするミニマリスト的アイデア。
と言う事でミニマリストやウルトラライトの世界って、目的は只一つ「行動力」のアップに他なりません。
特に山行ではその差も顕著で10kgのパッキングと7kgのパッキングとでは足腰に掛かる負担が全然違う。
この山行で学んだ世界を釣行で応用したり、なんなら日常でも実践していると言うのが現在の自分。
もはや厄介な癖。

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