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2020年11月10日火曜日

記事。

ヘルニア腰が痛いっす。
METHODの在庫補充に終わりが見えて来たと入替でVITALの在庫補充を開始したんですが、この数日は結局どちらも手を付けている事になるので中々堅気の時間帯には自由な時間が作れません。
って事で夜間にDARKSIDEBOREDを更新している訳なんですが、これまた土日の定休日中にSNSのメッセージで質問が来ていました。
でも土日は基本的に定休日なもんで、以前にも文句w 言いましたが製品に関する質問などはオフィシャルメールアドレスまたはBORED STOREのコンタクトフォームからお願いしますね、ホント。
そこは基本メリハリ付けたいんです。
さて、本題です。
釣り系YouTuberの空蘭々さんが以前何かで書いていた様な?コメントで他の人だった様な?ちょっと記憶が曖昧ですが、塩素系のオイル添加剤が環境や人体に有害だと言う事に関して少し誤解をしているみたいですね。
塩素系添加剤とは基本的極圧添加剤の一種として、金属の表面をワザと酸化させて摩擦などから金属本体を保護するクッション目的の極圧添加剤なんですが、酸化とはつまり超簡単に言えば錆させると言う事です。
その塩素系添加剤を使用している市販オイルとしてナ〇〇〇〇とかベ〇〇〇〇〇などがありますが、あ、これ同じ所が作っているんですかね?スプレー缶容器のパッケージが似てるんで。
で、塩素の何が良く無いのかと言うと、単に用途に寄っては悪くないと思うんです。
でもホビー用途であるフィッシングやサイクリングなどでは普通は使いません。
それは塩素化パラフィンと言う素材が摩擦や気温などにより気化した際に出る気体が人体や環境に悪影響を及ぼすと言われているからであって、つまり発がん性物質が含まれていましてオイルの超先進国であるアメリカなんかでは届け出だか何かが必要だったはず。
要するに発がん性物質を敢えてホビー用途で使用する必要は無いでしょと言う事。
そこでその代用として流行のPTFEだったりモリブデンだったり硫黄だったりを使用して、塩素と同じ役割を他の素材でやれば良いじゃないって事が「塩素無使用」とか「塩素フリー」としている製品なんです。
BOREDのMETHODでも当然全て塩素無使用ではあります。
もし塩素を使っても良いんじゃないの?ってシチュエーションを挙げるとすれば、工事現場のブルドーザーとかショベルカーみたいな重機だったりだと思うんです。
今や金属加工の工場でも塩素無使用は常識になっていまして、昭和初期ならまだしも現代においてナゼ今更塩素を使うのかって言われちゃう程に現代では少しタブー視されている素材です。
ではナゼ塩素を使うのかと言えばクソ安くて直ぐに効果が表れるからって事と、ベースオイルを選ばなくてもソレナリに効果が表れると言う2点の事から。
つまりクソ安い鉱物油にクソ安い塩素系添加剤をちょびっと入れるだけで性能としては「ん?」って思うほど良い結果が得られるんですが、それを使い続けているとガンになっちゃうかもよって言うリスクが伴うって話なんです。
なので食品工場なんかでは当然使わないでしょうし、医療系設備とか半導体設備なんかでも使わないでしょうね。
と、言うか大手の油脂メーカー全てと言って良い程に「塩素無使用」はもう当然の事であって、環境に配慮している全ての工場では先ず使いませんよ。
調べてみれば分かります。
だからオイルが水面に垂れるとか、オイルが指に付着したとか、そんな事じゃなくて、使用に伴い気化して目に見えない気体となった物を吸い込んでしまうのは危ないかもよって事。
しかもそのオイルに使われている主成分のべースオイルはもしかするとクソ安いオイルかもしれませんよって事で、もはやべースオイルのグレードがなんて関係無くなってるんですね、塩素系は。
なので少しでも良く無いよって言われているんであれば、専門業者では無くホビー用途で使用する一般ユーザー向けでは無いよねって事で使わない方が無難ですと言うBORED的考えです。
って死んだ婆ちゃんが言ってました。

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