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2021年9月30日木曜日

裏技。

おはよう日本。
鬼残業が続いていまして既に朝なのでね。
さて、先日発売しましたMETHODの新製品EMGエマージェンシーオイルセット。
お蔭様で好評を頂き既にBORED STOREの在庫が僅少となっていますが、まぁ毎回新製品の初回生産分は数が少ないもんで、また10月中には多少の在庫補充をする予定ですけどね。
でね、このEMGについてイキナリ裏技を公開しちゃいます。
と言う程の事ではないんですが、実はこのEMGは低粘度のLも高粘度のHも全く同比率で特殊極圧添加剤、粘弾性添加剤、ベースオイルが配合されていまして、全体の内70%が添加剤で残り30%がべースオイルと言う。
普通は逆であってベースオイルが95%位で添加剤が5%位ってのが流通している市販のオイルなんですが、このEMGはその逆としちゃってるところが凄いよと。
まぁBSLRオイルやHYDRAオイルもかなり添加剤割合が多いんですが、基本的にMETHODのオイルもグリスも添加剤割合が5%だなんて有り得なくて、製品毎に違うので詳細は省きますが平均して15%位が添加剤の配合率です。
では各種添加剤が多ければオイルの性能がアップするのか?と言えば一概には言えませんが、でも大体は各種添加剤が多ければ何かに特化した性能においては優秀と言えなくもありません。
基本はなんでもそうですがバランスなんですけどね。
で、本題。
このEMGはつまりもう添加剤だけと言っても過言では無いので、例えばLIGHT DUTYオイルの油膜をもっと強く粘っこくしたいよとか、CHIMERAオイルにヌルッと感をプラスしたいよとか、OMEGAグリスをもっとオイリーにしたいよと言った、BOREDがオリジナルとしている混合カスタムにも対応していて、これらMETHODのオイルやグリスに添加する事で特に摩擦や荷重に対する極圧性と油膜の飛散を防ぎ吸着性をアップさせる油膜性を向上させる事が出来るんです。
この辺りは結構METHODユーザーの中でも上級者向けになるかと思うんですが、たった数滴で化学的には数値が向上するはずなので是非お試しを。
そしてやはり特殊極圧添加剤の反応速度を早める為にも注油後は出来ればドライヤーなどを使用し、60度位で5分位温めててやる事で添加剤の反応が促進され被膜生成がすぐに行われます。
もちろん直火とかは絶対ダメですけどね。
と言う事で本来はレベルワインダーがカピカピになっているお馬鹿さんとか、ラインローラーが回っていないお馬鹿さんとか、チェーンのリンクが固まっているお馬鹿さんとか、ウィールから茶色い錆びた粉が出て来ちゃうお馬鹿さんが、フィールドで「アレ?なんか変」と言い出した際にチョロっと注油する事で「おおおっ!」と尊敬を得られますよってオイルではあるんですが、上級者のユーザーはもう完全に添加剤として使用して貰っても良いですよと言う事。
さぁ取り敢えず買っておきましょうね。

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