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2024年1月8日月曜日

記事。

何度かこのDARKSIDEBOREDBLOGでもご紹介して来た、昨年の夏より導入したアブのレボビースト41HS-Lについて。
殆ど同じタイミングで2台を導入し1台目はビーストロケットのギアを移植したXGとして、2台目は純正ギアのまんまHGにて使用していますが、導入理由はビッグベイトやジャイアントベイトなど負荷の高い条件で使用しているユーザーが多いと実感したから。
実際に昨年秋にBOREDも協賛した博多湾ビッグベイトシーバスバトルのリザルドでも、上位3位の内2台がビーストだったと記憶しています。
基本的には常にシマノをメインとして来た自分ですが、丸型アブ以外では初めてロープロのアブを使う事もあり検証的な意味も含めての導入でした。
でも実物を手にして細かな部分を見ると構成や素材などネガティブ要素も見られながらも決定的な不満では無く、実用してみた上では2つのポジティブ要素の方が強かったと言う優秀なモデルでした。
先ず、ロープロボディの37.5mmスプールながらラインキャパが十分あると言う事で、シマノに当てはめると250番的なラインキャパがこのボディサイズで得られると言う事。
次に、アブのIBブレーキと言う遠心とマグネットのハイブリッドブレーキが非常に効きが強く、ブレーキマックスで使えばバックラッシュは絶対に有り得ないほど強力なブレーキとなっている事。
これらはユーザーが求める実用要因として上位なのでは?と思われる点でもあり、それがこの価格帯で得られると言うのは純粋に素晴らしい。
そしてBOREDのMETHODオイル&グリスのサンプルテスト機として何度もバラして現在に至る訳ですが、半年以上ビッグベイト専用として使用して来た結果からメインギアとピニオンギアが他社よりも若干摩耗し易い素材なのかな?と感じています。
同じブラス(真鍮)素材でも厳密にはバリエーションが多く存在しているので、その違いなのか成形や加工に寄る違いなのかは分かりませんが、自分の手持ちリールで比較すると明らかにシマノの200番よりは摩耗が顕著に見られます。
とは言え、昨年6月からは毎週の様にフルキャストでの遠投とハンドルでの操作を意識し、真夏にはデイの炎天下で続けて連日使用して来たり雨天や湿度の高い中でも使用して来たり、もちろん使用後は敢えて水洗いもせずにとワザと負荷を与える様に使用して来たので、こんなもんか?と言われたらそうなのかもしれません。
それに現時点でボディ内部には錆も一切発生していなく、ベアリングの交換も年末に初めて行ったのみで他のパーツ交換は無しと言うのはビッグベイト専用で使用して来た条件を考えれば優秀なのかも。
と、諸々上記の事を含んで考えるとコスパは明らかに高い。
昨年末の最安値は16000円台で現在でも19000円台となると、例えば3台同時に揃えてもカルコン1台相当の価格で、更にギア比違いで揃えればジャンル別に使い別けも出来るしライン毎に揃える事も出来る。
自分のセッティングはPE6号にナイロンリーダー60lbをメインとして、遠心ブレーキを6個中1個のみオン、マグネットは5個中3個のみで使用していますが、スプールベアリングにはBSLUオイルとBALBOAオイルを1:1で混合カスタムして使用し、これで例えば4ozのジョイントルアーを40m以上は安定的にキャスト出来ます。
もちろんビッグペンシルやビッグミノーなどの場合だと60m以上のアベレージと飛距離は大幅に伸びるので、オカッパリを主体としても実用にストレスはありません。
まぁ、飛距離はロッドに依存する割合が大半なのですが。
そして何より上記にも書いた様にとにかくブレーキが強力なのでデフォルトではバックラッシュ知らず、ブレーキ設定を煮詰めて行けばかなりシビアなセッティングまで行き着かせる事も出来ます。
同価格帯のミドルクラスとしてスコーピオンMDと共にパーミングのし易さや使用想定のラインキャパなどでセレクトするのも良いでしょう。
その他BOREDのMETHODオイル&グリスを使用したセレクトやセッティングは過去記事のコチラhttps://darksideboredblog.blogspot.com/2023/12/blog-post_15.htmlにてご確認を。

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