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2023年10月11日水曜日

記事。

本筋の進捗です。
夏前にBSLUオイルの2ndサンプル試作と合わせベースオイルの仕様を決定し、残すは添加剤による方向性のみを試行錯誤して来ました廃盤HYDRAオイルの後継製品。
これ結局のところ色々と探っていくと残された道は「シャバシャバ系」しかないじゃんて事になりまして、超低粘度としては既にBALBOAオイルが在る事もあって同類の粘度や粘性にしても意味が無い。
しかも低粘度~中粘度はCHIMERAオイル、LIGHT DUTYオイル、NEMEAオイルのゴールデンラインナップが在る事で、これらをTHICK HEAVYオイルやBSLUオイルと混合カスタムすれば全てに足りてしまうはず。
なら更なる超高粘度か?言うのは知識の乏しい人が考えるナンセンスなパターンであり、ガチ産業用として工作機械のギアオイル(オイルパンで使用)などで使うには適正であっても、リールごときで使う意味は全く無いと思っていまして。
ならグリス使えば良いじゃんて事なんでね。
ま、BOREDでもISO VG1000相当の超高粘度は材料?補助?として使う事もありますが、それ以上は材料業者ですら「何に使うの?」って笑っちゃうレベル。
なのでそんなに一般市場での価値も意味も需要も無いと。
だとすればやはり唯一不足しているターゲットは超低粘度になります。
でも先日はINX.labelのXRFオイルを別注生産したばかりでもあるので、それとはバッティングしない様にしなきゃならない。
なら完全に振り切ってISO VG5くらいまで粘度を落としてあらゆる粘性を排除してみるか?とかね。
これ想定の第一候補でもあったので実はもう試用しています。
SNSなどでたまにTリバーでキャストして来たと触れていたのは正にソレ。
で、結果的には一切粘性を持たせない強気のオイルにつき化学合成油ながら極薄油膜は間違いなく残っている、しかも恐ろしいまでの浸透性と拡散性はライトソルトやエリアトラウトなどのスーパーセンシティブなシーンには受け入れられそうだなと。
もちろんベースオイルはエステル化学合成油100%です。
ザックリ言うとINX.labelのXRFオイルの真逆となる特性と言う事です。
XRFオイルは独特の粘性を持たせてある事で超低粘度ながらブレーキが掛かる様な?油膜により引っ張られる様な?イメージを具体化させて設計していますが、これはベイトフィネスをメインターゲットにしているからの事。
少しベテラン向けのオイルと言えばそうかもしれません。
ブレーキチューンやカスタムスプールの使用を行っている猛者仕様とでも言うか。
ならばこの廃盤HYDRAオイルの後継製品はシッカリと強めにブレーキを調整してあるにも関わらず、純正よりも明らかに軽いレスポンスが得られる様になんてイメージ。
それに近年盛り上がっているチニングなどのタイコリールなどにも非常に有効。
これは過去のMETHODオイル製品でもラインナップして来なかった部分。
と言う事で自分の手持リール中では唯一フィネス仕様な14ブレ二アス、これには夢屋スプールを使用していますが、取り敢えずスプールベアリングに使用してTリバーでちょいちょいキャストしていると言う訳です。
何故Tリバーかと言うとBOREDから電車一本で30分もあれば着く最短フィールドだと言う事と、淡水なので毎回使用後に気を遣わなくてもテストを続けられるから。
もちろん最終的には海水でのテストも行いますけどね。
でも問題はこの14ブレ二アスを使っていると7.6ft位のベイトロッドが欲しくなってしまうと言う。
あ!そんな事よりBORED STOREにて欠品や品薄となっていましたMETHODオイル製品、昨日付けで在庫補充が完了していますので15時までのご注文は即日発送もOKです。

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