早速。
結構お問い合わせも多いので実際にBOREDで実用している物を対象にオイル&グリスを記載してみました。
ので、あくまでも自分に近い使い方だなぁと思えば参考にしてみてください。その1ベイト、20カルカッタコンクエストDC 201HG。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ専用として、30g位~130g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーはフロロの45lbまたは50lbで使用。
スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイにはCHIMERAオイルとLIGHT DUTYオイルの同率混合カスタム、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLRオイル。
その2ベイト、18バンタムMGL XG。
これはバスフィッシングをメインにスーパーヘビーカバーでのラバージグやフロッグ専用として、14g位~35g位までをピッチングやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはGOLYATオイル、ワンウェイにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはLIGHT DUTYオイル。
その3ベイト、18バンタムMGL HG。
これはバスフィッシングをメインにライトカバーでのバズベイトやスイムジグ専用として、10g位~28g位までをフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはGOLYATオイル、ワンウェイにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはLIGHT DUTYオイル。
その4ベイト、17スコーピオンDC 101HG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトからヘビーウェイトのプラグ専用として、14g位~45g位までをフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの3号でリーダーはフロロの30lbで使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイにはCHIMERAオイルとLIGHT DUTYオイルの同率混合カスタム、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリスの上からOMEGAグリスを追加カスタム、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLRオイル。
その5スピニング、19ヴァンキッシュ 4000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ専用として、10g位~35g位までを大場所でフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.2号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはKRAKENオイル、スプールベアリングにはHYDRAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリスにOMEGAグリスを追加カスタム、ウォームシャフトにはOMEGAグリス、フェルトドラグワッシャーにはALPHAグリス、その他は純正。
その6スピニング、21ツインパワーXD C3000XG。
これはシーバスフィッシングをメインにライトウェイトからレギュラーウェイトのプラグ専用として、7g位~28g位までを小規模運河でフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの16lbまたは20lbで使用。
ラインローラーはKRAKENオイル、スプールベアリングにはHYDRAオイル、メインギアとピニオンギアにはTHETAグリス、ウォームシャフトにはTHETAグリス、カーボンドラグワッシャーにはTHETAグリス、その他は純正。
その7スピニング、21コンプレックスXR C2000 F4 HG。
これはライトソルトフィッシングをメインにライトウェイトのプラグまたはワーム用として、2g位~7g位までを小規模運河やオフショアでショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの0.6号でリーダーはフロロの8lbで使用。
ラインローラーはKRAKENオイル、スプールベアリングにはHYDRAオイル、メインギアとピニオンギアにはTHETAグリス、ウォームシャフトにはTHETAグリス、フェルトドラグワッシャーにはALPHAグリスとTHETAグリスの同率混合カスタム、その他は純正。
その8ベイト、ABU 4601C GUNNARとROYAL EXPRESS
これはナマズやライギョをメインにレギュラーウェイトのフロッグやプラグ専用として、12g位~35g位までをフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの65lbでリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイにはCHIMERAオイルとLIGHT DUTYオイルの同率混合カスタム、メインギアとピニオンギアにはSIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはLIGHT DUTYオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、コグホイールなどのプラギアにはTHICK HEAVYオイル。
以上。
とあくまでもBOREDで実用しているリールであり、酷使しているとか出番が少ないとかは関係無く記載しています。
そしてスピニングにおいては余り完全分解してのメンテナンス経験が無い為、触ると恐そうな箇所などに不具合が無ければ純正のまんま使用しています。
そして「その1ベイト、20カルカッタコンクエストDC 201HG」に限っては、今年に入ってから使用後は必ず30度位のお湯を溜めたボールにドブ浸けしてハンドルを10回ほど回転させて取り出し、スプールだけは再度ボールにドブ浸けしてラインに染み込んだ海水?悪臭?を取る為に5分位沈めておきます。
これをやるとギア関係?の塩シャリシャリ感が無くなるんです。
その後ボディのサイドプレートを外し、スプールも外し、メカニカルキャップも外してから良く振って水気を取り去り丸一日放置して水分を乾燥させます。
そう、ルアーを洗うついでに毎回ビッグベイトシーバスの後は台所でやっていると言う事です。
その後は特に大きな不具合を感じなければスプールベアリングや周辺を綿棒で簡単に拭いてからベアリングに1滴だけオイルを注油し、同じくスプールシャフトの各所やクラッチなどにも同様に薄くオイルを塗布してから元に戻します。
但し、ドブ浸けするまではワンウェイのメタルカーラーに錆が発生する事は無かったんですが、ドブ浸けする様になってから薄く錆が発生する場合も出て来たので、何度か使った後にはワンウェイだけでもクリーニングと注油を行う様にしてます。
ま、でも結局ボディを開けたらギアなどにも新たにグリスを塗布しちゃいますけどね。
これが現在BOREDで実用している各種リールとそれらに使用しているオイル&グリスです。
もちろんこれら以外のパーツも膨大にありますが、それら組付時に使用するアッセンブルオイルとしてCHIMERAオイルを薄く塗布していて、グリスを薄く伸ばして塗布する事はしていません。
基本的に一般的なキャストのみを中心に使用しているので、オフショアで何百メートルもフォールさせるバーチカルジギングとか、またはサーフでメタルジグを100m飛ばす様なフルキャストなども経験がありませんが、およそ上記の使い方で機種による使い別けの参考にはなるかと思います。
と言う事で長文失敬。
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