新年早々からタフなニュースが続いていますね。
能登地震は流石に元旦の悲劇と言う事で衝撃を受けましたが、日頃から暖房の効いた部屋で食べたい物を食べ飲みたい物を飲めている環境に感謝しなければと改めて。さて、今日から本格始動の取引先も多い事からBOREDも今週は提携業者や材料業者を訪問して挨拶がてら毎年恒例のベースオイルの手配を行ないます。
過去にも書きましたがBOREDのMETHODオイルがオリジナルとして生産されるフローを軽くご紹介。
現在BOREDのMETHODオイルで使用しているベースオイルはエステルが3種類とポリアルファオレフィンが2種類の合計5種類です。
これを年一契約で特注生産依頼していますが、毎年1月の大仕事はこの発注から始まります。
先ずは材料業者にてその年に使うベースオイル一年分を特注仕様にて発注し、1月3月5月…と奇数月の隔月にペール缶や一斗缶に小分け納品される様に指示します。
次に納品されたベースオイルを今度は提携業者へ持ち込み、業務用メーカーより仕入済の各種添加剤と配合する作業を行います。
ちなみに業務用メーカーは国内最大手もあれば地方の小規模メーカーの物も使用しています。
これら配合作業には提携業者での専用設備が必要となり、BOREDで試作開発したレシピ通りにタンク内で攪拌や混合を行います。
つまりこのタイミングで生産スタートとなります。
BOREDの場合は市販他社の殆どで使用されている「保存」や「外観」に関するだけの添加剤は不要と判断し殆ど使用していません。
多少ながら変色や泡立ちなど見た目に変化が発生したとしても、基本的に常温環境下で使用するMETHODオイルには性能変化は殆ど発生しないからです。
分散洗浄剤や消泡剤などMETHODオイルの目的とは異なる添加剤は基本的に不要です。
それに製品自体が使い切りの小分け容量でもありますし。
話を元に戻すと、この提携業者で混合されオイルとして完成された物が一斗缶やスチール缶に充填されBOREDへ納品されます。
最後に納品された各オイルを外注倉庫へ持ち込み、特別に用意して貰っている作業スペース内で半自動充填機を使い容器へ充填し、スポイドキャップを取り付けラベルを貼れば完成です。
この外注倉庫での作業は全て手作業になります。
シャンプーや食器用洗剤の様に一日に何万本も生産される訳ではないので、BOREDの場合この生産方法が今のところベストであって、この段取りを本日から開始して今週中に全て手配完了させます。
と言う事で毎年の事ながら各業者が本格始動した1月上旬は上記のフローにてBOREDのMETHODオイル&グリスをオリジナル生産していると言う事です。
そして、現在欠品や品薄が続いているMETHODオイルなんですが、先ほど外注倉庫に出向いた際に極少量の資材を見つけましたのでBORED STOREの在庫をちょっとだけ更新しています。
本格的な在庫補充生産が開始されるのは来週からとなりますので、1月中旬から順次在庫補充が行われる予定となります。
先ずは新製品ZAYTオイルとBSLUオイルから、次いでNEMEAオイルとBALBOAオイル、最後にLIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルとCHIMERAオイルの順にて今年一発目の入荷となりますので参考まで。
もちろんMETHODお取り扱いDEALER各店には十分な在庫があるショップもありますので、そちらも併せてゼヒご利用くださいね。
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