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2025年1月17日金曜日

記事。

なんだか毎年の恒例みたいなって来た材料の値上。
この1月は新年と言う事でBORED的には一年で一番の支出月。
そう、オリジナルで生産依頼しているベースオイルの発注がありましてね。
これは年に一度ドカッと支払する契約なんですけど、発注単位がハンパないもんで準じて支出もデカい。
もちろん全部が化学合成油な上に特注だから死ぬほど高い。
で、今回も2025年分として昨年末に発注を済ませてある分が近日中に入荷して来ます。
出来たてホヤホヤのベースオイルがペール缶や一斗缶に小分けされて来まして、これを提携業者へ持ち込んで各種の添加剤や化合物を専用設備により配合した上で量産します。
出来上がったオイルは外注倉庫のBORED専用作業スペースにて製品により着色などを加えて完成。
そして容器への充填やラベル貼を経て製品になると。
なので今月下旬には順次METHODオイル製品が出来上がると言う事なんですが、そのタイミングに合わせて各種の資材なども発注を行っていたところ、まぁ諸々が見事に値上してます。
実際には十数円ほどの値上ではありますが、数が数だけにトータルするとちょっとした物が買えちゃう。
これが何種類もあるもんで中々です。
ですがっ!BOREDは以前からお伝えして来た様に出来る限り販売価格を値上しない方向に努めていまして、なのでどこかでコストダウン出来ないか?プアな脳ミソをフル稼働しているんですけど、METHODオイルのラベルを少し変更させると効率的になる事もあり結果コストダウンになる事を発見。
それを次回のラベル発注時から実行しようと思っています。
ちなみにBOREDの製品ラベルってラベルの素材自体もクオリティが高くって、例えばMETHODオイルのラベルは透明PET素材につき透明度が高くて薄いながらも張りのある物を使用していまして、PET素材なので所謂ペットボトルと同じにつき透明度も耐久性も高いと言う事。
METHODグリスとMETHODケミカルのラベルは販促ステッカーと同じユポタック素材なので、樹脂ラベルの中では安価ながら紙ラベルの様な剥離は起こりません。
そしてどちらも溶剤強粘着な仕様。
だからMETHODグリスやMETHODケミカルのラベルは別に良いんですけど、METHODオイルのラベルについては少しだけ小さくすると現状の一つ下の価格帯で発注出来そう。
なので現状として一番面積の大きなNEMEAオイルとCHIMERAオイルのラベルサイズを一見すると気が付かない程度に小さくし、他はBSLUオイルのデザインをZAYTオイルと同じく黒フチにするとラベル貼り作業中のロスが少なくなるんで同時に併せてデザイン修正を行う予定です。
多分春辺り?の予定ですが別に大々的にアナウンスする様な事でもないのでシレ~っと変更する際にまたアナウンスします。
これで少しはコストを下げる事が出来るので、今回の値上においても気持ち程度にはなんとかなりそう。
ホントなら中華製のボトル容器やクリーム容器を使えばもっと安価に済むんですが、やはりBOREDのMETHODオイル&グリスはBOREDのマスターピースな部門製品な訳で、その顔とも言える容器やラベルを妥協してしまう様な事はプライドとして避けたいんです。
かと言ってバカみたいに箱に入れたりしたところで送料や在庫スペースが増すだけの話ですし、そんな無駄で過剰な梱包をしない代わりに製品自体の外観にはプライドを持たせていたい。
そんな思いから容器もラベルすらも日本製を使用している訳です。
オイル容器なんてこの容器メーカーの最高峰でセットアップしていますし、グリス容器も医療用の全光線遮断の物ですからね。
しかし、コロナ禍以降から毎年ずっと値上し続けている現状。
ならばシンプルに値上げしてしまおうと言うのは簡単な事なんですけど、そうじゃなくてBOREDでカバー出来る範囲においてはカバーしておかないと、こんなニッチな分野で値上げするなんて図々しい話。
あくまでもフィッシングリールやサイクルパーツにおいてオイルやグリスは単なる消耗品。
少しでもユーザーに迷惑が掛かる様な事だけは避けるべきであって、その辺りをワキマエタ上で品質と性能を追求してメーカー純正の一歩先を極め続ける。
他社の様にOEMで生産依頼した上にグループ2とかグループ3の安価な材料をBOREDよりも高い価格で販売している様な、それらとは全く別で上記の様に完全に自社で生産しているからこそ値上はシビアな問題だとしても何とか対応する事が出来る。
今のところは。
食品の価格高騰も米の消費量が多い我が家にとってはホント迷惑な話。
今日はキャベツが1個698円でしたし。
さて、PCの前で正座して待ってますんでご注文宜しくお願いしやす。

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