先日知人より相談を受けましたスピニングリールの糸ヨレについて。
ベイトリールの様にラジアル方向のみに回転する訳ではない事から構造的に仕方のない問題なのですが、これは基本的にどのメーカーのラインを使用しても解決する事は出来ません。
けれど個人的にはこれまでどのラインを使用しても殆ど糸ヨレを起こす事が無くて、そのBORED的な解決策としてラインローラーのチューニングがあります。
現在シマノで言えばラインローラーには耐水グリスがデフォルトで使用されていますが、この耐水グリスは当然ながらグリスなので回転が悪い事は言わずもがな。
爪楊枝などでラインローラーを回すとヌットリと動き、回ると言うよりは動くと言った表現が正解でしょう。
なのでBOREDではこの耐水グリスをキャンセルしてBALBOAオイルまたはZAYTオイルを使用し、とにかく回転性能を上げてやる事で低いラインテンションであってもラインローラーが動く様にしています。
画像の19バンキッシュC3000MHGはバリバスのアバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター(名前が長い)の1号を使用していまして、滑らかで柔らかいPEラインの代名詞として定番のラインとなっている事はご承知のとおり。
それまではゴーセンのROOTS X8を定番として使用して来ましたが、初老の眼球事情からもっと夜間の視認性を上げたいと言う事で現在はコレに。
けれどラインの性格としては真逆?に感じるほどコーティングの質が違っていまして、当初は指に絡み付く様な感覚から失敗だったか?とも思いましたが、その日の内に慣れてしまったので今は特にコーティングの差は気になりません。
で、本題。
シマノの場合で言えばラインローラーは基本的に分解不可としてASSYにて部品展開されているんですけど、もちろん画像の様に特に難しくなく分解する事は可能です。
分解さえしてしまえばベアリングに使用されている耐水グリスを脱脂洗浄して除去する事が出来、そこへBALBOAオイルまたはZAYTオイルを注油する事でシャーシャー回るラインローラーへチューンする事が出来ます。
これを組み付け直すだけの事なのでチューニングなんて大袈裟な事ではなく単に注油し直すだけ。
基本的にスピニングリールの場合は特にラインテンションが張っている状態で巻く事が前提となっている訳ですが、緩いラインテンションの状態でもこのチューンしたラインローラーであればラインが触れた際にキチンと動いている事が確認出来ます。
ラインローラーの役割は糸ヨレを軽減させる事を最大目的としている訳ですし、動く構造なら低い入力でも動いてくれた方が良いだろうと言う単純な考えから実施したんです。
けれど結果的に数人のスタメンで釣行してもライントラブルが圧倒的に少ないのは自分。
しかも基本的にスプールには100%~95%と常にラインが最大に近い量を巻いていないと気が済まないので、決してラインの量が少ないと言う事ではありません。
これは当然ながらシマノ機だけでなくダイワ機でもアブ機でも同じ事だと思うので、レギュラーサイズのスピニングリールにおいてはソレナリに効果が得られると実感しています。
大型ソルト対応のスピニングリールはまた話が別になるんでしょうけど。
なので自分が使用しているC2000、C3000、4000においては全く同様のチューンを一貫しています。
あ、現在4000は無いんですけど。
もちろん全てのカスタムやチューニングは自己責任ではありますが、PEの0.6号~1.5号などで使用される場合においては一度お試しを。

0 件のコメント:
コメントを投稿