連日アナウンスしておりますMETHOD新製品SARATOGAグリスですが、早速色々と使用箇所についてのお問い合わせを頂いています。
では早速。
先ず、一番多いご質問はドラグワッシャーやゴムシール以外にメインギアやベアリングにも使えるのか?と言うもの。
これはあくまでもBOREDオフィシャルとしては推奨しませんが、使えない訳ではないと濁した言い方をしておきます。
とにかくシリコーンと言う材料は「油脂」ではなく「樹脂」と考えて貰えれば良いんですが、その違いとしては一般的な潤滑油こと「油脂」は金属に対して付着または吸着して化学変化を起こす事で金属表面を保護潤滑させる理屈なんです、けれどシリコーンは不活性につき単にくっ付いているいるだけであって化学変化を起こす事がない分ずっとそのまんまです。
これが一番の違いです。
つまりシリコーンは不活性である事がウリな訳でして、不活性とは化学変化を起こさないと解釈して貰って結構です。
またシリコーンは厳密には人間が作り上げた有機化合物となりますが、材料自体のシリカはガラスやセラミックなどの様に無機質となります。
なので実際に変化を起こすとすればシリコーンオイル分が揮発したりするだけ?の事で、一般的な油脂の様に色んな要素により酸化や乳化を起こす事が無いと言えば分かり易いかもしれません。
なので金属であるメインギアやベアリングに使えない事もないのですが、単にくっ付いているだけで摩擦とか回転などの運動が加わりグリスが失われてしまった後には何も残っていないから焼き付きます。
その辺りを考慮した上で自己責任でご使用する場合は敢えて否定はしません。
この様な性質だからこそ各社リールメーカー純正においてもドラググリス(シリコーングリス)は必ずラインナップされていて、ラインナップしない訳にはいかない存在だと言う事なんです。
逆に言えばギアグリスやベアリンググリスと呼ばれている「油脂」グリスは得意な用途や対象はあるにしても、別に金属であればどこにどう使っても基本的に問題は起きないはずです。
ま、各社リールメーカーは純正としてアフター用品も売るべきなので、ドラグ、ギア、ベアリングとシンプルにラインナップしているだけなんですが。
次に、続けて多いご質問は耐熱性や耐水性について、そんなに違うものなのか?と言うもの。
これは確実に違います。
証拠って言うかケミカル製品って化学なので数学的?化学的?にも違うはずと言い切れますし。
これまでMETHODではラインナップして来なかった経緯はありますが、それはシンプルに現在のMETHODウレア系グリスが非常に優れている事もあり、一般的なリチウム系グリスよりもワンランク上の存在となります。
けれど先日も長文でSARATOGAグリスの説明にも書いたとおり、例えばGTやマグロを狙う際に使用する14000番とか18000番のスピニングリールで使われるドラグワッシャーにおいてはドラグシステム自体が他のサイズとは異なる訳で、一般的に馴染みのある1000番だ2500番だ4000番だとは全く構造や強度が異なる訳です。
なのに同じグリスで良いのか?となりますよね。
で、実際にはMETHODのウレア系グリスにおいては-20度~+180度の使用温度範囲がある点で既に他社のドラググリスと同レベルの性能な訳ですが、上限である180度を超える様な連続した摩擦による発熱に対応させる為には更に上限を上げるしかない。
なので先ずはMETHODのウレア系グリスよりも更に60度も高い超高温域の240度まで対応させる耐熱性を実現したんです。
これなら市販他社のドラグ専用グリスと比べても余裕で勝っているから安心でしょ?と言う事。
そして耐水性については先にも書いたとおりシリコーンは不活性なので単にくっ付いているだけで水分と化学反応は起こしません。
同じくプラスティックやゴムに対しても同様となるので、防水の為に配置されたゴムシールやOリングなども侵す事が絶対になく、加えてDCリールの基盤など周辺のシーリングとしても使えますし、しかも水分と化学反応を起こさないと言う事は耐水性または撥水性を持っていると言う解釈にもなるんです。
水には馴染まないと言う事は言い換えれば反発すると言う解釈になるからです。
なので例えばリールボディの内側に薄くグリスやオイルを塗って防錆対策としている場合、この場合は後でメンテナンスする際に毎回グリスやオイルを脱脂洗浄する必要があり、また場合によっては油膜が酸化したり劣化したりする事があります。
けれどシリコーングリスなら不活性なので単にくっ付いているだけで、以後のメンテナンスの際にもパーツクリーナーなどで簡単に拭き取ってしまえば後には被膜なども残っていない訳ですし、上記に書いた様に耐水性と撥水性を持ち合わせている分子構造上から水分とは馴染まないので使用に適していると言えます。
但し、誤解の無い様に言っておきますと決して乳化しない訳ではありません。
乳化と言っても油脂の乳化とは少し違いますが、水とシリコーンをシツコク混ぜ合わせれば乳化を起こします。
それが原因でシリコーンが劣化する事はありますが、けれど一般的な上記用途であれば乳化は稀と考えて良いかと思います。
これが現時点で頂いているお問い合わせの大多数です。
もちろんそれ以外にもお問い合わせを頂いていますが、それらは発売日とか価格についての事なので話は別。
ナゼこんなに連日アナウンスしているかと言うと、なんせBOREDの22年の歴史の中で初のシリコーン素材を使用していると言う点と、メインターゲットがドラグだと言う事でMETHODでは初のドラググリスとも言える製品が誕生した訳です。
しかも想定用途は自分目線では無いGTやマグロやヒラマサやカンパチやクエなどの大型魚で活躍するスピニングリールやジギングリールだと言う事もあって、だからこそMETHODのスキルと提携業者のスキルを全開で他社には存在しないシリコーン100%ながら超高温域の240度以上を誇るシリコーングリスが完成したと言う点がなにより。
次回SARATOGA関連のアナウンスでは初回生産分の受注についてとなるはずですが、ザックリと12月のクリスマスまでには発売しますので正月休みにはゼヒ仕込みをお願いしますね。
検索したいワードを入力ください。
2025年11月29日土曜日
2025年11月28日金曜日
案内。
先日もアナウンス致しました様にMETHODとしては初の、いやBOREDでは初のシリコーングリス発売に向けて準備を進めています。
メインターゲットとしては現在のラインナップであるウレア系グリスでは対応が出来ない大型番手のスピニングリール&ジギングリールのドラグワッシャーをメインとしていますが、その他にも金属同士が摩擦や摺動するパーツ以外ならどこにでも使える点やシーリングとしての使い方も出来る点がシリコーングリスの特徴となります。
例えばDCユニット内のOリングとか基盤周辺のシーリングにも使えますし、プラスティックギアとかコグホイールとかにも最適です。
しかも市販他社のSW専用ドラググリスを大きく超える-30度~+240度の使用温度範囲を誇りながらも、市販他社の様にPTFEことフッ素などの固形物は一切無使用と言う点が大きな特徴となります。
純粋にシリコーン系材料のみで構成されている事から人体や生物にも無害となり、しかもプラスティックやゴムなどを侵す事ない完全不活性な性質につき使い所の多いシリコーングリスとなっています。
現在世界的にもPTFEに代表される有機フッ素化合物は使用しない事がセオリー化しており、脱PFASとしてニュースなどでも取り上げられる様に有機フッ素化合物は塩素と同様に世界的に使用が推奨されていません。
例えばアウトドア業界ではシェルジャケットやダウンジャケットなどの表地に使われる繊維にはPTFEは使用しない事が昨今の常識となっていますし、VITALのWRシリーズの様に元からPTFEことフッ素を使用していない撥水剤などは逆にレアな存在となって来ています。
参考までに歯医者で施術されるフッ素とかガムやマウスウォッシュに含まれるフッ素は、上記とは別の無機フッ素化合物につき人体や生物にも全く問題はありませんので参考まで。
さて、今回のSATATOGAグリスは長年BOREDと付き合いのあるMETHOD製品の量産を依頼している提携業者に試作を依頼し、約半年の間に出来上がった試作の中から最終サンプルとなった物で製品化を進めています。
今回のSARATOGAグリスだけは材料が油脂ではなくシリコーンと言う事で、完全な自社開発ではなく提携業者との共同開発と言う事なんです。
稠度は汎用性を持たせた2号の数値範囲でも3号に近い数値範囲としていて、つまり2号の中では最も3号に近い高粘度の数値と言う事になります。
それでも単に硬い重いだけではダメなので非常に滑らかな質感を持たせてある点はドラグワッシャー全般をメインターゲットとしているからで、同類他社の様な固形物を一切使用していないからこそ固形の粒子が存在しない訳ですから質感は滑らかになる訳です。
BORED的に動くと止まるを追求するとこの部分に集約されると考えていまして、粘度や粘性だけでなく質感が最終的に重要となると考えています。
スムーズにドラグが放出される点も重要ですが止めたい時に素早くストップさせる点も重要につき、この粘度と粘性を上手く出す為に増稠剤には一般的なシリコーングリスで使用されるリチウム系は使用していません。
ホントに大丈夫なのか?と思う程に馴染みのある粘度と粘性となりますが、実際には上限温度240度を超える数値をクリアしていますので、耐熱グリスとしての面から見ても非常に優れた存在となります。
しかも現在のMETHODウレア系グリスでさえ-20度~+180度の使用温度範囲となる訳ですが、これって既に他社のドラググリスと同レベルですからね。
そこから更に+60度以上も上限に設定されていると言う点はお分かり頂けるかと。
さて、気になる価格は材料的にも少しお高い事もあり税込2900で25ml入容器となります。
現在のMETHODウレア系グリスと同一容器と言う事です。
市販他社の様な10gなどの少量ではありませんので、十分に複数台で使用して頂ける内容量となっています。
しかし10gなんて大型リールだと1台用?2台用?
ドラグワッシャーの面積や枚数が多い機種で使うと瞬で無くなりますからね。
またパッと見として製品名が他とは違う点もありますけど、製品ラベルデザインも白抜きにしていますので一目瞭然です。
BOREDのMETHODがこれまで培って来た油脂としてのグリスではなく、あくまでもBOREDとしても初のシリコーングリスとなる事から、他との差別化として非常に高い耐熱性とPTFEなど固形物は一切無使用と言う点を特徴としていますので、汎用と言うか並のシリコーングリスでは無いと言う点をゼヒ実感して頂ければと思います。
既に製品としては完成している状況とはなりますが、実釣での検証と言うかフィーリングチェックなどを含めもう少しだけ実用したいと思いますので、発売時期などについてはまた後日アナウンスさせてください。
もちろん初回生産分に限り恒例となりますBORED STOREでの先行販売も行いますので、ホントもう少しだけお時間を頂ければと思います。
VNLペーストに続きまたマニアックな玄人向け?製品となりますが、色々と使い所の多い存在となりますのでゼヒご期待ください。
メインターゲットとしては現在のラインナップであるウレア系グリスでは対応が出来ない大型番手のスピニングリール&ジギングリールのドラグワッシャーをメインとしていますが、その他にも金属同士が摩擦や摺動するパーツ以外ならどこにでも使える点やシーリングとしての使い方も出来る点がシリコーングリスの特徴となります。
例えばDCユニット内のOリングとか基盤周辺のシーリングにも使えますし、プラスティックギアとかコグホイールとかにも最適です。
しかも市販他社のSW専用ドラググリスを大きく超える-30度~+240度の使用温度範囲を誇りながらも、市販他社の様にPTFEことフッ素などの固形物は一切無使用と言う点が大きな特徴となります。
純粋にシリコーン系材料のみで構成されている事から人体や生物にも無害となり、しかもプラスティックやゴムなどを侵す事ない完全不活性な性質につき使い所の多いシリコーングリスとなっています。
現在世界的にもPTFEに代表される有機フッ素化合物は使用しない事がセオリー化しており、脱PFASとしてニュースなどでも取り上げられる様に有機フッ素化合物は塩素と同様に世界的に使用が推奨されていません。
例えばアウトドア業界ではシェルジャケットやダウンジャケットなどの表地に使われる繊維にはPTFEは使用しない事が昨今の常識となっていますし、VITALのWRシリーズの様に元からPTFEことフッ素を使用していない撥水剤などは逆にレアな存在となって来ています。
参考までに歯医者で施術されるフッ素とかガムやマウスウォッシュに含まれるフッ素は、上記とは別の無機フッ素化合物につき人体や生物にも全く問題はありませんので参考まで。
さて、今回のSATATOGAグリスは長年BOREDと付き合いのあるMETHOD製品の量産を依頼している提携業者に試作を依頼し、約半年の間に出来上がった試作の中から最終サンプルとなった物で製品化を進めています。
今回のSARATOGAグリスだけは材料が油脂ではなくシリコーンと言う事で、完全な自社開発ではなく提携業者との共同開発と言う事なんです。
稠度は汎用性を持たせた2号の数値範囲でも3号に近い数値範囲としていて、つまり2号の中では最も3号に近い高粘度の数値と言う事になります。
それでも単に硬い重いだけではダメなので非常に滑らかな質感を持たせてある点はドラグワッシャー全般をメインターゲットとしているからで、同類他社の様な固形物を一切使用していないからこそ固形の粒子が存在しない訳ですから質感は滑らかになる訳です。
BORED的に動くと止まるを追求するとこの部分に集約されると考えていまして、粘度や粘性だけでなく質感が最終的に重要となると考えています。
スムーズにドラグが放出される点も重要ですが止めたい時に素早くストップさせる点も重要につき、この粘度と粘性を上手く出す為に増稠剤には一般的なシリコーングリスで使用されるリチウム系は使用していません。
ホントに大丈夫なのか?と思う程に馴染みのある粘度と粘性となりますが、実際には上限温度240度を超える数値をクリアしていますので、耐熱グリスとしての面から見ても非常に優れた存在となります。
しかも現在のMETHODウレア系グリスでさえ-20度~+180度の使用温度範囲となる訳ですが、これって既に他社のドラググリスと同レベルですからね。
そこから更に+60度以上も上限に設定されていると言う点はお分かり頂けるかと。
さて、気になる価格は材料的にも少しお高い事もあり税込2900で25ml入容器となります。
現在のMETHODウレア系グリスと同一容器と言う事です。
市販他社の様な10gなどの少量ではありませんので、十分に複数台で使用して頂ける内容量となっています。
しかし10gなんて大型リールだと1台用?2台用?
ドラグワッシャーの面積や枚数が多い機種で使うと瞬で無くなりますからね。
またパッと見として製品名が他とは違う点もありますけど、製品ラベルデザインも白抜きにしていますので一目瞭然です。
BOREDのMETHODがこれまで培って来た油脂としてのグリスではなく、あくまでもBOREDとしても初のシリコーングリスとなる事から、他との差別化として非常に高い耐熱性とPTFEなど固形物は一切無使用と言う点を特徴としていますので、汎用と言うか並のシリコーングリスでは無いと言う点をゼヒ実感して頂ければと思います。
既に製品としては完成している状況とはなりますが、実釣での検証と言うかフィーリングチェックなどを含めもう少しだけ実用したいと思いますので、発売時期などについてはまた後日アナウンスさせてください。
もちろん初回生産分に限り恒例となりますBORED STOREでの先行販売も行いますので、ホントもう少しだけお時間を頂ければと思います。
VNLペーストに続きまたマニアックな玄人向け?製品となりますが、色々と使い所の多い存在となりますのでゼヒご期待ください。
2025年11月27日木曜日
記事。
先日はBOREDのMETHOD新製品予定SARATOGAグリスについてコダワリの内容を長文にてアナウンスしましたが、やはり忘れちゃいけない存在として現在のMETHODウレア系グリス5ラインナップの中でもオリジナルラインナップとなるDELTA、ALPHA、THETAについて改めて。
このウレア系グリスのオリジナルラインナップはこれまでBOREDの歴史の中でも初めて使用したウレア化合物を増稠剤としていまして、それまでは一般的なリチウム系グリスで幾つか製品展開して来たのですが、某材料業者を訪問した際に見せて貰ったサンプルグリスの性能に驚いた事で、これならウチでも使いたいと言う事で設計&開発をスタートしたんです。
そのテストとは水中に沈めたグリスを棒で攪拌しても性状が全然変わらなくて、しかも配合されている油分の離油が驚くほど少ないんで水面が油膜で虹色にならないほど。
水中でも性状を維持出来ると言う事はトンデモナくアベレージになるだろうと。
あ、紛らわしいけど形状じゃなくて性状ですよ、分解されたり溶解したりしないと言う事。
だから当時水中にDELTAグリスを完全に水没させて毎日チェックしながらその状態をブログだっけ?かにアップしていましたよね?
