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2021年1月28日木曜日

自慢。

BOREDのMETHOD及びVITALお取り扱いDEALERであるMonster Kissの番頭YSD君が以前東京に来てくれた際にお願いしていた事がありまして。
その際にも何本か気になるロッドを持って来てくれたのですが、特に前々から気になっていたDear MonsterのMX-7を触らせて貰い、かなり自分の理想に近いヘビーバーサタイルなパックロッドであると確認していました。
ただ、実際に7ft前後のパックロッドであればVITALのTysonが自分の理想であるのは当然でもあり、もちろん製品直前の最終サンプルを今も一応自分のメインロッドとして使用している訳ですが、昨年秋から再開したシーバスでの大場所をターゲットに含めた場合だと7.2ftのレングスに若干不満がある。
そこで試しに昨年秋に入手したSHIMANOのFREE GAME C76Mを使用していましたが、最初は良かった物の慣れて来るといかんせんパワー不足だしレングス不足。
で、次に入手したAPIAのGRANDAGE STD C88Mはトータルバランスとしては最高に良かったんだけど、低中弾性の特徴がモロ過ぎて自分には合わない事に気が付き、例えば30g程度のルアーや40g程度のメタルジグを使う際にはキャストの度に気を遣わなきゃならなかったのでメンドクサイ。
そこでGRANDAGE STD C88Mを手放して同じくAPIAのGRANDAGE STD C76MHを入手してみたところ、これはまぁレギュラーサイズのルアーには良いなって印象で、こちらは高弾性も含まれている事でGRANDAGE STD C88Mより全然シャープだし、レギュラーサイズで30g前後までのルアーで攻めるには全てがちょうど良い湾奥運河専用としてキープ。
つまり7.2ftのXH、7.6ftのM、8.8ftのM、7.6ftのMHとシーバスで試して来たところで結局はミディアムだけが失格で強いロッドだけが残った訳ですが、これは完全に自分のスタイルと言うか癖もあるので仕方ない結果。
でもAPIAのGRANDAGE STD C76MHは最大50gのルアー表記。
これは少しオーバー目に記載されているだろうなって、実際に他の手持APIAロッドでも同じ印象。
実際には20g~30g前後が一番気持ち良くキャスト出来て操作していてもストレスが無いんだけど、それ以上の大きなウェイクとかペンシルとかを使うとダメ、自分的には操作出来ない。
そんなタイミングでスピニングリールの検証用として先日買ったJACKSONのSURF TRIBE 1062Mが強すぎて楽しそうで。
M表記だけどAPIAに置き換えるとMH表記が出来るパワーで、実際のバットパワーにおいてはH表記出来る位の強さ。
で、調べてみるとやはり40tの高弾性だった。
要するに自分の場合はH表記以上であれば高弾性でも中弾性でも良いんだけど、MH表記以下であれば絶対に高弾性じゃないとダメみたい。
もちろんレギュラーかレギュラーファーストなアクションで。
さて、本題。
自分の場合バスにはVITALのTyson 7.2ftがあり、もちろん製品になる前の別仕様なサンプルもあるし、ワンピースならあと数本持ってるけど本当の意味でマルチに使えるバーサタイルが無い。
と言うか自分のスタイルに合ったレングスとパワーのマルチピースロッドに出会えていない。
湾奥運河でのシーバスにはAPIAのGRANDAGE STD C76MHがあり、サーフでのシーバスをはじめ青物や底物にはライトショアも含めたJACKSONのSURF TRIBE 1062Mがあり、メインのバスにはVITALのTyson 7.4ftがある。
ではビッグベイトやビッグプラグなんかで大場所を狙う場合には何か必要なのか?を考えていたところ、シーバスロッド各社だと大体8.0ft以下しかラインナップしていないし、Tysonだとレングスが明らかに不足してしまう。
これは完全にボートシーバスしかターゲットにしていないんだろうと。
