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2021年2月11日木曜日

記事。

まぁギターの指板で言えば「メイプルはダメなんだよねぇ、ローズウッドじゃないとさぁ」みたいな事なんです。
チャリのハンドルなら当然の如く切ったり入れたり巻いたり何かしら加工するもんなんです。
何を言いたいんでしょうか。
要するに自分はコルクグリップが苦手でして、20年程前は全然大丈夫だったのにナゼか突然コルクグリップがダメになってしまったんです。
何がダメかと言えば単純に滑るんですよねぇ。
握力が変わったからか?指や手がゴツくなったからか?原因は分かりませんが、恐らく20代と30代は毎日BMXな生活を送っていた事によるんじゃないかと想像しています。
ちょうど時期も重なるんでね。
その頃はメインロッドとしてパームスのエッジを664、665、666とベイトで3本揃え、更にマミヤのハンティングシャフトボロンを1本とウエダのプロ4を1本の全5本をバスボートに載せていたのが一軍で、それ以前に使っていたメガバスの初期デストロイヤーF4-66XとF5-66X、それにエバーグリーンのコンバットシャフトでガニングシャフトとスーパーウォーリアーの全4本を二軍として積んでいました。
全て同じ様なパワーのロッドですがw、その頃リールは確かカルカッタとチームダイワXを使用していたはず。
話を戻しますが、つまり一軍としてコルクグリップだったパームスのエッジやマミヤのハンティングシャフトを使用していたにも関わらず、何故か急にコルクグリップが滑る様になって来て、それ以降は現在まで買い替えたり入れ替えたりしたロッド全てがEVAグリップになっていったんです。
と言うか基本EVAグリップ前提でしかロッドを選んで来なかったんです。
でも先日はMonster KissのDear Monster MX-8+を手に入れたじゃないですか?
実はそのMX-8+を実際にキャストした2日間共にグローブをしていたんです。
ビッグベイトシーバスだった事もあり重量も寸法も遠心力も全てが大きい訳で、グローブ無しでは恐らく滑ってロッドを水中へ落としてしまっていたでしょう。
個人的にグローブは余り好きではないんですが、まぁ冬と言う事で寒さ対策も兼ねて使用してみただけで、このグローブ着用を今後の季節も毎回続けるのは無理だと判断。
って事で、Monster KissのYSD君に連絡して「大変失礼な事を承知の上でグリップだけカスタムして良いすか?」と事前に確認すると「全然大丈夫っす、気にしないっす」と快諾を得られたので、先ずは手っ取り早く既存のコルクグリップを特殊な滑り止め塗料で塗装してみました。
これはエポキシ樹脂なので塗膜がブ厚くてザラザラした感触になるんですが、以前VITALで発売したロッドでもリールシートに使っていた物で上手く塗るにはちょいコツの要る塗料なんです。
で、まぁ何と言うか画像の様にオリジナルの状態は維持しながらも凄く悪そうなロッドへ生まれ変わってしまいましたが、これで試しに使った上でそれでも滑る様であれば今度は潔くキチンとEVAグリップ化またはゴムグリップ化すれば良いかなと。
と言う事で地味に自分的には悩みの種であったMX-8+のコルクグリップですが、その苦手なグリップと言うリスクを承知な上でも使いたいロッドだったと言う事。
その位に自分のスタイルには合っているロッドだなって。
でも一般的にマグナムやジャイアントでは無く100g以下のビッグベイトを投げるに適したロッドはもうワンランク下のパワーでも十分過ぎると思いますので、その点は変に誤解しないでくださいね。
Monster KissのDear Monsterで言えばMX-7とかMV-75などがベストマッチな気がする。
と言うか自分が触った事のあるモデルがドンピシャだっただけなんですけど。
でも実際に比べているから本当の事。
なのに自分はMX-8+の「余裕」と「安心」な使い心地を愛して病まないほど気に入っています。

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