古くからのユーザーなら覚えているんじゃないでしょうか?
もちろんその画像でも水面に油膜の虹色は確認出来ず、逆に作業場のホコリやゴミが目立っていたほどです。
しかもちょうどBOREDが業務内容を変更した2015年から間もないと言う事もあって、これまでのサイクルユースではなく水辺で使用する前提のフィッシングユースにベクトルを変え始めていた時期でもあり、やはり水に対しての強度を上げて行きたい事は常に頭の中にあったんです。
で、最初は稠度2号で高粘度としたDELTAグリスを発売したのですが、これが非常に評判も良く更に粘度バリエーションも必要だなと言う事で稠度0号で低粘度のTHETAグリスと稠度1号で中粘度のALPHAグリスも続けて発売した訳です。
この時点で全く不満も妥協もが無いと言うのが自分にとっては珍しい事で、しかも狙い通りの粘度と粘性の違いも上手く出せたと言う点は現在も引き続き納得しています。
だから特に最初のウレア系グリスとしてラインナップしたDELTAグリスには思い入れがあります。
実際に困ったらDELTA。
さて、本題。
DELTAグリスは稠度2号の高粘度としていて実際の粘度は280。
JISで定められた稠度2号の基準は265~295なので正にド真ん中の粘度。
ALPHAグリスは稠度1号の中粘度としていて実際の粘度は325。
JISで定められた稠度1号の基準は310~340なのでこれまた正にド真ん中の粘度。
THETAグリスは稠度0号の低粘度としていて実際の粘度は365。
JISで定められた稠度0号の基準は355~385なのでド真ん中の370よりは極僅かに高めの粘度。
グリスは数値が大きくなると粘度が低くなるんですけど、これは一定条件においてテストピースがグリスに沈み込む深さで決まるんです。
要するに何ミリ沈み込んだかと言う事。
けれどグリスの稠度はあくまでも基準と言うか参考でして、その理由としては粘性などが加味されていないから。
粘性とはネチャネチャやベチョベチョなどの事です。
これが大きく影響するとUG SIGMAグリスやUG OMEGAグリスの様に元々の稠度は2号と0号なのに、粘性が非常に?異常に?高い事から実際にはJIS規格の同じ稠度よりも全然高粘度に感じる。
これをBOREDではオリジナル表記としてUG SIGMAグリスの稠度2号+とUG OMEGAグリスの稠度0号-としているんです。
紛らわしいのを避ける目的で。
そうでもしなきゃDELTAグリスとUG SIGMAグリスはJIS規格の上では同じ稠度2号のグリスになってしまうんで、どー考えても実際の感触は全然違う訳ですからおかしいでしょ?
しかも厄介な事にフィッシングリールで使うとなると巻感などのフィーリングに直結する訳ですから、稠度以外にも何か表記が無いとフィーリングの部分が上手く伝わらないんですね。
ま、これを油脂業界に問題提起しても余裕でスルーされるでしょうが、とにかくBOREDではそのフィーリングの部分を敢えてオリジナルで表してみたんです。
あ、参考までにJISで定められた稠度3号の基準は220~250なので、発売予定のSARATOGAグリスはシリコーングリスと言う事で材料や特性は違えども、実際の稠度は265に設定しているので上記の様に3号に限りなく近い2号と言う事。
話を元に戻します。
で、オリジナルラインナップとなるDELTA、ALPHA、THETAがいかに良く出来ているかを別の視点から褒めてみると、この2号~0号の稠度差があるにも関わらずザックリと摩擦や圧力に対しての耐久数値が殆ど同一と言う点が素晴らしいんです。
実際にはJISの高速四球融着試験だっけ?極圧試験ではないのですが、この試験において得られた数値は完全に同一なんですね。
だから昔からBOREDが何百回と言って来た様に粘度が高いから強い粘度が低いから弱いと言うのは素人の妄想であって、それは物理的な油膜の厚みなどは確かにその通りなんですが、油膜自体の耐久数値と言うか摩擦や摺動に対しての化学的な数値は余り変わりはないんですね。
物理的にも化学的にもとにかく強くしたければ同一材料なら高粘度の方が強くなりますが、グリスに含まれて常に供給し続けている油分自体に関しては余り関係ないよと言う事。
これまた例えるとMETHODオイル中で最も高粘度なTHICK HEAVYオイルと低粘度のLIGHT DUTYオイル、これ実際に低粘度のLIGHT DUTYオイルの方が摩擦や圧力に対する耐久数値が高いですからね。
ね?粘度だけじゃないんです。
もちろん使用している基油も添加剤も違うからなんですが、見た目としては高粘度なTHICK HEAVYオイルの方が強いと思うでしょ?
あくまでも全く同一の材料であれば高粘度の方が強いと言えますが、そうでなければ基油や添加剤などの違いにより全然変わって来ると。
また脱線しましたが、オリジナルラインナップとなるDELTA、ALPHA、THETAは粘度と粘性の違いは触れば誰もが分かる程に違いがある癖に、実際に金属全般を対象として使用した場合には摩擦や圧力に対しての耐久数値は殆ど差がないと言う事が素晴らしいと。
と言う事は使いたい場所の状況に応じて使い分けするのに適していますよね?
例えばメインギアとピニオンギアにはDELTA、カーボンドラグワッシャーにはALPHA、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAみたいに、粘度や粘性で使い別けする一般的なセレクトの方法で良い訳で、配合されている基油や添加剤については完全同一の物が使用されている事から耐久数値は殆ど同じだとう事で安心出来ると。
もちろん上記の使用各所においては動作も違えば素材も違いますし、また水分や気温の影響を受け易い箇所など個々の条件が異なるので一定条件ではありませんが、でも使っているユーザーの安心感は間違いなく得られると思うんです。
あ、「ここTHETAだから弱いんだ」じゃないと言う事。
最後にもう一点。
上記に加えて使用温度範囲としておよそ-20度~+180度と言うリチウム系グリスでは到達出来ない広い使用温度範囲にも対応している事で、ギアやベアリングだけでなくドラグワッシャーとしても十分に機能する点も特筆したい点です。
だってアソコとかアソコのドラグ専用グリスと謳っている製品と変わらない使用温度範囲なんでね、別にいちいちドラグだけ専用として揃えなくても済む訳ですから。
さ、本日付で年内最終生産のMETHODウレア系グリス全5ラインナップの在庫補充生産が済む予定です。
次回は1月下旬まで生産はありませんので、ゼヒとも出来立てホヤホヤのMETHODウレア系グリスをご使用ください。
なんならDELTA、ALPHA、THETAは全部持っていても損は無いと思いますよ。
商売上手。
このウレア系グリスのオリジナルラインナップはこれまでBOREDの歴史の中でも初めて使用したウレア化合物を増稠剤としていまして、それまでは一般的なリチウム系グリスで幾つか製品展開して来たのですが、某材料業者を訪問した際に見せて貰ったサンプルグリスの性能に驚いた事で、これならウチでも使いたいと言う事で設計&開発をスタートしたんです。
そのテストとは水中に沈めたグリスを棒で攪拌しても性状が全然変わらなくて、しかも配合されている油分の離油が驚くほど少ないんで水面が油膜で虹色にならないほど。
水中でも性状を維持出来ると言う事はトンデモナくアベレージになるだろうと。
あ、紛らわしいけど形状じゃなくて性状ですよ、分解されたり溶解したりしないと言う事。
だから当時水中にDELTAグリスを完全に水没させて毎日チェックしながらその状態をブログだっけ?かにアップしていましたよね?
古くからのユーザーなら覚えているんじゃないでしょうか?
もちろんその画像でも水面に油膜の虹色は確認出来ず、逆に作業場のホコリやゴミが目立っていたほどです。
しかもちょうどBOREDが業務内容を変更した2015年から間もないと言う事もあって、これまでのサイクルユースではなく水辺で使用する前提のフィッシングユースにベクトルを変え始めていた時期でもあり、やはり水に対しての強度を上げて行きたい事は常に頭の中にあったんです。
で、最初は稠度2号で高粘度としたDELTAグリスを発売したのですが、これが非常に評判も良く更に粘度バリエーションも必要だなと言う事で稠度0号で低粘度のTHETAグリスと稠度1号で中粘度のALPHAグリスも続けて発売した訳です。
この時点で全く不満も妥協もが無いと言うのが自分にとっては珍しい事で、しかも狙い通りの粘度と粘性の違いも上手く出せたと言う点は現在も引き続き納得しています。
だから特に最初のウレア系グリスとしてラインナップしたDELTAグリスには思い入れがあります。
実際に困ったらDELTA。
さて、本題。
DELTAグリスは稠度2号の高粘度としていて実際の粘度は280。
JISで定められた稠度2号の基準は265~295なので正にド真ん中の粘度。
ALPHAグリスは稠度1号の中粘度としていて実際の粘度は325。
JISで定められた稠度1号の基準は310~340なのでこれまた正にド真ん中の粘度。
THETAグリスは稠度0号の低粘度としていて実際の粘度は365。
JISで定められた稠度0号の基準は355~385なのでド真ん中の370よりは極僅かに高めの粘度。
グリスは数値が大きくなると粘度が低くなるんですけど、これは一定条件においてテストピースがグリスに沈み込む深さで決まるんです。
要するに何ミリ沈み込んだかと言う事。
けれどグリスの稠度はあくまでも基準と言うか参考でして、その理由としては粘性などが加味されていないから。
粘性とはネチャネチャやベチョベチョなどの事です。
これが大きく影響するとUG SIGMAグリスやUG OMEGAグリスの様に元々の稠度は2号と0号なのに、粘性が非常に?異常に?高い事から実際にはJIS規格の同じ稠度よりも全然高粘度に感じる。
これをBOREDではオリジナル表記としてUG SIGMAグリスの稠度2号+とUG OMEGAグリスの稠度0号-としているんです。
紛らわしいのを避ける目的で。
そうでもしなきゃDELTAグリスとUG SIGMAグリスはJIS規格の上では同じ稠度2号のグリスになってしまうんで、どー考えても実際の感触は全然違う訳ですからおかしいでしょ?
しかも厄介な事にフィッシングリールで使うとなると巻感などのフィーリングに直結する訳ですから、稠度以外にも何か表記が無いとフィーリングの部分が上手く伝わらないんですね。
ま、これを油脂業界に問題提起しても余裕でスルーされるでしょうが、とにかくBOREDではそのフィーリングの部分を敢えてオリジナルで表してみたんです。
あ、参考までにJISで定められた稠度3号の基準は220~250なので、発売予定のSARATOGAグリスはシリコーングリスと言う事で材料や特性は違えども、実際の稠度は265に設定しているので上記の様に3号に限りなく近い2号と言う事。
話を元に戻します。
で、オリジナルラインナップとなるDELTA、ALPHA、THETAがいかに良く出来ているかを別の視点から褒めてみると、この2号~0号の稠度差があるにも関わらずザックリと摩擦や圧力に対しての耐久数値が殆ど同一と言う点が素晴らしいんです。
実際にはJISの高速四球融着試験だっけ?極圧試験ではないのですが、この試験において得られた数値は完全に同一なんですね。
だから昔からBOREDが何百回と言って来た様に粘度が高いから強い粘度が低いから弱いと言うのは素人の妄想であって、それは物理的な油膜の厚みなどは確かにその通りなんですが、油膜自体の耐久数値と言うか摩擦や摺動に対しての化学的な数値は余り変わりはないんですね。
物理的にも化学的にもとにかく強くしたければ同一材料なら高粘度の方が強くなりますが、グリスに含まれて常に供給し続けている油分自体に関しては余り関係ないよと言う事。
これまた例えるとMETHODオイル中で最も高粘度なTHICK HEAVYオイルと低粘度のLIGHT DUTYオイル、これ実際に低粘度のLIGHT DUTYオイルの方が摩擦や圧力に対する耐久数値が高いですからね。
ね?粘度だけじゃないんです。
もちろん使用している基油も添加剤も違うからなんですが、見た目としては高粘度なTHICK HEAVYオイルの方が強いと思うでしょ?
あくまでも全く同一の材料であれば高粘度の方が強いと言えますが、そうでなければ基油や添加剤などの違いにより全然変わって来ると。
また脱線しましたが、オリジナルラインナップとなるDELTA、ALPHA、THETAは粘度と粘性の違いは触れば誰もが分かる程に違いがある癖に、実際に金属全般を対象として使用した場合には摩擦や圧力に対しての耐久数値は殆ど差がないと言う事が素晴らしいと。
と言う事は使いたい場所の状況に応じて使い分けするのに適していますよね?
