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2021年3月8日月曜日

記事。

昨年末から新年を迎えて早くも年度末になろうとしていますが、鬼残業や超多忙などでテンパっていた超繁忙期もようやく山を越え新年度を迎えようとすると思い返す事があります。
世間一般的に事業主や経営者って金銭と仕事のイメージが常に付きまとっていると思うんです。
そりゃね、金を生み出す側と金を貰う側の違いと言うか、根本的に業務上においての立場も違うし腹の括り方が違うから四六時中常にビジネスの事を考えているんでね。
簡単に言えばサボれる人かサボれない人かって事で、まともな事業主や経営者は基本絶対にサボれない人だからね。
でも、そこに何か根本的なシンボルが無いと特に日本人は成功ばかりを意識してしまい、それこそが最重要って思ってしまいがち。
上場している様な大企業なんかの場合は経営者イコール創業者では無いパターンが多いのでこれはもはや次元の違う話として、そうでは無く自分で起業した何かしらのシンボルをもっている創業者である経営者の話ね。
成功の価値観って人それぞれ違うでしょ?
自分の場合だと成功の目安は一般サラリーマン基準なんです。
つまり息子を大学なのか専門学校なのか高卒なのかは分かりませんが、とにかく最終学歴をクリアするまで見届けた後で無事に成人させられるかどうか。
これをクリアしたら今のBOREDを立ち上げた意味があったと言う事。
だって完全に自分のライフワークと言う好きな事しかして来てないのに、息子を立派に成人させたとすれば大したもんじゃないですか?
これで俺も世間一般を代表するキャラであるサラリーマンと同じ事が出来たなって。
でもね上記を求め過ぎて金の亡者みたいな経営者になっても宜しく無いし、逆に一切上記を求めて無ければ単なるダメ父&クズ夫でしかない。
そして全てが成功を求めガムシャラになり過ぎても良くないと思っていて、楽しみながらジックリとあらゆるベクトルを想像しながら進んでいかないとパクリやマネになっちゃう。
「成功に拘り過ぎて過程を楽しんでいない」
これじゃ何をやってもストレスが増えるだけでしょ?
特に自分の様に「モノツクリ」を生業にしている人間は常に最短での成功と最速での達成を望んでいます。
これは業務と言う意味では全くの正解なんです。
つまりは段取や効率を重視して「モノツクリ」を出来るだけスムーズに「金」にする必要があるから。
そうでなければ単なる趣味でやれば良いだけの話。
でも自分の生業を人生として考えた場合には話が違って来る。
簡単に言うと全てに興味が無く楽しくない事なら無理してやらなければ良いし、その逆で楽しい事ならその中にある楽しくない事も含めて許容すべき。
自分の場合で言えば2003年にダラ~っと立ち上げたBOREDが今年で18年を迎える事になり、その18年間の全てが極楽人生だったかと言うとトンデモナイ話で、BOREDにおいて良い事30%悪い事70%ってところが妥当な線。
じゃ、楽しくないのかと言うと100%楽しい。
それにBORED立ち上げ時の2003年に夢見ていた自分には既に成れたし、今はその先を行っているつもりだけど現在進行形で未完成でもある。
なので自分が代表者であるBOREDとしてのシンボルは自分の「ライフワーク」であって、そりゃ楽しいに決まっている。
成功と葛藤。
これら2つの事を常に意識させながら時にはデスクで時にはフィールドで考え抜くと言う脳内作業を常にしています。
現代はネットの普及で情報も多く得られ10年前や20年前と比べて「机上の理論」も大抵は正解だったりする事も多い。
但しその答え合わせはフィールドで行うべきであって、こればかりは実際に使用した上で判断せざるを得ない。
BORED代表者である自分が2003年に立ち上げ、当初BOREDのルーツはサイクルだったんですがライフワークと言う意味ではフィッシングでもありハイキングでもあり、要するに直訳すれば「外遊び全般」なアウトドアなんです。
それは使う為の「モノツクリ」であって見たり聞いたりする様な物では無い使ってナンボの製品ですから。
なので今後も自分のライフワークを中心に常に成功を目指しながらも葛藤し、それをも楽しんでガレージメーカーであるプライドだからこそオリジナル性に富んだ製品へ反映させて行く。
これは今後も変わらないかな。
って事を改めて思い返しテキストとして発信する事で色々な意味で確認しています。

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