昨年の真夏にもポストしましたがMETHODのDEFENSIVE防錆コーティング剤について少しエディットして再度。
このDARKSIDEBOREDBLOGのヘッダー下にある検索窓に「DEFENSIVE防錆コーティング剤」と入れて貰えると多数の関連記事も出て来るんですけど抜粋した下記のリンクをゼヒ見て頂ければと思います。コチラ https://darksideboredblog.blogspot.com/2024/07/blog-post_05.html
コチラ https://darksideboredblog.blogspot.com/2023/05/blog-post_24.html
コチラ https://darksideboredblog.blogspot.com/2023/09/blog-post_6.html
コチラ https://darksideboredblog.blogspot.com/2023/05/blog-post_22.html
先ずBOREDのMETHODにはオイル&グリス製品とケミカル製品の2ラインが存在している訳ですが、このDEFENSIVE防錆コーティング剤はケミカル製品中で一番新しい製品となりまして、だからと言う訳ではありませんが最新の手法を用いた防錆コーティング剤になります。
DEFENSIVE防錆コーティング剤は特別な道具や設備を必要としない筆や爪楊枝などで簡単に塗布出来る木工用ボンドみたいな液状の質感で、その中身には分子間結合と言う新しい手法(メソッド)が用いられています。
防錆成分自体がこの軟質被膜中に存在しているので化学的には防錆成分が、物理的には軟質被膜がダブルの効果で防錆していると言う事なんです。
なのでBORED STOREの製品詳細には塩水噴霧試験では1920時間以上と書いていますが、これはブッチャケ試験に掛かるコストの問題から途中でテストを止めた結果であって、実際には軟質被膜が付着している常識の範囲内であれば1年以上でも、自分実績では2年以上であっても防錆効果は持続します。
そしてDEFENSIVE防錆コーティング剤は金属に対してのみ有効なんですが、例えば金属の上から塗装されている様な物なら当然ながら対象となります。
だからアルミでもマグネシウムでもリールのメタルボディには当然有効となり、サイクルフレームやサイクルパーツなども当然有効となります。
要するに土台が金属であれば鉄系だけでなくアルミでもステンレスでもブラスでも全てに有効と言う事。
では欠点は?となりますね。
これは摩擦と言うか手に触れる場所においては軟質被膜が徐々に失われてしまう事で、それだと防錆成分が含まれている軟質被膜が経年により薄くなって行く訳なのでNG。
そして水溶性である事から水中での使用においては硬化後であっても徐々に溶け込んでしまう懸念もありますが、水が常に掛かる様な船の上や雨が掛かる様な場所は当然ながら全然問題無いので水中での使用だけNG。
なので頻繁に手で触る箇所と水中での使用には不向きと言う事で、それら以外なら常識の範囲内で水や湿度に対し全てにおいて有効となります。
それに硬化前は乳白色でも硬化後は半透明に変わるので、目立つ場所でなければ外観を大きく損ねる事もありません。
実際に画像のガイド根元にはDEFENSIVE防錆コーティング剤を処理してありますが、硬化後の画像なので殆ど分からないと思います。
夏なら処理から30分ほどの硬化時間で冬なら1時間~半日ほどで済みますので、先ずはガイドの根元などで試して貰えると分かり易いでしょう。
引き続きのお買い求めはBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店にてお待ちしています。