例えばメインギアとピニオンギアにはDELTA、カーボンドラグワッシャーにはALPHA、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAみたいに、粘度や粘性で使い別けする一般的なセレクトの方法で良い訳で、配合されている基油や添加剤については完全同一の物が使用されている事から耐久数値は殆ど同じだとう事で安心出来ると。
もちろん上記の使用各所においては動作も違えば素材も違いますし、また水分や気温の影響を受け易い箇所など個々の条件が異なるので一定条件ではありませんが、でも使っているユーザーの安心感は間違いなく得られると思うんです。
あ、「ここTHETAだから弱いんだ」じゃないと言う事。
最後にもう一点。
上記に加えて使用温度範囲としておよそ-20度~+180度と言うリチウム系グリスでは到達出来ない広い使用温度範囲にも対応している事で、ギアやベアリングだけでなくドラグワッシャーとしても十分に機能する点も特筆したい点です。
だってアソコとかアソコのドラグ専用グリスと謳っている製品と変わらない使用温度範囲なんでね、別にいちいちドラグだけ専用として揃えなくても済む訳ですから。
さ、本日付で年内最終生産のMETHODウレア系グリス全5ラインナップの在庫補充生産が済む予定です。
次回は1月下旬まで生産はありませんので、ゼヒとも出来立てホヤホヤのMETHODウレア系グリスをご使用ください。
なんならDELTA、ALPHA、THETAは全部持っていても損は無いと思いますよ。
商売上手。
2025年11月26日水曜日
案内。
もうクッソ忙しいと言うのにアナウンスを忘れていたもんで先ほど各方面にてアナウンスを行いました画像のコレ。
早いものでまた今年もこの季節がやって参りましたと言う事なんですが、今週初めより2025 A4 STICKER SHEETの生産を開始しています。
お蔭様で毎回気が付くとすぐに完売となる事から本日20時頃にBORED STOREへアップしたのですが、恐らく繁忙が落ち着く見込みの12月8日より一斉に定形外郵便での発送とさせて頂きます。
ちょっとデリバリータイミングを操作してゴメンナサイね。
で、今年の2025バージョンもA4サイズにハーフカットで切り抜ける20個のステッカーデザインを配置していまして、今回は定番のBOREDロゴに加えてBOREDオリジナルアパレルでも使用したデザインを使用してみました。
更に今回はBOREDでは定番のユポタックにマットコーティングを施してありますので傷や紫外線にも強くなっています。
毎度のフォント系デザインだけでは無くて今回はグラフィックもあるもんでコーティングしてみたんです。
個人的にフォント系デザインは傷が入ったり擦れたりしている方がカッコイイと言うストリートBMXライダーの美学から来ている拘りなんですけど、今回は流石にグラフィックもあるので傷が目立つと何だか分からなくなってしまうのでね。
そしてステッカーごときではありますが、勝手ながら発送作業の効率を重視している事から先行受注のプリオーダーとさせて頂きますので、ご注文を頂きましたお客様につきましては12月8日の入荷より一斉に定形外郵便にて発送とさせて頂きます。
毎回気が付くと数日ほどで完売となりますこの時期恒例の定番製品につきゼヒお早目のご注文をお待ちしています。
早いものでまた今年もこの季節がやって参りましたと言う事なんですが、今週初めより2025 A4 STICKER SHEETの生産を開始しています。
お蔭様で毎回気が付くとすぐに完売となる事から本日20時頃にBORED STOREへアップしたのですが、恐らく繁忙が落ち着く見込みの12月8日より一斉に定形外郵便での発送とさせて頂きます。
ちょっとデリバリータイミングを操作してゴメンナサイね。
で、今年の2025バージョンもA4サイズにハーフカットで切り抜ける20個のステッカーデザインを配置していまして、今回は定番のBOREDロゴに加えてBOREDオリジナルアパレルでも使用したデザインを使用してみました。
更に今回はBOREDでは定番のユポタックにマットコーティングを施してありますので傷や紫外線にも強くなっています。
毎度のフォント系デザインだけでは無くて今回はグラフィックもあるもんでコーティングしてみたんです。
個人的にフォント系デザインは傷が入ったり擦れたりしている方がカッコイイと言うストリートBMXライダーの美学から来ている拘りなんですけど、今回は流石にグラフィックもあるので傷が目立つと何だか分からなくなってしまうのでね。
そしてステッカーごときではありますが、勝手ながら発送作業の効率を重視している事から先行受注のプリオーダーとさせて頂きますので、ご注文を頂きましたお客様につきましては12月8日の入荷より一斉に定形外郵便にて発送とさせて頂きます。
毎回気が付くと数日ほどで完売となりますこの時期恒例の定番製品につきゼヒお早目のご注文をお待ちしています。
記事。
何度もアナウンスして来ました様にこの11月はMETHOD製品の年内最終となる在庫補充生産を行っています。
BOREDのMETHOD製品は隔月の奇数月に在庫補充生産を行うルーティンについては既に100回くらいw お伝えして来ましたが、この11月の年内最終となる在庫補充生産についても同様となります。
つまり今回の年内最終となる在庫補充生産はこの11月末~来月12月~新年1月下旬までの販売想定分となります。
なので年末年始を挟む事から他の月よりも在庫補充生産を行うタイミングを半月ほど遅めにズラし、しかも製品によっては通常よりも多くの在庫補充生産を行う予定です。
で、先週までに取り敢えず欠品や品薄を回避する程度に在庫補充生産を行っておいたばかりなのですが、お蔭様でBASEのPay ID BLACK FRIDAY 2025キャンペーンにて多数のご注文を頂きました事で、まさかのMETHODオイル製品については欠品や品薄が続出していまして、同じくMETHODグリス製品もかなり在庫が少ない状況です。
と言う事で今週25日から引き続き在庫補充生産を急ピッチで進めていまして、順次在庫補充生産が済んだ順にBORED STOREの在庫を更新して行きます。
取り急ぎ本日付けでMETHODグリス製品については概ねの補充が完了していますが、METHODオイル製品については明日27日辺りからは順次在庫が更新出来る予定です。
引き続き出来立てホヤホヤのMETHOD製品をご使用頂きたいのですが、新製品予定のSARATOGAグリスも諸々準備を進めていますので鬼残業具合がヤバ過ぎる。
BOREDのMETHOD製品は隔月の奇数月に在庫補充生産を行うルーティンについては既に100回くらいw お伝えして来ましたが、この11月の年内最終となる在庫補充生産についても同様となります。
つまり今回の年内最終となる在庫補充生産はこの11月末~来月12月~新年1月下旬までの販売想定分となります。
なので年末年始を挟む事から他の月よりも在庫補充生産を行うタイミングを半月ほど遅めにズラし、しかも製品によっては通常よりも多くの在庫補充生産を行う予定です。
で、先週までに取り敢えず欠品や品薄を回避する程度に在庫補充生産を行っておいたばかりなのですが、お蔭様でBASEのPay ID BLACK FRIDAY 2025キャンペーンにて多数のご注文を頂きました事で、まさかのMETHODオイル製品については欠品や品薄が続出していまして、同じくMETHODグリス製品もかなり在庫が少ない状況です。
と言う事で今週25日から引き続き在庫補充生産を急ピッチで進めていまして、順次在庫補充生産が済んだ順にBORED STOREの在庫を更新して行きます。
取り急ぎ本日付けでMETHODグリス製品については概ねの補充が完了していますが、METHODオイル製品については明日27日辺りからは順次在庫が更新出来る予定です。
引き続き出来立てホヤホヤのMETHOD製品をご使用頂きたいのですが、新製品予定のSARATOGAグリスも諸々準備を進めていますので鬼残業具合がヤバ過ぎる。
2025年11月25日火曜日
案内。
いや~ずっと多忙、なのに貧乏、だけど健康。
昨夜でBASEのPay ID BLACK FRIDAY 2025キャンペーンも終わりましたが、今回も多数のご注文を頂きましてありがとうございました。
けれど更に多忙に追い打ちと言う事で全ての発送は27日までに終える見込みです。
さて本題。
今年の夏BOREDのMETHOD製品としては初の試みとして誕生したVNLペースト。
オイルでもグリスでもない独特な性状から敢えてペーストと謳っていますが、オイルとしては粘度も粘性も高く逆にグリスとしては粘度が低く粘性は高いと言うユニークな存在となります。
何気に個人的にはなくてはならない存在でもあり、特にビッグベイトやジャイアントベイトなどのヘビーウェイトにおけるベイトリールのボディ内ベアリングには有効な存在で、でも逆にレギュラーサイズのスピニングリールではオシュレートとかメインシャフトとか各種ギアなどに使用しても有効と言う点も非常にユニーク。
つまり既存のオイルやグリスの限定された用途にとらわれずに好きな所で試して貰える玄人向け?な製品と言う事です。
で、そのVNLペーストのサンプルテストにおいては一般ユーザーを募集して様々なモデルやシチュエーションで夏前から試用をお願いして来た訳ですが、その際にスローピッチジャークにて使用するジギングリールでお馴染みのマーフィックスではコルクワッシャーを使用している事で、長時間負荷を与え続ける独特なドラグ素材によりVNLペーストでは焼き付きを起こした事がありました。
コルクワッシャーの場合はレスポンス良くスムーズなドラグと言う訳ではない代わりに、柔らかく長時間負荷をかけ続ける事が利点となりますが、どうしても長時間の摩擦により高温となってしまう事でコルクが焼けてしまったんです。
けれどコルクは自然素材と言うか木材と接着剤で出来ているだけに仕方ないと言えばそうなんですが。
正直ショックで。
また、GTやマグロなどの大型青物に対応した8000番~30000番サイズのスピニングリールにおいては、それ以下の型番とは異なるドラグシステムにより同じグリスでは対応が不可となる場合もある。
そもそもヒートシンクを備えた特殊な大面積のドラグにおいては、少しの熱ダレによる油膜の劣化は致命的となる場合があり、真夏などは特に既存の油脂を使用したグリスでは歯が立たないシチュエーションも多い。
けれど市販他社のドラググリスとして存在しているあらゆる増稠剤のグリスは使用温度範囲が上限で200度ほど。
ちなみにMETHODの既存ラインナップであるウレア系グリスは上限で180度に設定してあるので、レギュラーサイズまでのリールなら全く問題なくドラググリスとしても使用可能な訳です。
非常に優秀と自負している点でもありますし。
けれど市販他社の大型スピニングリールに対応している専用と呼ぶべきドラググリスの多くが使用温度範囲200度であるなら、もっと大きく耐熱性を上げてしまえば焼き付く事も熱ダレを起こす事も予防出来るだろうとシンプルに発想。
そこで使用温度に関わらず粘度変化が少ない上に、耐熱性と共に耐水性も撥水性も持ち併せている、そんな素材は無いか?としていたところ、やはりシリコーングリスに辿り着いたんです。
それがMETHOD新製品予定の「SARATOGA」(サラトガ)です。
これまでも個人的にシリコーングリスの必要性を感じていた部分もあるのですが、どうしても既存の油脂とは異なる完全な別物となる事から使用に際し誤解を招かないとも言えないので使用する事は避けて来まして、けれど特化した用途に対してのみ有効と言う事であれば使わない手はないと言う事で、正にVNLペーストを発売した6月下旬から入れ替わりで試作を開始したんです。
そして11月上旬の食中毒でビチビチだった際に提携業者から指定通りの最終サンプルが出来たかもと連絡をもらい、ビチビチで動けないから郵送してと届いた最終サンプルがスコブル調子良くて。
今回使用するシリコーンとはググれば分かるとおり油脂ではない事からBOREDでは自社生産が出来ません。
もちろん一部にコンパチ出来る添加剤などはあるんですけど、でも元々の素材が所謂アブラでは無い事から生産におけるノウハウが乏しい。
なら提携業者にお願いしてみようと言う事で6月から色々と共同で試作を行って来ました。
その対象として市販他社のソルトウォータで評判の良い製品を参考にしてみたんです。
それにBOREDでも過去にDEALERの10minutes別注グリスとして生産した際にアルミニウムコンプレックス、カルシウムスルホネート、リチウムコンプレックスなど比較的レアな増稠剤も色々と試して来た経緯もあったんですが、どうしても使用後の汚れ?が目立つ物が多かったり離油の調整が難しくて継続使用するのはヤメようという事になったんです。
効果はソレナリだし良い出来だったんですけど、どーしても乾燥が早かったり粉状の付着が激しくてクリーニングが面倒だと。
で、もちろん今回の「SARATOGA」もBOREDがポリシーとしている固形添加剤の使用は一切無使用とした上で、生物や環境にも無害で安定した素材と言う点も継承しています。
と言うのは類似性能のシリコーングリスの多くにはPTFEことフッ素を配合している物が殆どなんですが、この「SARATOGA」はシリコーン系だけで形成されているので純粋にシリコーンのみの使用につき安全無害と言う事になります。
天下のW社やK社などをはじめ自動車関係のシリコーングリスで超高温域に対応する物は殆どがPTFEことフッ素を配合していました。
シリコーンの大元であるシリコンと言えば所謂ケイ素なので、つまり無機質なガラスやセラミックと同類と言う事になります。
陶器やガラスなんて何百年経っても腐らないし舐めたって身体に害は一切無いでしょ?