また最近ではシーバス用として各社10ft超えのベイトロッドも存在しているけどメインは大場所での使用のみが前提で、例えばショアから100gオーバーを投げるには無理のあるパワー表記、つーかこれだけ流行っているのに開発時点で全然ビッグベイトなどをターゲットに入れていない事が分かる。
ビッグベイトなんかは極端だからまぁそりゃそうなんだろうけど、ならやっぱり全てを許容出来るなら怪魚系だろうと。
そこでもちろん各社をチェックしていたんですが、いずれも何か不足していてオシイ性能ばかり。
そんなタイミングでMonster KissのYSD君より連絡を貰っていまして、実はMX-7のイメージで更にパワーもレングスもあるMX-8+を探して貰っていたアンサーメール。
あいにくMonster KissのオフィシャルストアMonster BASEでは現在欠品中なので在庫は無いんですが、ちょっとMonster Kissルートで探して貰っていた物が運良くゲット出来る事に。
しかも新品では無いんだけどまぁ超美品状態で付属品もバッチリ。
それならと言う事で早速手配をお願いしちゃいましたが、これはもう全てのヘビーロッドを使わなくても良いくらい最高に理想的で。
これね、もうバスもライギョもシーバスも、そしてアカメまで全部やり切れますよ。
もちろんレギュラー以上のヘビーな方向の話だけど、恐らく下は1/2ozから普通に無理なく扱えて、上は100gでさえ余裕で扱える不思議さ。
マックスは300g位イケるんじゃない?
なのに例えばZENAQのSOPMODみたいにヤワく無いと言うかバシッと感がある。
要するにバットはもう言う迄もなくクラス最強レベルなのに、ティップは予想に反してシャープながら柔軟で、ベリーも非常に強い癖に全体を追随する弾性を持っていると言うか。
余計に分かり難いけど、硬いけど硬くない、でも間違い無く強い。
ライギョロッドの最強クラスとは全然違うし、バスロッドの最強フリッピングロッドとも全然違う。
そしてなんと言っても8.4ftと言う最高のレングスなので、自分のカルカッタコンクエストDC201HGと合わせれば間違い無く飛ばせる。
あくまでも100gオーバーのビッグベイトを80m飛ばしたいんじゃなくて、通常は20gから40g位のルアーを80m以上飛ばしたい使い方なんだけど、ルアー交換する際に何の迷いも無く100gオーバーのビッグベイトやビッグプラグを結び変えて、ストレスもなくキャストに気を遣う事なく振り抜いて使いたいって事。
そうなるとベイトにおける国内マルチピースロッドだと限りが出て来る。
もちろん出来れば日本国内生産のプライドも欲しいし、何よりメーカー自体の実績には拘る。
これは所有欲に直結する最低条件。
自分的には2ピースでも良いんだけど欲しいモデルも見つからず、それに結局は直ぐに買える物自体が市場にないんであれば、これはお付き合いを職権乱用して何よりこの手のパイオニアでもあるMonster Kissに相談してみようと言う事での今回な訳です。
そこで朗報ですが、このDear Monster MX-8+がナント2月頭より受注再開との事で5月にはデリバリー開始されちゃうみたいです。
独りで騒いでないでもうちょい待てば良いだけの事でしたw
それに5月になるとシマノならアンタレスDCとか21カルコンとかスコーピオンMDなんかのベストマッチなベイトリールも発売されるタイミングだしね。
このタイミング調整は番頭YSD君の手腕なんでしょうか?
5月って事は真夏のカバーゲームとしてバスでもライギョでもいけるし、もちろん大場所でのリバーシーバスやらライトショアジギングなんかにも使えちゃうタイミング。
これはもう一本いっとくか俺?
この急激な寒さと予想以上の雪となった東京。
今日で3日連続して怒涛の大量出荷を終えたHEDGEHOG STUDIOへの発送作業も無事完了し、ようやく自分的にはホッとしていたところへMX-8+の到着。
これは自分へのご褒美として事務所内でニヤ付いています。
モンキス万歳。

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