そーゆー事です。
でもH1グレードの必要は無いので舐めちゃダメですけど。
で、とにかく今回はVNLペーストと同様に玄人向け?なポジションにしたかった事もあって、何か特化した性能を持たせたかったんですが、それこそが上限240度以上を誇る使用温度範囲と言うもの。
市販他社の平均上限200度よりも更に40度も高い耐熱性ながらPTFEことフッ素は無使用と言う点が唯一じゃない?と発売を決意。
その土台としてシリコーンオイルを基油に使用しているのは当然として、増稠剤には無機増稠剤を使用する事で一般的なリチウム系増稠剤とは異なる事で耐熱性が高いと言う。
この相乗により使用温度範囲はザックリと-30度~240度となっています。
あ、シリコーングリスは耐寒性も高いんです。
北極だの南極だのじゃないから余り需要がないんでアピールしてないのですが、シリコーンの特徴としては化学合成油を超える耐寒性も備えています。
つまり気温マイナスの極寒な状況でも正常に機能すると言う事。
これらの事から大型のスピニングリールやジギングリールではカーボン、フェルト、コルクと素材を問わずドラグワッシャー全般で、またあらゆるリール内で使用するゴムシールやOリングそしてプラスティックギア、あとリール本体とは離れた位置に存在しながらも水没や浸水の多いハンドルノブ内のシーリングなど。
なので金属同士以外なら他にも割と使えるパーツは多いんです。
しかも経年によるケミカルアタックもストレスクラックも一切起こさない。
だけどユーザーの多くは上記の中でもドラグワッシャーへの使用をメインとすると想定していて、ドラググリスって単にラインがスムーズに出れば良いと言う事だけではなく、大型になればなるほど止めたい時にシッカリと止められる性能も重要となるんですね。
では稠度を高粘度にすれば良いのか?と言うとそんなに単純じゃない。
そこで行き着いた粘度設定として稠度2号の範囲内ながら出来るだけ3号に近い稠度。
これ以前にも何度か書きました様に、稠度2号の動粘度は265~295であって稠度3号の動粘度は220~250なんです。
で、今回の「SARATOGA」は動粘度265です。
動粘度の数値が小さくなると稠度が高い高粘度となるので、限りなく3号に近い範囲内の2号と言う設定にしています。
この辺りが一番拘ったところでもあり。
非常にシルキーで滑らかな性状を持つ「SARATOGA」だからこそ、その性状を利点として生かす意味でソレナリに高粘度であると面白いなと。
重いからベタベタで軽いからヌルヌル、じゃなくて重いけどヌルヌルなイメージ。
長文になって来ましたが下記の重要な点を最後に。
シツコイ様ですがシリコーングリスは材料自体が油脂では無い事から金属パーツ同士への使用においては物理的にくっ付いているだけで、METHODオイル&グリス&ペーストで使用している化学合成油の特徴となる化学的吸着性は持ち併せていません。
つまり他の一般的な油脂で使用される各種添加剤の使用は不可となる事で、酸化被膜を生成する様な極圧性や減摩性は持ち併せていない事から、金属同士の摩擦や荷重に対して期待する様な耐久&潤滑などの効果はありません。
あくまでもギアやベアリングなど一般的な消耗品には通常通りMETHODオイル&グリス&ペーストが有効となります。
この点は誤解のない様に。
とにかくシリコーングリスもシリコーンオイルも単に対象物に付着しているだけで化学変化は起こしません。
だから当然METHODオイル&グリス&ペーストとの混合カスタムには使用出来ませんし、一般的に流通している市販のシリコーングリスとも増稠剤が異なるので混合する事は出来ません。
あくまでもこの「SARATOGA」単体でご使用ください。
もちろんBOREDオフィシャルとしては上記使用が推奨と言う事なので、ユーザーの自己責任にて各所で試用される分には何も言いませんが。
で、気になる発売時期については恐らく年内には発売出来る見込みとなっています。
と言うのも真冬の一般的なオフシーズン中に仕込んで頂ける様にを目標として来まして、なんせ年末年始とか冬休みなど時間がタップリある際にメンテナンスと共に仕込んで貰えたら思っています。
なので現状として未だ提携業者と詰める部分も残っているので詳細は今月中に決定する予定です。
BORED的にも提携業者と初の共同開発製品となるので結構シビアに進めていましてね。
そんな隠れた仕込みが意外と長引いてしまったのですが、BOREDのMETHOD新製品「SARATOGA」にゼヒご期待ください。
昨夜でBASEのPay ID BLACK FRIDAY 2025キャンペーンも終わりましたが、今回も多数のご注文を頂きましてありがとうございました。
けれど更に多忙に追い打ちと言う事で全ての発送は27日までに終える見込みです。
さて本題。
今年の夏BOREDのMETHOD製品としては初の試みとして誕生したVNLペースト。
オイルでもグリスでもない独特な性状から敢えてペーストと謳っていますが、オイルとしては粘度も粘性も高く逆にグリスとしては粘度が低く粘性は高いと言うユニークな存在となります。
何気に個人的にはなくてはならない存在でもあり、特にビッグベイトやジャイアントベイトなどのヘビーウェイトにおけるベイトリールのボディ内ベアリングには有効な存在で、でも逆にレギュラーサイズのスピニングリールではオシュレートとかメインシャフトとか各種ギアなどに使用しても有効と言う点も非常にユニーク。
つまり既存のオイルやグリスの限定された用途にとらわれずに好きな所で試して貰える玄人向け?な製品と言う事です。
で、そのVNLペーストのサンプルテストにおいては一般ユーザーを募集して様々なモデルやシチュエーションで夏前から試用をお願いして来た訳ですが、その際にスローピッチジャークにて使用するジギングリールでお馴染みのマーフィックスではコルクワッシャーを使用している事で、長時間負荷を与え続ける独特なドラグ素材によりVNLペーストでは焼き付きを起こした事がありました。
コルクワッシャーの場合はレスポンス良くスムーズなドラグと言う訳ではない代わりに、柔らかく長時間負荷をかけ続ける事が利点となりますが、どうしても長時間の摩擦により高温となってしまう事でコルクが焼けてしまったんです。
けれどコルクは自然素材と言うか木材と接着剤で出来ているだけに仕方ないと言えばそうなんですが。
正直ショックで。
また、GTやマグロなどの大型青物に対応した8000番~30000番サイズのスピニングリールにおいては、それ以下の型番とは異なるドラグシステムにより同じグリスでは対応が不可となる場合もある。
そもそもヒートシンクを備えた特殊な大面積のドラグにおいては、少しの熱ダレによる油膜の劣化は致命的となる場合があり、真夏などは特に既存の油脂を使用したグリスでは歯が立たないシチュエーションも多い。
けれど市販他社のドラググリスとして存在しているあらゆる増稠剤のグリスは使用温度範囲が上限で200度ほど。
ちなみにMETHODの既存ラインナップであるウレア系グリスは上限で180度に設定してあるので、レギュラーサイズまでのリールなら全く問題なくドラググリスとしても使用可能な訳です。
非常に優秀と自負している点でもありますし。
けれど市販他社の大型スピニングリールに対応している専用と呼ぶべきドラググリスの多くが使用温度範囲200度であるなら、もっと大きく耐熱性を上げてしまえば焼き付く事も熱ダレを起こす事も予防出来るだろうとシンプルに発想。
そこで使用温度に関わらず粘度変化が少ない上に、耐熱性と共に耐水性も撥水性も持ち併せている、そんな素材は無いか?としていたところ、やはりシリコーングリスに辿り着いたんです。
それがMETHOD新製品予定の「SARATOGA」(サラトガ)です。
これまでも個人的にシリコーングリスの必要性を感じていた部分もあるのですが、どうしても既存の油脂とは異なる完全な別物となる事から使用に際し誤解を招かないとも言えないので使用する事は避けて来まして、けれど特化した用途に対してのみ有効と言う事であれば使わない手はないと言う事で、正にVNLペーストを発売した6月下旬から入れ替わりで試作を開始したんです。
そして11月上旬の食中毒でビチビチだった際に提携業者から指定通りの最終サンプルが出来たかもと連絡をもらい、ビチビチで動けないから郵送してと届いた最終サンプルがスコブル調子良くて。
今回使用するシリコーンとはググれば分かるとおり油脂ではない事からBOREDでは自社生産が出来ません。
もちろん一部にコンパチ出来る添加剤などはあるんですけど、でも元々の素材が所謂アブラでは無い事から生産におけるノウハウが乏しい。
なら提携業者にお願いしてみようと言う事で6月から色々と共同で試作を行って来ました。
その対象として市販他社のソルトウォータで評判の良い製品を参考にしてみたんです。
それにBOREDでも過去にDEALERの10minutes別注グリスとして生産した際にアルミニウムコンプレックス、カルシウムスルホネート、リチウムコンプレックスなど比較的レアな増稠剤も色々と試して来た経緯もあったんですが、どうしても使用後の汚れ?が目立つ物が多かったり離油の調整が難しくて継続使用するのはヤメようという事になったんです。
効果はソレナリだし良い出来だったんですけど、どーしても乾燥が早かったり粉状の付着が激しくてクリーニングが面倒だと。
で、もちろん今回の「SARATOGA」もBOREDがポリシーとしている固形添加剤の使用は一切無使用とした上で、生物や環境にも無害で安定した素材と言う点も継承しています。
と言うのは類似性能のシリコーングリスの多くにはPTFEことフッ素を配合している物が殆どなんですが、この「SARATOGA」はシリコーン系だけで形成されているので純粋にシリコーンのみの使用につき安全無害と言う事になります。
天下のW社やK社などをはじめ自動車関係のシリコーングリスで超高温域に対応する物は殆どがPTFEことフッ素を配合していました。
シリコーンの大元であるシリコンと言えば所謂ケイ素なので、つまり無機質なガラスやセラミックと同類と言う事になります。
陶器やガラスなんて何百年経っても腐らないし舐めたって身体に害は一切無いでしょ?
そーゆー事です。
でもH1グレードの必要は無いので舐めちゃダメですけど。
で、とにかく今回はVNLペーストと同様に玄人向け?なポジションにしたかった事もあって、何か特化した性能を持たせたかったんですが、それこそが上限240度以上を誇る使用温度範囲と言うもの。
市販他社の平均上限200度よりも更に40度も高い耐熱性ながらPTFEことフッ素は無使用と言う点が唯一じゃない?と発売を決意。
その土台としてシリコーンオイルを基油に使用しているのは当然として、増稠剤には無機増稠剤を使用する事で一般的なリチウム系増稠剤とは異なる事で耐熱性が高いと言う。
この相乗により使用温度範囲はザックリと-30度~240度となっています。
あ、シリコーングリスは耐寒性も高いんです。
北極だの南極だのじゃないから余り需要がないんでアピールしてないのですが、シリコーンの特徴としては化学合成油を超える耐寒性も備えています。
つまり気温マイナスの極寒な状況でも正常に機能すると言う事。
これらの事から大型のスピニングリールやジギングリールではカーボン、フェルト、コルクと素材を問わずドラグワッシャー全般で、またあらゆるリール内で使用するゴムシールやOリングそしてプラスティックギア、あとリール本体とは離れた位置に存在しながらも水没や浸水の多いハンドルノブ内のシーリングなど。
なので金属同士以外なら他にも割と使えるパーツは多いんです。
しかも経年によるケミカルアタックもストレスクラックも一切起こさない。
だけどユーザーの多くは上記の中でもドラグワッシャーへの使用をメインとすると想定していて、ドラググリスって単にラインがスムーズに出れば良いと言う事だけではなく、大型になればなるほど止めたい時にシッカリと止められる性能も重要となるんですね。
では稠度を高粘度にすれば良いのか?と言うとそんなに単純じゃない。
そこで行き着いた粘度設定として稠度2号の範囲内ながら出来るだけ3号に近い稠度。
これ以前にも何度か書きました様に、稠度2号の動粘度は265~295であって稠度3号の動粘度は220~250なんです。
で、今回の「SARATOGA」は動粘度265です。
動粘度の数値が小さくなると稠度が高い高粘度となるので、限りなく3号に近い範囲内の2号と言う設定にしています。
この辺りが一番拘ったところでもあり。
非常にシルキーで滑らかな性状を持つ「SARATOGA」だからこそ、その性状を利点として生かす意味でソレナリに高粘度であると面白いなと。
重いからベタベタで軽いからヌルヌル、じゃなくて重いけどヌルヌルなイメージ。
長文になって来ましたが下記の重要な点を最後に。
シツコイ様ですがシリコーングリスは材料自体が油脂では無い事から金属パーツ同士への使用においては物理的にくっ付いているだけで、METHODオイル&グリス&ペーストで使用している化学合成油の特徴となる化学的吸着性は持ち併せていません。
つまり他の一般的な油脂で使用される各種添加剤の使用は不可となる事で、酸化被膜を生成する様な極圧性や減摩性は持ち併せていない事から、金属同士の摩擦や荷重に対して期待する様な耐久&潤滑などの効果はありません。
あくまでもギアやベアリングなど一般的な消耗品には通常通りMETHODオイル&グリス&ペーストが有効となります。
この点は誤解のない様に。
とにかくシリコーングリスもシリコーンオイルも単に対象物に付着しているだけで化学変化は起こしません。
だから当然METHODオイル&グリス&ペーストとの混合カスタムには使用出来ませんし、一般的に流通している市販のシリコーングリスとも増稠剤が異なるので混合する事は出来ません。
あくまでもこの「SARATOGA」単体でご使用ください。
もちろんBOREDオフィシャルとしては上記使用が推奨と言う事なので、ユーザーの自己責任にて各所で試用される分には何も言いませんが。
で、気になる発売時期については恐らく年内には発売出来る見込みとなっています。
と言うのも真冬の一般的なオフシーズン中に仕込んで頂ける様にを目標として来まして、なんせ年末年始とか冬休みなど時間がタップリある際にメンテナンスと共に仕込んで貰えたら思っています。
なので現状として未だ提携業者と詰める部分も残っているので詳細は今月中に決定する予定です。
BORED的にも提携業者と初の共同開発製品となるので結構シビアに進めていましてね。
そんな隠れた仕込みが意外と長引いてしまったのですが、BOREDのMETHOD新製品「SARATOGA」にゼヒご期待ください。
案内。
The Black Friday Sale is now being held overseas by "HEDGEHOG STUDIO" a dealer of BORED METHOD DIVISION products.
The sale is running from November 22nd to November 28th, so please take advantage of this opportunity!
https://www.hedgehog-studio.co.jp/
The sale is running from November 22nd to November 28th, so please take advantage of this opportunity!
https://www.hedgehog-studio.co.jp/
2025年11月21日金曜日
記事。
毎回不定期ながらBOREDのMETHODオイル&グリスをご注文頂くに当り参考になればと言う事で、現状BOREDが実施いているMETHOD製品の実用セレクトを記載しています。
BOREDが実施しているメンテナンスにおけるフィーリングは常に「ネットリ&シットリ」を意識しているので、全てのリールにおいてメーカー純正時よりもスプールレスポンスは向上させながらも、ボディ内ベアリングや各種ギアなどは耐久性を重視して仕上げてあります。
但し、BOREDはフィッシングショップでもメンテナンスサービスでもありませんので、全てのジャンルやモデルを網羅する事は出来ませんので予めご了承を。
その1ベイト、シマノ 21スコーピオンMD 301XG。
これはシーバスフィッシングをメインにジャイアントベイト用として、110g位~260g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの8号でリーダーはナイロンの80lbで使用。
スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはUG OMEGAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。
その2ベイト、アブ 19レボビースト 41-HSL。(ギア比違いを同仕様で2台使用)
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ用として、50g位~160g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの6号でリーダーはナイロンの60lbで使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはUG OMEGAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。
その3ベイト、シマノ 20カルカッタコンクエストDC 201HG。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ用として、40g位~90g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーはナイロンの50lbまたはフロロの40lbで使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはVNLペースト、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。
その4ベイト、シマノ 18バンタムMGL XG。
これはバスやナマズなど淡水をメインにヘビーカバーでのラバージグやフロッグ用として、14g位~35g位までをピッチングやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
その5ベイト、シマノ 18バンタムMGL HG。
これはバスやナマズなど淡水をメインにライトカバーでのバズベイトやスイムジグ用として、10g位~28g位までをフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
その6ベイト、シマノ 17スコーピオンDC 101HG。
これはシーバスやチニングをメインにレギュラーウェイトからヘビーウェイトのプラグ用として、20g位~50g位までをショートキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーはナイロンの50lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリスの上からUG OMEGAグリスを少量追加、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNペースト、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
その7ベイト、シマノ 14ブレ二アス。
これは海水でのチニングやミドルゲーム用として5g~12g辺りをメインにショートキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの0.8号でリーダーはフロロの16lbで使用。
スプールベアリングにはZAYTオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG OMEGAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
その8スピニング、シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ用として、7g位~28g位までを小規模運河や中規模河川でフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、ウォームシャフトにはALPHAグリス、メインシャフトにはALPHAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル、その他は純正。
その9ベイト、ABU 4601C。(GUNNARとROYAL EXPRESSを同仕様で2台使用)
これはライトカバーまでのナマズやライギョをメインにレギュラーウェイトのフロッグやトップウォータープラグ用として、12g位~40g位までをフルキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはLIGHT DUTYオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリスを薄く、コグホイールなどのプラギアにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。
今回は前回からオイルやグリスの入れ替えをしている物もあれば、前回と同一の物もありますが現状ではこれが最新の状態となります。
特に夏までのセッティングから秋~冬の低気温に向けたフィーリングのリセットを行っていますが、引き続き大型固体に合わせてルアーのサイズやウェイトも大型化する傾向にありますので、頻繁にアクセスしやすくメンテナンス頻度の多いスプールベアリングやラインローラーなどにおいては上記の実用例をゼヒ参考にしてみてください。
再度ハイシーズンに備えた事前のメンテナンスは重要ですが、事後のケアとしてキチンとした水洗いとシッカリとした乾燥、そしてアクセスし易いパーツへの注油を行う事が状態維持に繋がりますのでゼヒ毎回実施してください。
毎回同じレベルで使用出来ていればイザ不具合を感じた場合もすぐに察知出来るので、自分仕様として常に安定した状態維持を心掛けておきましょう。
と言う事で昨日もアナウンスしました様に只今BASEよりPay ID BLACK FRIDAY 2025としてフォロー割クーポンが配布されていますのでゼヒこの機会にご利用ください。
BOREDが実施しているメンテナンスにおけるフィーリングは常に「ネットリ&シットリ」を意識しているので、全てのリールにおいてメーカー純正時よりもスプールレスポンスは向上させながらも、ボディ内ベアリングや各種ギアなどは耐久性を重視して仕上げてあります。
但し、BOREDはフィッシングショップでもメンテナンスサービスでもありませんので、全てのジャンルやモデルを網羅する事は出来ませんので予めご了承を。
その1ベイト、シマノ 21スコーピオンMD 301XG。
これはシーバスフィッシングをメインにジャイアントベイト用として、110g位~260g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの8号でリーダーはナイロンの80lbで使用。
スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはUG OMEGAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。
その2ベイト、アブ 19レボビースト 41-HSL。(ギア比違いを同仕様で2台使用)
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ用として、50g位~160g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの6号でリーダーはナイロンの60lbで使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはUG OMEGAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。
その3ベイト、シマノ 20カルカッタコンクエストDC 201HG。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ用として、40g位~90g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーはナイロンの50lbまたはフロロの40lbで使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはVNLペースト、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。
その4ベイト、シマノ 18バンタムMGL XG。
これはバスやナマズなど淡水をメインにヘビーカバーでのラバージグやフロッグ用として、14g位~35g位までをピッチングやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
その5ベイト、シマノ 18バンタムMGL HG。
これはバスやナマズなど淡水をメインにライトカバーでのバズベイトやスイムジグ用として、10g位~28g位までをフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
その6ベイト、シマノ 17スコーピオンDC 101HG。
これはシーバスやチニングをメインにレギュラーウェイトからヘビーウェイトのプラグ用として、20g位~50g位までをショートキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーはナイロンの50lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリスの上からUG OMEGAグリスを少量追加、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNペースト、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
その7ベイト、シマノ 14ブレ二アス。
これは海水でのチニングやミドルゲーム用として5g~12g辺りをメインにショートキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの0.8号でリーダーはフロロの16lbで使用。
スプールベアリングにはZAYTオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG OMEGAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。
その8スピニング、シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ用として、7g位~28g位までを小規模運河や中規模河川でフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはBALBOAオイル、スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、ウォームシャフトにはALPHAグリス、メインシャフトにはALPHAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル、その他は純正。
その9ベイト、ABU 4601C。(GUNNARとROYAL EXPRESSを同仕様で2台使用)
これはライトカバーまでのナマズやライギョをメインにレギュラーウェイトのフロッグやトップウォータープラグ用として、12g位~40g位までをフルキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはLIGHT DUTYオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリスを薄く、コグホイールなどのプラギアにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。
今回は前回からオイルやグリスの入れ替えをしている物もあれば、前回と同一の物もありますが現状ではこれが最新の状態となります。
特に夏までのセッティングから秋~冬の低気温に向けたフィーリングのリセットを行っていますが、引き続き大型固体に合わせてルアーのサイズやウェイトも大型化する傾向にありますので、頻繁にアクセスしやすくメンテナンス頻度の多いスプールベアリングやラインローラーなどにおいては上記の実用例をゼヒ参考にしてみてください。
再度ハイシーズンに備えた事前のメンテナンスは重要ですが、事後のケアとしてキチンとした水洗いとシッカリとした乾燥、そしてアクセスし易いパーツへの注油を行う事が状態維持に繋がりますのでゼヒ毎回実施してください。
毎回同じレベルで使用出来ていればイザ不具合を感じた場合もすぐに察知出来るので、自分仕様として常に安定した状態維持を心掛けておきましょう。
と言う事で昨日もアナウンスしました様に只今BASEよりPay ID BLACK FRIDAY 2025としてフォロー割クーポンが配布されていますのでゼヒこの機会にご利用ください。
記事。
いや~取り敢えず本日午前にて発送出来る全てのご注文分を発送し終えました。
近年稀にみる怒涛っぷりでした。
けれどBOREDサポート分の発送が残っていたので、もう今日はやめて週明けにやる事にします。
だから待っていろ。
さて、昨日から開催されているBASEのPay ID BLACK FRIDAY 2025なんですが、毎回の事ながらキチンとキャンペーン内容を見ていなかったんですけど、今回配布された15%OFFクーポン配布数には限りがありまして、24日の23時59分までと設定されてはいながらも早期に終了となる場合もあるそうです。
なのでやはり出来るだけナルハヤでのご注文をお願いしますね。
そして明日からは三連休だと先ほど知った訳ですが、また自分にとっては悪夢の三連休になってしまうのか?
と言うのも昨日から愛息のクラスでは学級閉鎖らしく、しかもこの三連休と自宅学習日を含めて七連休になるそうで。
まぁ幸い現時点で愛息にはインフルの傾向も見られないのですが、もし感染してたらって考えると自分の三連休にだけは当たるなよと。
せめて一回くらい釣行させて欲しいですからね。
もうホントどんだけロッドを振っていないのか?ホーミー達は連日釣果を上げているみたですし。
そんな訳で既に在庫となっているBOREDオリジナルアパレルも、先行受注のプリオーダー中となるBOREDオリジナルアパレルも、そして先ほどまさかのキャンセルが出たVITALのPRO SIZE WRも、もちろん本筋のMETHODオイル&グリス&ペーストも含めゼヒお早目にPay ID BLACK FRIDAY 2025キャンペーンをご利用の上でご注文をお待ちしています。
けれどBOREDサポート分の発送が残っていたので、もう今日はやめて週明けにやる事にします。
だから待っていろ。
さて、昨日から開催されているBASEのPay ID BLACK FRIDAY 2025なんですが、毎回の事ながらキチンとキャンペーン内容を見ていなかったんですけど、今回配布された15%OFFクーポン配布数には限りがありまして、24日の23時59分までと設定されてはいながらも早期に終了となる場合もあるそうです。
なのでやはり出来るだけナルハヤでのご注文をお願いしますね。
そして明日からは三連休だと先ほど知った訳ですが、また自分にとっては悪夢の三連休になってしまうのか?
と言うのも昨日から愛息のクラスでは学級閉鎖らしく、しかもこの三連休と自宅学習日を含めて七連休になるそうで。
まぁ幸い現時点で愛息にはインフルの傾向も見られないのですが、もし感染してたらって考えると自分の三連休にだけは当たるなよと。
せめて一回くらい釣行させて欲しいですからね。
もうホントどんだけロッドを振っていないのか?ホーミー達は連日釣果を上げているみたですし。
そんな訳で既に在庫となっているBOREDオリジナルアパレルも、先行受注のプリオーダー中となるBOREDオリジナルアパレルも、そして先ほどまさかのキャンセルが出たVITALのPRO SIZE WRも、もちろん本筋のMETHODオイル&グリス&ペーストも含めゼヒお早目にPay ID BLACK FRIDAY 2025キャンペーンをご利用の上でご注文をお待ちしています。
2025年11月20日木曜日
案内。
いや、もう本日も慌ただしい。
なんですが、まさかのBOREDオリジナルアパレルA/Wシーズン第五弾最後の締め括りとして、BOREDのマスターピースでお馴染みのMFBPS-LSをリリース致します。
この2025 BORED GIRL-LSは2025 BORED GIRL-LSと同一となるホワイトとブラックに加え新色としてアッシュグレイの3カラー展開にてラインナップしています。
BOREDではお馴染みのMFBPSロゴを20205仕様のアウトラインのみで前胸部に、今年も定番使用して来ました2025BOREDボックスロゴを後首下に配置したデザインとなります。
今回も首周りの伸びや型崩れを起こし難い7.1ozのスーパーヘビーオンスボディを使用し、100%コットンのザラ付きのあるオープンエンド糸を使用した密度の高いタフなボディとなり、袖口も首周もシッカリとしたリブ仕様となっていますので、リラックスフィットと併せコットンボディらしい定番シルエットとなります。
本日只今よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きますが、12月15日の入荷より順次デリバリー開始となりますのでお間違いない様お願い致します。
併せて本日既にアナウンス致しましたBASEのPay ID BLACK FRIDAY 2025としてフォロー割クーポンが配布されていますが、もちろん先行受注のプリオーダーアイテムとなります2025 MFBPS-LSでも適応となりますのでお買い得に注文出来る内にゼヒお早目に。
この2025 BORED GIRL-LSは2025 BORED GIRL-LSと同一となるホワイトとブラックに加え新色としてアッシュグレイの3カラー展開にてラインナップしています。
BOREDではお馴染みのMFBPSロゴを20205仕様のアウトラインのみで前胸部に、今年も定番使用して来ました2025BOREDボックスロゴを後首下に配置したデザインとなります。
今回も首周りの伸びや型崩れを起こし難い7.1ozのスーパーヘビーオンスボディを使用し、100%コットンのザラ付きのあるオープンエンド糸を使用した密度の高いタフなボディとなり、袖口も首周もシッカリとしたリブ仕様となっていますので、リラックスフィットと併せコットンボディらしい定番シルエットとなります。
本日只今よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きますが、12月15日の入荷より順次デリバリー開始となりますのでお間違いない様お願い致します。
併せて本日既にアナウンス致しましたBASEのPay ID BLACK FRIDAY 2025としてフォロー割クーポンが配布されていますが、もちろん先行受注のプリオーダーアイテムとなります2025 MFBPS-LSでも適応となりますのでお買い得に注文出来る内にゼヒお早目に。
案内。
さて、年内最終生産のMETHOD製品やVITAL製品の在庫補充生産や2025 GOTHIC PARKAの発送などで諸々多忙なタイミングにつき当日のアナウンスとなりましたが、毎度のBASE株式会社よりPay ID BLACK FRIDAY 2025としてフォロー割クーポンが配布されて来ました。
実は最近BASEの管理画面がリニューアルしたもんでアナウンスが画面下の方に移動した事で完全に見落としていたんですけどね。
で、今回も既にPay IDアプリをご利用のユーザー限定となりますが、本日11月20日の17:00〜24日の23:59まで15%OFFクーポンコード:2511payidがご利用頂けるそうで、更に今回はPay IDポイントも5%還元との事なので非常にお得なキャンペーンとなっています。
Pay IDアプリはスマホのアプリストアから無料でダウンロード出来るので、ショップ名検索から「BORED STORE」をフォローするだけで直ぐにクーポンコードがご利用頂けます。
なので非常に簡単でお得。
しかも割引についてはBASE株式会社の負担なのでBORED的に痛くも痒くもない。
つまりBOREDもユーザーも皆ハッピーと言う事なのでゼヒ上記をご利用くださいませ。
ちょうどMETHOD製品も年内最後の在庫補充生産を終え出来立てホヤホヤの在庫が十分確保出来ていますし、BOREDオリジナルアパレルも僅かながら在庫も出来ていますのでゼヒこの機会に。
実は最近BASEの管理画面がリニューアルしたもんでアナウンスが画面下の方に移動した事で完全に見落としていたんですけどね。
で、今回も既にPay IDアプリをご利用のユーザー限定となりますが、本日11月20日の17:00〜24日の23:59まで15%OFFクーポンコード:2511payidがご利用頂けるそうで、更に今回はPay IDポイントも5%還元との事なので非常にお得なキャンペーンとなっています。
Pay IDアプリはスマホのアプリストアから無料でダウンロード出来るので、ショップ名検索から「BORED STORE」をフォローするだけで直ぐにクーポンコードがご利用頂けます。
なので非常に簡単でお得。
しかも割引についてはBASE株式会社の負担なのでBORED的に痛くも痒くもない。
つまりBOREDもユーザーも皆ハッピーと言う事なのでゼヒ上記をご利用くださいませ。
ちょうどMETHOD製品も年内最後の在庫補充生産を終え出来立てホヤホヤの在庫が十分確保出来ていますし、BOREDオリジナルアパレルも僅かながら在庫も出来ていますのでゼヒこの機会に。
2025年11月19日水曜日
記事。

これって真剣に考えると意外と悩むところでもあるのですが、例えばハイシーズンを迎える事前に万全としておきたいじゃないですか?
リールもメンテナンスしてラインも巻き替えて不足している消耗品も買い足しておくとか。
だからBOREDでは常にハイシーズンを迎える前にとお伝えして来た訳です。
だってデートの前には髪を切りたいでしょうし、デートの後に髪を切ったってねぇ?
けれど同じく事後のケアも忘れずにとお伝えして来た様に、シッカリと事前に整えたリールは思い切り酷使すれば良いと思うんですけど、使用後に放置しておくんじゃなくて洗浄と乾燥と注油を行っておく事が最良な訳です。
だからこれまで事前はメンテナンスで事後はケアと言う様に表現して来ました。
あ、ちなみにハイシーズンと書いたのは一つの例えですよ。
だから他にも真夏を迎える前でも海外へ遠征する前でも遊漁船に乗る前でも、何かしら事前に備えておきたいイベントの前と言う意味ね。
で、実際に自分の釣友でも「明日はアウェイで」とちょっと遠出するイベントを控えているのに、当日になってフルキャストしたらラインがギリしかなかったとか、ボディ内で何かカラカラと音がするとか、リーダーやらスナップを忘れて来たとか、そんな場の雰囲気を壊しがちな奴も居たりして。
そーゆー意味でも事前に用意と準備をしておくべきだろうと。
使い終わった後でベストな状態にしておくって意味では事後のメンテナンスもアリなんですけどね、でもまた来週使う予定があるのに実際メンテナンスします?って話もあるし、または暫く出番が無いのであればソレは時間の経過と共に事前に置き換わる事にもなるんでね。
だからタイムライン的に考えても事前がベストなはず。
では上記の様に何かイベントを控えている訳ではなく、もう生活の一部として定期的に釣行している場合は?
これはズバリ季節の変り目こそメンテナンスを行う最適なタイミングとなります。
季節の変り目には気温や湿度の変化が生じますし、更に紫外線や風雨も相乗しますんでね。
この認識でメンテナンスを行っていれば大事に至る事は無いかと思います。
で、BORED的には事前のメンテナンスとは工具を使いリールを全て分解し、内部もクリーニングしてから各所へ注油するところまでを言いまして、事後のケアとは工具を使わないレベルでパーツを取り外して水洗いしてから十分に乾燥させ、アクセスしやすいパーツだけに注油を行うところまでを言います。
だから労力も時間も全然違います。
やっぱりタックルって道具なんでね、常に自分に合った自分仕様で整えておけるのがベストですし、その状態を長く維持出来る事が重要な訳ですから。
しかもハンドルを変えたり差し色パーツに変えたりなどカスタムしているなら尚更でしょう。
愛着も湧くじゃないですか?
ルアーばっかり買ってみたって実際にフィールドで使うルアーの数には限りがある訳ですし。
やはり道具であるコッチの世界にもお金を使ってあげてください。
BOREDが幸せになれるから。
なんつって。
2025年11月18日火曜日
記事。
引き続きMETHODとVITALの在庫補充生産と同時に入荷&発送ラッシュも加わり異常に多忙なBOREDですが、シーバス界隈ではデカいのがボンボン上がっているタイミングなのでベイトリールのメンテナンスについて一点だけ。
ま、忙し過ぎて自分のリールをバラすのも面倒なので展開図を利用していますが、特にシマノのマイクロモジュールギアで良く言われている異音ことウィンウィン音について。
これハンドルを回し続けている最中ずっと同じ程度で鳴っている場合は、マイクロモジュールギアの特徴として捉えて貰って問題はありません。
こーゆーもんだと。
もちろん一旦分解してキチンと組み直すと改善する場合もありますが。
けれどハンドルを回している際にある一箇所に来ると鳴りが大きくなるとか違って聞こえると言う場合は話が別です。
これはマイクロモジュールギアだけの話では無いんですが。
このスポットでのウィンウィン音を「グリス切れ」と余りにも簡単に診断してしまう無知なメンテナンスショップが結構多くあるんですね。
これダメなメンテナンスショップの典型です。
シマノのマイクロモジュールギアはグリス切れが激しいから鳴ってしまうと。
だから新たに別のグリスを塗布し直しましたってキメツケ対応。
ホントにそうですか?
無知な癖にグリスのせいにするから頭に来る。
先ず、ナゼ一箇所に来ると鳴りが変化するのか?を考えればシンプルに偏芯しているからな訳です。
物理です。
そんな当然の事を知っていなければ自転車のホイールなんて組めませんから。
とは言え昨今の冷間鍛造技術で金属繊維まで綿密にコントロールしている素材を、しかも高精度なMCで切削しているので物理的にパーツの精度が悪くて偏芯している訳じゃない。
アッセンブルの問題です。
メインギアはドラグとストッパーギアと共にメインシャフトに刺さった状態でボディと接合していますよね?
これがプレートを介しボディにビス2個で止められている訳ですが、更にピニオンギアを経由してハンドルの回転と同調してスプールが回転すると。
これら接点の全てを疑うべきなんです。
なので偏芯していると言う事は上記のいずれかを組み込む際に「芯」が出ていない訳です。
もちろんスピニングリールだけの話じゃないんですよ。
ラジアルな方向にしか回転しないベイトリールだって同じ事です。
なので疑うべき箇所としては、画像の黄色丸の箇所。
上の小さな黄色丸2つに関してはビスを少し緩めてから一旦ボディを仮組みしてハンドルを回してみる。
そしたらボディを外して緩めたビスを慎重に少しづつ順番に締めて行く。
自分の経験上ではボディに大きな面積で止められた樹脂パーツである右の黄色丸だけで概ね改善しますが、左の黄色丸も片側だけのビスを締めてから反対側を締めたりすると当然プレートに歪みが出るので、あくまでも全てのビスは少しづつ順番に出来るだけ均一なトルクで締めてやる事。
そして下の大きな黄色丸はワッシャーやスペーサー類が多数使用されているのでワッシャーの向きや位置を再確認した上でココにもキチンとオイルやグリスを両面に薄く塗布しておく。
特にアールワッシャーは動きを伴うワッシャーなのでオイルやグリスで潤滑させる必要があります。
ココがキチンと平行に組まれていなければスタードラグを取り付けた後でメインシャフトにも負担が掛かるのは当然の事。
これを納得行くまで繰り返せば概ね異音は改善すると思うんですが、この状態で初めてグリスのセレクトを見直してみると更に良くなると思います。
また、メインギアとピニオンギアに使用するグリスはギアの谷間が埋まるほど大量に塗布するのではなく、筆などを使用して一つ一つの谷間に薄くグリスが付着されている程度を目安に塗布してください。
で、オスに塗布したならメスにも塗布してやるのもセオリーです。
今度はピニオンギアにも同様に薄く塗布し、ベアリングに刺さる先端部分にもキチンと均一に塗布する。
これで組付たらメインシャフトを回転させて軽く馴染ませてやる。
その際にピニオンヨークなどに余分なグリスが溜まると思うので、爪楊枝などを使って少し掬って取り去っておく。
こーゆー細かな作業を怠ると使用して行く内に無意味な箇所に溜まったグリスがヨゴレとなったり、更にそこへホコリなどが付着して悪循環になるんです。
そして最後に。
新品時から異音がしていた場合も同様です。
シマノもダイワもアブもリールの組付は機械ではなく人が手仕事で行っているので、当然ながら工場の作業員にも個人差が発生する訳ですし、そこにはノルマもあると想像されますので新品時の個体差に繋がる事は言わずもがな。
BOREDでは新たに導入したリールを直ぐに分解するのは業務上の儀式ではありますが、分解してみるとメインギアに塗布されたグリスが一箇所だけに塗布されていたりとか、ワッシャーの向きも箇所も枚数までも違っていたりとか、そんな事は沢山経験しています。
なのでこれこそ仕方ない事ではあります。
だって分解してみなけりゃ分からない事なんでね。
あくまでもリールは工業製品なので展開図を信用して組付を行うべきと考えていて、更に微調整を加えたい場合はシムなどを自身で入手して足したり引いたり。
そして物理的に動きを考えてみると言う事が大事。
やはり自身で分解&調整が出来ると愛着が湧きますし不具合の原因にも対応し易くなりますよ。
あ、オイルやグリスはBOREDのMETHOD製品で、今なら出来立てホヤホヤのMETHOD製品達です。
ま、忙し過ぎて自分のリールをバラすのも面倒なので展開図を利用していますが、特にシマノのマイクロモジュールギアで良く言われている異音ことウィンウィン音について。
これハンドルを回し続けている最中ずっと同じ程度で鳴っている場合は、マイクロモジュールギアの特徴として捉えて貰って問題はありません。
こーゆーもんだと。
もちろん一旦分解してキチンと組み直すと改善する場合もありますが。
けれどハンドルを回している際にある一箇所に来ると鳴りが大きくなるとか違って聞こえると言う場合は話が別です。
これはマイクロモジュールギアだけの話では無いんですが。
このスポットでのウィンウィン音を「グリス切れ」と余りにも簡単に診断してしまう無知なメンテナンスショップが結構多くあるんですね。
これダメなメンテナンスショップの典型です。
シマノのマイクロモジュールギアはグリス切れが激しいから鳴ってしまうと。
だから新たに別のグリスを塗布し直しましたってキメツケ対応。
ホントにそうですか?
無知な癖にグリスのせいにするから頭に来る。
先ず、ナゼ一箇所に来ると鳴りが変化するのか?を考えればシンプルに偏芯しているからな訳です。
物理です。
そんな当然の事を知っていなければ自転車のホイールなんて組めませんから。
とは言え昨今の冷間鍛造技術で金属繊維まで綿密にコントロールしている素材を、しかも高精度なMCで切削しているので物理的にパーツの精度が悪くて偏芯している訳じゃない。
アッセンブルの問題です。
メインギアはドラグとストッパーギアと共にメインシャフトに刺さった状態でボディと接合していますよね?
これがプレートを介しボディにビス2個で止められている訳ですが、更にピニオンギアを経由してハンドルの回転と同調してスプールが回転すると。
これら接点の全てを疑うべきなんです。
なので偏芯していると言う事は上記のいずれかを組み込む際に「芯」が出ていない訳です。
もちろんスピニングリールだけの話じゃないんですよ。
ラジアルな方向にしか回転しないベイトリールだって同じ事です。
なので疑うべき箇所としては、画像の黄色丸の箇所。
上の小さな黄色丸2つに関してはビスを少し緩めてから一旦ボディを仮組みしてハンドルを回してみる。
そしたらボディを外して緩めたビスを慎重に少しづつ順番に締めて行く。
自分の経験上ではボディに大きな面積で止められた樹脂パーツである右の黄色丸だけで概ね改善しますが、左の黄色丸も片側だけのビスを締めてから反対側を締めたりすると当然プレートに歪みが出るので、あくまでも全てのビスは少しづつ順番に出来るだけ均一なトルクで締めてやる事。
そして下の大きな黄色丸はワッシャーやスペーサー類が多数使用されているのでワッシャーの向きや位置を再確認した上でココにもキチンとオイルやグリスを両面に薄く塗布しておく。
特にアールワッシャーは動きを伴うワッシャーなのでオイルやグリスで潤滑させる必要があります。
ココがキチンと平行に組まれていなければスタードラグを取り付けた後でメインシャフトにも負担が掛かるのは当然の事。
これを納得行くまで繰り返せば概ね異音は改善すると思うんですが、この状態で初めてグリスのセレクトを見直してみると更に良くなると思います。
また、メインギアとピニオンギアに使用するグリスはギアの谷間が埋まるほど大量に塗布するのではなく、筆などを使用して一つ一つの谷間に薄くグリスが付着されている程度を目安に塗布してください。
で、オスに塗布したならメスにも塗布してやるのもセオリーです。
今度はピニオンギアにも同様に薄く塗布し、ベアリングに刺さる先端部分にもキチンと均一に塗布する。
これで組付たらメインシャフトを回転させて軽く馴染ませてやる。
その際にピニオンヨークなどに余分なグリスが溜まると思うので、爪楊枝などを使って少し掬って取り去っておく。
こーゆー細かな作業を怠ると使用して行く内に無意味な箇所に溜まったグリスがヨゴレとなったり、更にそこへホコリなどが付着して悪循環になるんです。
そして最後に。
新品時から異音がしていた場合も同様です。
シマノもダイワもアブもリールの組付は機械ではなく人が手仕事で行っているので、当然ながら工場の作業員にも個人差が発生する訳ですし、そこにはノルマもあると想像されますので新品時の個体差に繋がる事は言わずもがな。
BOREDでは新たに導入したリールを直ぐに分解するのは業務上の儀式ではありますが、分解してみるとメインギアに塗布されたグリスが一箇所だけに塗布されていたりとか、ワッシャーの向きも箇所も枚数までも違っていたりとか、そんな事は沢山経験しています。
なのでこれこそ仕方ない事ではあります。
だって分解してみなけりゃ分からない事なんでね。
あくまでもリールは工業製品なので展開図を信用して組付を行うべきと考えていて、更に微調整を加えたい場合はシムなどを自身で入手して足したり引いたり。
そして物理的に動きを考えてみると言う事が大事。
やはり自身で分解&調整が出来ると愛着が湧きますし不具合の原因にも対応し易くなりますよ。
あ、オイルやグリスはBOREDのMETHOD製品で、今なら出来立てホヤホヤのMETHOD製品達です。
記事。
本日先ほど予定どおりに入荷となりましたBOREDの2025 GOTHIC PARKAですが、宅急便の配達が遅れやがったもんで夕方前につき多少焦っています。
お蔭様で既に先行受注のプリオーダーにて殆ど完売となっていまして、残りはHEATHERのLが1枚だけ?となっていますが、多分またカウントミスをしていると思いますので近日中に在庫を更新出来るかもしれません。
と言う事で本日只今より検品を終えた順に発送作業開始となりますが、今回も数が膨大につき順次デリバリーとなりますので届けまで今少しお待ちください。
概ね21日までには全ての発送作業を終える見込みとなります。
今回も120サイズが3箱~4箱で届くかと思ったら160サイズ?の段ボールを改造して強引に2箱で届いたので流石に大きくて邪魔過ぎる。
なのでナルハヤで頑張ります。
また、これにて先行受注のプリオーダーアイテムも残すは2025 SCRIPT SWEATとBORED LOGO PATCHのみとなりましたが、こちらも残り枠が非常に少なくなっていますのでゼヒお早目のご注文をお待ちしています。
そして、昨日不意にSNSへアップしましたMETHODの新製品?SARATOGAについては今月中にアナウンスを行えると思いますので、ちょっとだけ意外?と思われる製品ながらBOREDでは初の材料を使用した製品としてゼヒご期待を。
多忙につきサッと入荷のアナウンスでした。
お蔭様で既に先行受注のプリオーダーにて殆ど完売となっていまして、残りはHEATHERのLが1枚だけ?となっていますが、多分またカウントミスをしていると思いますので近日中に在庫を更新出来るかもしれません。
と言う事で本日只今より検品を終えた順に発送作業開始となりますが、今回も数が膨大につき順次デリバリーとなりますので届けまで今少しお待ちください。
概ね21日までには全ての発送作業を終える見込みとなります。
今回も120サイズが3箱~4箱で届くかと思ったら160サイズ?の段ボールを改造して強引に2箱で届いたので流石に大きくて邪魔過ぎる。
なのでナルハヤで頑張ります。
また、これにて先行受注のプリオーダーアイテムも残すは2025 SCRIPT SWEATとBORED LOGO PATCHのみとなりましたが、こちらも残り枠が非常に少なくなっていますのでゼヒお早目のご注文をお待ちしています。
そして、昨日不意にSNSへアップしましたMETHODの新製品?SARATOGAについては今月中にアナウンスを行えると思いますので、ちょっとだけ意外?と思われる製品ながらBOREDでは初の材料を使用した製品としてゼヒご期待を。
多忙につきサッと入荷のアナウンスでした。
2025年11月17日月曜日
記事。
昨日の定休日は愛息の大学入試でして。
なので定休日だけど朝早くに起きて一応なんとなく見送りだけ済ませてみる。
からの天気も良いので洗濯をしてから荒川で開催されているロッドの試投会へ出向く。
もちろん目的はBOREDのお取り扱いDEALERでもあるMonster Kissの面々に挨拶も兼ねて。
けれど先日の11月2日はこの同じ場所に居るはずだったんだよなぁと、食中毒を恨む意味で一人リベンジを果たしに荒川へ。
あれ?地下鉄の駅がなんだか綺麗になってるわ、出口も変えられてしまい一瞬戸惑うが徒歩る。
会場に着くと人は疎らながら何人かキャストしている人も見える。
真っ先にMonster Kissのブースへ行くと毎度の吉田君が気付いてくれてターザン君と共に挨拶。
するとすぐにサベージギア?のデカいルアーを付けたロッドを持ち接客の終わった小塚君とも挨拶。
皆さんお久しぶり。
相変わらず無茶なスケジュールなモンキスはカワハギ釣りもして来たとの事で、既にSNSで見ていたから知ってはいたけど馬鹿じゃないの?とタフっぷりに呆れる。
取り敢えず差し入れの「翼」は授けたから帰りも無茶しないでねと念を押すも、なんだか落ち鮎がどーのこーのと話し始めているから今日は直ぐに帰りなさいと念を押す。
ホントに釣りが好きで仕方ないんですモンキスは。
大体2時間くらいかな?色々なロッドを触らせて貰ったり質問したり、更にはアレのガイド付きを出してよとリクエストしたりと、諸々の話を済ませて久しぶりの荒川と言うかデイの河川とモンキスを満喫。
今日で取り敢えず愛息の大学入試関係も終わった事で、個人的にも思い切り釣行を再開出来るタイミングながら既に繁忙期に入ったBORED。
なんなら今日もタックルを持って行けば良かったなと反省。
さて、BORED STOREの在庫補充も概ねが終わり出来立てホヤホヤのオイルもグリスも欠品や品薄は回避出来ていますが、これからMETHODお取り扱いDEALERへ向けての準備も開始するので今週も超多忙。
そして例年の事ながら年末にかけては最も動きが早くなる事から、気が付くと欠品?なんて事もあり得ますので引き続きお早目のご注文をお待ちしています。
なので定休日だけど朝早くに起きて一応なんとなく見送りだけ済ませてみる。
からの天気も良いので洗濯をしてから荒川で開催されているロッドの試投会へ出向く。
もちろん目的はBOREDのお取り扱いDEALERでもあるMonster Kissの面々に挨拶も兼ねて。
けれど先日の11月2日はこの同じ場所に居るはずだったんだよなぁと、食中毒を恨む意味で一人リベンジを果たしに荒川へ。
あれ?地下鉄の駅がなんだか綺麗になってるわ、出口も変えられてしまい一瞬戸惑うが徒歩る。
会場に着くと人は疎らながら何人かキャストしている人も見える。
真っ先にMonster Kissのブースへ行くと毎度の吉田君が気付いてくれてターザン君と共に挨拶。
するとすぐにサベージギア?のデカいルアーを付けたロッドを持ち接客の終わった小塚君とも挨拶。
皆さんお久しぶり。
相変わらず無茶なスケジュールなモンキスはカワハギ釣りもして来たとの事で、既にSNSで見ていたから知ってはいたけど馬鹿じゃないの?とタフっぷりに呆れる。
取り敢えず差し入れの「翼」は授けたから帰りも無茶しないでねと念を押すも、なんだか落ち鮎がどーのこーのと話し始めているから今日は直ぐに帰りなさいと念を押す。
ホントに釣りが好きで仕方ないんですモンキスは。
大体2時間くらいかな?色々なロッドを触らせて貰ったり質問したり、更にはアレのガイド付きを出してよとリクエストしたりと、諸々の話を済ませて久しぶりの荒川と言うかデイの河川とモンキスを満喫。
今日で取り敢えず愛息の大学入試関係も終わった事で、個人的にも思い切り釣行を再開出来るタイミングながら既に繁忙期に入ったBORED。
なんなら今日もタックルを持って行けば良かったなと反省。
さて、BORED STOREの在庫補充も概ねが終わり出来立てホヤホヤのオイルもグリスも欠品や品薄は回避出来ていますが、これからMETHODお取り扱いDEALERへ向けての準備も開始するので今週も超多忙。
そして例年の事ながら年末にかけては最も動きが早くなる事から、気が付くと欠品?なんて事もあり得ますので引き続きお早目のご注文をお待ちしています。
2025年11月14日金曜日
記事。

今やスペック的はライトゲームと言うよりもミドルゲームにこそ最適となる14ブレ二アスでして、まぁネーミングからもミドルゲームこそドンピシャなチヌ向けではあります。
しかも画像の様にアベイルのスタードラグやアンタレスのハンドルに換装しているので全くベイトフィネスな印象は無い。
こんな11年も型落ちの14ブレ二アスであっても現行機種と大きく変わらない?点は飛距離だけ。
恐らくボディ重量やブレーキ性能やドラグ性能なんかは各段に違っているんでしょうけど、飛距離に関して言えば恐らく最新モデル比較しても数mと変わらないでしょうね。
実用としてホーム湾奥運河では7.6ftのMLロッドで7gのシンペンが50m飛ばせているから個人的にも満足していますし。
それが51mになったからってねぇ、そんなら対岸へ渡れって。
で、良く飛距離云々で題材に上がるオイルの粘度については、確かに低粘度になれば油膜の粘度抵抗が少なくなり、つまりブレーキの役目をする粘度や粘性が低くなります。
なので飛びます。
けれどオイルの粘度が低くなれば同時に飛散し易くもなります。
オイルが飛散し易くなると言う事は油膜が失われ易くなると言う事であって、そうなって来るとオイルの質が重要になって来る。
つまり低粘度になればなるほど物理的吸着だけでは油膜が保てなくなって来る。
そこでやはり物理的吸着に加え化学合成油だけが持つ化学的吸着の特徴が発揮される訳です。
化学的吸着とは油膜と金属のそれぞれプラスマイナスの電気的効果により油膜を吸着させると言う事であって、極薄な分子レベルであっても油膜が維持されると言うもの。
さて、BOREDのMETHODオイル中で最も粘度の低いZAYTオイルと次に粘度の低いBALBOAオイル。
ZAYTオイルはISO VG4と言う例えれば水の様なシャバシャバな感覚で、BALBOAオイルはISO VG9と僅かに粘度を感じるほどの超低粘度。
なのにこの超低粘度オイル2製品は全く異なるコンセプトで設計していまして、ZAYTオイルは100%エステル化学合成油で粘性も出来る限り排除したサッパリ系オイル、一方BALBOAオイルはエステル化学合成油とポリアルファオレフィン化学合成油のハイブリッドで適度に粘性を持たせてあるシットリ系オイル。
言葉で書き表すとサッパリとシットリとなりますが、一般的には共にシャバシャバなオイルと感じるでしょう。
使い別けとしてはもうガッツリ1g以下とか重くても数gまでしか投げませんよと言うライトゲームやフィネスなどにおいてはZAYTオイル、一方でライトゲームからミドルゲームまでをメインとしながらも時には2ozも投げますよと言う場合にはBALBOAオイル。
同じ超低粘度でシャバシャバなオイルなのに、このくらい設計コンセプトを変えてあるんです。
業界用語で言うと極圧性と粘弾性の極限数値を大きく変えていて、摩擦や荷重に対してオーバースペックな耐久性を持たせてあるのがBALBOAオイルで、逆に究極まで範囲を絞りライトウェイトに特化させてあるのがZAYTオイルと言う事になります。
ちなみにベースオイルのエステル化学合成油は全く同一の材料を使用していますし、METHODオリジナルの耐水防錆添加剤も同じく。
と言う事で今や最新モデルのベイトフィネスリールなどで、最も手軽に違いを感じ易いスプールベアリングにおいては、オイルの変更によりメーカー純正とは明らかな違いを感じられる事になりますが、同時にブレーキセッテイングの追求は当然ながらキャストの調整も自身で色々と試す事になりますのでご注意を。
ソルトでのライトゲーマーミドルゲーマーはもちろんですがエリアや渓流そしてバスでも、自分の理想とするフィーリングを求めるなら一度ZAYTオイルとBALBOAオイルをお試しください。
参考までに自分がZAYTオイルとBALBOAオイルを使い別ける場合、ベイトフィネスで5g以下をメインとするならスプールベアリングにZAYTオイルを、12g以下をメインとするならスプールベアリングにBALBOAオイルを、更にC2000番やC3000番のスピニングではラインローラーにBALBOAオイルを、なのに4号リールで2ozを中心に40g~80g位を使用する場合にもBALBOAオイルを使用しています。
近いながらも極端に性格の異なるオイル達、完全自社設計だからこんな事も可能です。
2025年11月13日木曜日
記事。
からの~画像です。
そう、一昨日?アップした島根県の汽水湖で真夏の6月から10月まで水没していた22カルカッタコンクエスト201です。
流石にボディのアルマイトにアルミ特有の白錆が白点になって確認は出来るのですが、それでも各パーツはNeCoSanの手による徹底洗浄で完全復活し、消耗品であるベアリングやカーラーなどはこの機会に全部交換してリフレッシュ。
参考までに使用オイル&グリスはスプールベアリングにBALBOAオイル、メインギアとピニオンにUG SIGMAグリス、プラギアとウォームシャフトにTHETAグリス、ドラグワッシャーにUG OMEGAグリス、ボディ内ベアリングはNEMEAオイルとBSLUオイルの混合カスタム、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイルです。
水没しても諦めずに全てを分解洗浄してパーツを細かくチェックして行けば消耗品の交換だけで済む場合もあります。
スマホの様な電子機器じゃないですからね。
もちろん新品実売価格よりも多少は安くは済みますが、なにより愛用して来た思い入れが染み込んでいる訳で、直ぐ諦めて新品へ買い替えると言う前の選択肢としても有意義かと思います。
汽水とは言え真夏に四ヶ月も水没させるテストなんてBOREDでは出来ませんので、今回は悲劇の中から得られた非常に興味(失敬)のある結果となりました。
再度オーナーさんスミマセン。
汽水湖だけでなく大河川の下流域とか最奥の運河とか、同じく汽水域となるエリアでも同様に復活させる事も可能となりますので、ゼヒBOREDのMETHOD製品で予め武装しておいてくださいね。
ちなみに完全な外海の沖ではアウトだと思いますが、なによりサルベージ出来る確率が厳しいですね。
そう、一昨日?アップした島根県の汽水湖で真夏の6月から10月まで水没していた22カルカッタコンクエスト201です。
流石にボディのアルマイトにアルミ特有の白錆が白点になって確認は出来るのですが、それでも各パーツはNeCoSanの手による徹底洗浄で完全復活し、消耗品であるベアリングやカーラーなどはこの機会に全部交換してリフレッシュ。
参考までに使用オイル&グリスはスプールベアリングにBALBOAオイル、メインギアとピニオンにUG SIGMAグリス、プラギアとウォームシャフトにTHETAグリス、ドラグワッシャーにUG OMEGAグリス、ボディ内ベアリングはNEMEAオイルとBSLUオイルの混合カスタム、ワンウェイローラークラッチはNEMEAオイルです。
水没しても諦めずに全てを分解洗浄してパーツを細かくチェックして行けば消耗品の交換だけで済む場合もあります。
スマホの様な電子機器じゃないですからね。
もちろん新品実売価格よりも多少は安くは済みますが、なにより愛用して来た思い入れが染み込んでいる訳で、直ぐ諦めて新品へ買い替えると言う前の選択肢としても有意義かと思います。
汽水とは言え真夏に四ヶ月も水没させるテストなんてBOREDでは出来ませんので、今回は悲劇の中から得られた非常に興味(失敬)のある結果となりました。
再度オーナーさんスミマセン。
汽水湖だけでなく大河川の下流域とか最奥の運河とか、同じく汽水域となるエリアでも同様に復活させる事も可能となりますので、ゼヒBOREDのMETHOD製品で予め武装しておいてくださいね。
ちなみに完全な外海の沖ではアウトだと思いますが、なによりサルベージ出来る確率が厳しいですね。
2025年11月12日水曜日
記事。
割と頻繁にお客様より質問を頂く事がありまして、それは「ダイワのリールは使わないのですか?」と言うもの。
答えは「はい」なんです。
でもダイワのロッドやルアーは好きで使っています。
以前にも書きました様に今から30年ほど前の90年代はシマノのカルカッタと同時にダイワのTD-XやTD-Zなんかを使っていました。
マグフォースVが最初に搭載されたモデルでしたね。
変な形したスプールとボディだなと思いながらも非常に使い易い丸型とロープロを合体させた様なデザインが好きで。
けれど当時の自分はとにかくラバージグやテキサス命だったもんで、自然なフォーリングを意識すると遠心ブレーキのフォールがベスト。
そんな事もあって結局はシマノのカルカッタやアブのガンナーなんかをメインに使う様になり、で、その流れから現在もシマノが一軍でアブが二軍と言う手持リールのラインナップになったんです。
なので特に機能的に何か問題や不満を感じてダイワは絶対に使わないと言う訳ではないのですが、強いて言えばレベルワインダーのTが外観的にも部品点数的にも好きではない。
機能としての理屈は分かるんですが。
リールはシンプルこそ最強と思っていますので部品点数は極力少ない構造がベスト。
で、一時期は上記と平行してバスプロショップスなんかで買える海外メーカーにも手を出した事があったんです。
フルーガーとかルーズなど。
でも結局は故障した際にパーツ供給について入手先が不明で、なのでもうポイッと家庭内廃棄して今やどこにあるのか。
やはり部品点数が多くベアリングやギアやクラッチなどの様に「ザ工業製品」の塊とも言えるリールにおいては日本メーカーこそが最強で最高だろうと、または国内輸入代理店がメーカーに匹敵する規模でアフターもキチンとしているなら良し。
参考までにメーカーの部品保持基準って確か家電なんかは8年前後だったと思うんですが、最低でも廃盤から8年前後は確実に部品供給が行われなきゃダメなんです。
そうなると当然ながらスモールメーカーなどにおいては不安がある。
なんせ全てのモデルのあらゆるパーツを8年間も保管し続けなければならないのでね。
そこへ来るとシマノやダイワは当然としてアブにおいても今や部品供給は全く問題なく行える訳です。
ショップ経由で注文しても早ければ一週間以内で遅くても二週間程度あれば手元に届きます。
これは自身でメンテナンスする上では絶対的な選択肢になるかと思うんです。
せっかく一生懸命メンテナンスしてカスタムして自分仕様のリールに仕上げたのに、イザ故障した際に一つのパーツが入手出来ない事で使い続けられなくなるなんて。
これはイケマセン。
けれど国内外問わずスモールメーカーには大手には無い?魅力や斬新さがあるのも確かなので、この辺りをセレクトするならメーカーを頼り全フリするだけじゃなく、自身である程度の状態をキープし続けるスキルもあった方がベターでしょう。
なので全くの初心者が選ぶならシマノかダイワをお勧めします。
まぁBOREDなんて零細中の最高位ってくらいなスモールメーカーですし、けれどハードじゃなくてソフトだから何とか対応出来てますが、やはりハードを扱うとなるとソレナリの覚悟が必要ですからね。
と言った理由で自分は現在シマノとアブしか使わないのですが、ダイワにおいてはあくまでも個人的な趣味(外観)の点だけであって、再度言いますが機能や構造に懸念や否定があって使わない訳ではありませんので。
圧倒的な世界シェアを誇る日本の釣具メーカー業界、特にBOREDの業務と関連するだけにリールには拘りがあります。
答えは「はい」なんです。
でもダイワのロッドやルアーは好きで使っています。
以前にも書きました様に今から30年ほど前の90年代はシマノのカルカッタと同時にダイワのTD-XやTD-Zなんかを使っていました。
マグフォースVが最初に搭載されたモデルでしたね。
変な形したスプールとボディだなと思いながらも非常に使い易い丸型とロープロを合体させた様なデザインが好きで。
けれど当時の自分はとにかくラバージグやテキサス命だったもんで、自然なフォーリングを意識すると遠心ブレーキのフォールがベスト。
そんな事もあって結局はシマノのカルカッタやアブのガンナーなんかをメインに使う様になり、で、その流れから現在もシマノが一軍でアブが二軍と言う手持リールのラインナップになったんです。
なので特に機能的に何か問題や不満を感じてダイワは絶対に使わないと言う訳ではないのですが、強いて言えばレベルワインダーのTが外観的にも部品点数的にも好きではない。
機能としての理屈は分かるんですが。
リールはシンプルこそ最強と思っていますので部品点数は極力少ない構造がベスト。
で、一時期は上記と平行してバスプロショップスなんかで買える海外メーカーにも手を出した事があったんです。
フルーガーとかルーズなど。
でも結局は故障した際にパーツ供給について入手先が不明で、なのでもうポイッと家庭内廃棄して今やどこにあるのか。
やはり部品点数が多くベアリングやギアやクラッチなどの様に「ザ工業製品」の塊とも言えるリールにおいては日本メーカーこそが最強で最高だろうと、または国内輸入代理店がメーカーに匹敵する規模でアフターもキチンとしているなら良し。
参考までにメーカーの部品保持基準って確か家電なんかは8年前後だったと思うんですが、最低でも廃盤から8年前後は確実に部品供給が行われなきゃダメなんです。
そうなると当然ながらスモールメーカーなどにおいては不安がある。
なんせ全てのモデルのあらゆるパーツを8年間も保管し続けなければならないのでね。
そこへ来るとシマノやダイワは当然としてアブにおいても今や部品供給は全く問題なく行える訳です。
ショップ経由で注文しても早ければ一週間以内で遅くても二週間程度あれば手元に届きます。
これは自身でメンテナンスする上では絶対的な選択肢になるかと思うんです。
せっかく一生懸命メンテナンスしてカスタムして自分仕様のリールに仕上げたのに、イザ故障した際に一つのパーツが入手出来ない事で使い続けられなくなるなんて。
これはイケマセン。
けれど国内外問わずスモールメーカーには大手には無い?魅力や斬新さがあるのも確かなので、この辺りをセレクトするならメーカーを頼り全フリするだけじゃなく、自身である程度の状態をキープし続けるスキルもあった方がベターでしょう。
なので全くの初心者が選ぶならシマノかダイワをお勧めします。
まぁBOREDなんて零細中の最高位ってくらいなスモールメーカーですし、けれどハードじゃなくてソフトだから何とか対応出来てますが、やはりハードを扱うとなるとソレナリの覚悟が必要ですからね。
と言った理由で自分は現在シマノとアブしか使わないのですが、ダイワにおいてはあくまでも個人的な趣味(外観)の点だけであって、再度言いますが機能や構造に懸念や否定があって使わない訳ではありませんので。
圧倒的な世界シェアを誇る日本の釣具メーカー業界、特にBOREDの業務と関連するだけにリールには拘りがあります。
2025年11月11日火曜日
記事。
見てコレ。
BOREDの終身名誉テスターNeCoSanからネタのご提供。
オーナーさんネタ扱いしてスミマセン。
がっナント島根県の汽水湖で真夏の6月から10月まで水没していた22カルカッタコンクエスト201です。
完全水没です。
凄まじいですね。
いくら汽水湖とは言え4ヶ月も水没していた物が偶然サルベージされたとの事で、その落水現場にも居合わせたNeCoSanの元へ届けられたそうです。
でもね、汽水湖とは言え塩分もシッカリある上に高水温な真夏を4ヶ月も水没していたのに固着は無くてキチンと回ったそうです。
恐るべしMETHOD油膜、なんつって。
で、各種ベアリングはもちろんワンウェイローラークラッチも交換ですが、スプールもギアも交換する事にして完全復活を目論んでの作業。
で、後日アフター画像の状態をアップしますが、もうこれが劇的に完全復活する訳ですよ。
と言う事でNeCoSanとMETHOD製品の仕事っぷりでした。
BOREDの終身名誉テスターNeCoSanからネタのご提供。
オーナーさんネタ扱いしてスミマセン。
がっナント島根県の汽水湖で真夏の6月から10月まで水没していた22カルカッタコンクエスト201です。
完全水没です。
凄まじいですね。
いくら汽水湖とは言え4ヶ月も水没していた物が偶然サルベージされたとの事で、その落水現場にも居合わせたNeCoSanの元へ届けられたそうです。
でもね、汽水湖とは言え塩分もシッカリある上に高水温な真夏を4ヶ月も水没していたのに固着は無くてキチンと回ったそうです。
恐るべしMETHOD油膜、なんつって。
で、各種ベアリングはもちろんワンウェイローラークラッチも交換ですが、スプールもギアも交換する事にして完全復活を目論んでの作業。
で、後日アフター画像の状態をアップしますが、もうこれが劇的に完全復活する訳ですよ。
と言う事でNeCoSanとMETHOD製品の仕事っぷりでした。
2025年11月10日月曜日
記事。
さ、BOREDのイベント協賛ラッシュも無事に終わりまして、今年は9月に開催されたTBFC主催の鱸魂2025から始まり11月はビッグベイトトーキョーと博多湾ビッグベイトシーバスバトル2025で幕を閉じました。
なので今度は本筋の話。
BOREDのMETHOD製品は隔月の奇数月に在庫補充生産を行っていますが、11月は奇数月なので年内最後の在庫補充生産月となります。
つまり11月下旬~12月~1月下旬までに販売する見込みの在庫補充生産を行うと言う事でして、昨年はお蔭様で新年1月を迎えた時点で売る物が無いと言うほどに売り尽くしまして、なのでそれを踏まえてこの11月生産分は通常よりも多めの在庫補充生産を行う事になります。
ま、手持ちの材料を使い尽くすと言う重要な目的もあるのですが。
で、今週からは先ずMETHODグリス製品の在庫補充生産を開始し、来週からはMETHODオイル製品の在庫補充生産を、そして合間にMETHODケミカル製品のADVANCEワックスやDEFENSIVE防錆コーティング剤なども追加して行きます。
但し、有り難い事に現状既にNEMEAオイルが欠品中となっていますので、こちらについては材料や資材が入荷したタイミングでスポット的に欠品を回避出来る程度の在庫補充を一旦行うつもりです。
また、先日より先行受注のプリオーダーを開始しているBOREDオリジナルアパレルのA/Wシーズンアイテムやスポットアイテムも、11月下旬に入ると続々と入荷して来る事から事前に発送準備も行いながらの今月。
う~ん忙しい。
と言う事で上記のシーバス三大ローカルイベント?も無事に終わりました事で、参加したアングラーはもちろんハイシーズン中にまだまだ出番の多いタックルのケアを怠らない様に事後のクリーニングとケアを忘れずに。
BOREDのMETHOD製品とVITAL製品をヘビーユースください。
なので今度は本筋の話。
BOREDのMETHOD製品は隔月の奇数月に在庫補充生産を行っていますが、11月は奇数月なので年内最後の在庫補充生産月となります。
つまり11月下旬~12月~1月下旬までに販売する見込みの在庫補充生産を行うと言う事でして、昨年はお蔭様で新年1月を迎えた時点で売る物が無いと言うほどに売り尽くしまして、なのでそれを踏まえてこの11月生産分は通常よりも多めの在庫補充生産を行う事になります。
ま、手持ちの材料を使い尽くすと言う重要な目的もあるのですが。
で、今週からは先ずMETHODグリス製品の在庫補充生産を開始し、来週からはMETHODオイル製品の在庫補充生産を、そして合間にMETHODケミカル製品のADVANCEワックスやDEFENSIVE防錆コーティング剤なども追加して行きます。
但し、有り難い事に現状既にNEMEAオイルが欠品中となっていますので、こちらについては材料や資材が入荷したタイミングでスポット的に欠品を回避出来る程度の在庫補充を一旦行うつもりです。
また、先日より先行受注のプリオーダーを開始しているBOREDオリジナルアパレルのA/Wシーズンアイテムやスポットアイテムも、11月下旬に入ると続々と入荷して来る事から事前に発送準備も行いながらの今月。
う~ん忙しい。
と言う事で上記のシーバス三大ローカルイベント?も無事に終わりました事で、参加したアングラーはもちろんハイシーズン中にまだまだ出番の多いタックルのケアを怠らない様に事後のクリーニングとケアを忘れずに。
BOREDのMETHOD製品とVITAL製品をヘビーユースください。
2025年11月9日日曜日
記事。
先週はBOREDオリジナルアパレルやBOREDスポットアイテムのプリオーダーラッシュにつきブログ記事とか製品テキストとか、もう本業はライターなのか?と言う程に熱中して書きまくっていた訳ですが、お蔭様で只今先行受注のプリオーダー中となりますBOREDのLOGO PATCHも2025 SCRIPT SWEATも2025 GOTHIC PARKAも非常に早いペースでご注文を頂き残り枠が少なくなって来ました。
あ、キチンと説明しますと、2025 GOTHIC PARKAは残り枠がラスト1枚、2025 SCRIPT SWEATは各サイズカラー共に残り枠が1枚~3枚、そしてLOGO PATCHにつきましては各カラー共に残り枠が10枚を切った一桁となっています。特にBOREDスポットアイテムのLOGO PATCHについてはお一人様で何枚も購入される神パターンが多くありまして、当初予想していたよりも相当早いペースでご注文を頂いています。
そしてBOREDオリジナルアパレルについては現時点の残り枠にて完全に販売終了となり、以後においては追加生産も行いませんので改めてご確認ください。
で、週明けからはMETHOD製品の在庫補充生産を開始しますが、先ずはMETHODウレア系グリスの生産からスタートします。
けれど只今欠品中となりますNEMEAオイルのみについては、売れ筋と言う事もあるので材料や資材が入荷したタイミングで優先的に生産を行わせて頂きます。
と言う事で主に先行受注のプリオーダーアイテムについての現状となりましたが、今回はBOREDオリジナルアパレルもBOREDスポットアイテムもアングラーだけでなくBOREDのルーツであるライダーからも多数のご注文を頂いていまして、と言うのもご注文の管理画面内で懐かしい?久しぶり?な名前を多く見かけましてね。
いやホント嬉しいかぎりです。
と言う事で引き続きBORED STOREよりご注文をお待ちしています。
あ、キチンと説明しますと、2025 GOTHIC PARKAは残り枠がラスト1枚、2025 SCRIPT SWEATは各サイズカラー共に残り枠が1枚~3枚、そしてLOGO PATCHにつきましては各カラー共に残り枠が10枚を切った一桁となっています。特にBOREDスポットアイテムのLOGO PATCHについてはお一人様で何枚も購入される神パターンが多くありまして、当初予想していたよりも相当早いペースでご注文を頂いています。
そしてBOREDオリジナルアパレルについては現時点の残り枠にて完全に販売終了となり、以後においては追加生産も行いませんので改めてご確認ください。
で、週明けからはMETHOD製品の在庫補充生産を開始しますが、先ずはMETHODウレア系グリスの生産からスタートします。
けれど只今欠品中となりますNEMEAオイルのみについては、売れ筋と言う事もあるので材料や資材が入荷したタイミングで優先的に生産を行わせて頂きます。
と言う事で主に先行受注のプリオーダーアイテムについての現状となりましたが、今回はBOREDオリジナルアパレルもBOREDスポットアイテムもアングラーだけでなくBOREDのルーツであるライダーからも多数のご注文を頂いていまして、と言うのもご注文の管理画面内で懐かしい?久しぶり?な名前を多く見かけましてね。
いやホント嬉しいかぎりです。
と言う事で引き続きBORED STOREよりご注文をお待ちしています。
2025年11月8日土曜日
記事。
あ、今日は土曜日なんで定休日ですけどアナウンスだけ。
本日は福岡博多湾にて博多湾ビッグベイトシーバスバトル2025が開催されます。
BOREDも毎年協賛させて頂いています大いに盛り上がる大会として既にビッグベイター&ジャイアントベイターには有名な大会ですね。
まぁなんせレギュレーションの中に記載されている対象ルアーの指定が細かくて、要するに中途半端なルアーはNGで本気のビッグベイト&ジャイアントベイトじゃなきゃダメって事。
そりゃ毎回盛り上がりますよね。
もちろん九州の猛者だけでなく山陰や関西の猛者なども多数参加する事で、これは確実に盛り上がる事間違い無しですね。
しかも大会後のリザルド発表時には使用タックル詳細も公開される事から、BOREDではリールのトレンド?を確認する意味で毎回非常に助かっているんです。
実際に自分が業務の為に購入したアブの19レボビーストもシマノの21スコーピオンMDも、この博多湾ビッグベイトシーバスバトル2025の使用タックル詳細を見た上で導入しましたし。
本気のビッグベイター&ジャイアントベイターの多くがどんなタックルを使っているのか?これも密かに楽しみにしています。
ま、今年は恐らくカルカッタコンクエストMDの独断でしょうけどね。
そんな訳で先日のビッグベイトトーキョーはまさかの当日朝に食中毒発症でドタキャンとなりましたが、じゃあ福岡行くかって直ぐに行ける訳ではない貧乏暇無しのBORED。
参加の皆さんはゼヒご健闘を。
あ~釣り行きて。
BOREDも毎年協賛させて頂いています大いに盛り上がる大会として既にビッグベイター&ジャイアントベイターには有名な大会ですね。
まぁなんせレギュレーションの中に記載されている対象ルアーの指定が細かくて、要するに中途半端なルアーはNGで本気のビッグベイト&ジャイアントベイトじゃなきゃダメって事。
そりゃ毎回盛り上がりますよね。
もちろん九州の猛者だけでなく山陰や関西の猛者なども多数参加する事で、これは確実に盛り上がる事間違い無しですね。
しかも大会後のリザルド発表時には使用タックル詳細も公開される事から、BOREDではリールのトレンド?を確認する意味で毎回非常に助かっているんです。
実際に自分が業務の為に購入したアブの19レボビーストもシマノの21スコーピオンMDも、この博多湾ビッグベイトシーバスバトル2025の使用タックル詳細を見た上で導入しましたし。
本気のビッグベイター&ジャイアントベイターの多くがどんなタックルを使っているのか?これも密かに楽しみにしています。
ま、今年は恐らくカルカッタコンクエストMDの独断でしょうけどね。
そんな訳で先日のビッグベイトトーキョーはまさかの当日朝に食中毒発症でドタキャンとなりましたが、じゃあ福岡行くかって直ぐに行ける訳ではない貧乏暇無しのBORED。
参加の皆さんはゼヒご健闘を。
あ~釣り行きて。
2025年11月7日金曜日
案内。
毎日定時を超えて仕事してんのなんて自分だけかと思っていたら、今回の新規業者は一生懸命に率先して手配を行ってくれた結果として、まさかの昨日の夜間に最終仕様が決定し生産を開始しました画像のコレ。
当初予想していたペースよりもだいぶ早目に生産が開始出来たもんで12月1日発売となります、ので急遽本日只今よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きます。
なんせ来週からはMETHOD製品の年内最後の在庫補充生産が始まるもんでね、チャチャッとやれる事はドンドン先に進めて行かないと。
で、今回のBORED LOGO PATCHはBOREDが10年以上前に生産した初代ワッペンを復刻生産した物でして、当時は土台生地にフェイクレザーを使用していると言うレアさから即完売となった訳ですが、今回は更にナイロンツイルを使用したバージョンも加えた2カラー展開へブラッシュアップ。
一般的なワッペンでは使用出来ないとされるブラックのフェイクレザー生地とグレーのナイロンツイル生地を使用した2カラーで、周囲のロック加工とBOREDロゴ共にブラックの糸のみで刺繍しています。
土台生地の芯は2枚使いして硬さと張りのある強度を最重要視した作りとしたので、海外製や販促用に見られるペラっペラなワッペンではなく、しかも裏面にはマジックテープことベルクロA面のフック側(チクチク側)を予め縫製していますので、付属のベルクロB面ループ側(モフモフ側)を使用して貼り付けが可能となります。
特にフェイクレザーについてはソファやチェアなどの家具で使用されるポリウレタン製のフェイクレザーで、経年変化によりシワの変化まで楽しめちゃうと言う本革も顔負けの拘りだし、ナイロンツイルについては過去にバックパックやサコッシュなどを幾つか生産して来たBOREDのVITALスキルを駆使して、服飾用とは耐久性が全然異なるアウトドア用ナイロンを使用しているので堅牢度が違います。
10年以上前に生産した初代ワッペンの業者は使えなくなってしまったので、今回から新たな業者につき使用する生地サンプルを幾つか送り付け事前に刺繍を試してみる拘り様。
所詮はワッペンなんですけど実物を見ると一味違う拘りが感じられると自負していますし、敢えて刺繍糸をホワイトにしないで同色系カラーでまとめたのは宣伝用じゃなく自己満足用だから。
あ、ちなみに画像はサンプル時の物なので実際の製品版はBOREDロゴが極僅かに小さくなり、周囲のロック加工も少し細くなる予定ですがザックリとイメージは変わりません。
ライフジャケット、フローティングベスト、バックパック、メッセンジャーバッグ、キャップなどあらゆるアイテムで使用可能となり、既に予めベルクロB面ループ側(モフモフ側)が縫製されているアイテムなら貼るだけでOK。
ベルクロB面ループ側(モフモフ側)が縫製されていないアイテムに貼る場合は、生地用接着剤などでアイテムにベルクロB面ループ側(モフモフ側)をシッカリ貼り付けるか、お母さんに頼んで針と糸でシッカリと縫製してもらってください。
多分お母さん喜ぶから。
と言う事で完全に価格度外視して拘りの塊で生産していますBOREDのLOGO PATCHは12月1日の入荷より順次デリバリー開始となりますので本日只今よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きます。
今回は小物につき発送方法にスマートレターかレターパックライトが選択出来る様になっていますので、お届けまで数日かかるけど送料を安く済ませたいスマートレターで、発送から最短で欲しい人はレターパックライトをセレクトください。
そして昨日から先行受注のプリオーダーを開始させて頂きました2025 SCRIPT SWEATも各サイズカラー共に残り枠が数枚程度となっていますので併せてゼヒお早目に。
当初予想していたペースよりもだいぶ早目に生産が開始出来たもんで12月1日発売となります、ので急遽本日只今よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きます。
なんせ来週からはMETHOD製品の年内最後の在庫補充生産が始まるもんでね、チャチャッとやれる事はドンドン先に進めて行かないと。
で、今回のBORED LOGO PATCHはBOREDが10年以上前に生産した初代ワッペンを復刻生産した物でして、当時は土台生地にフェイクレザーを使用していると言うレアさから即完売となった訳ですが、今回は更にナイロンツイルを使用したバージョンも加えた2カラー展開へブラッシュアップ。
一般的なワッペンでは使用出来ないとされるブラックのフェイクレザー生地とグレーのナイロンツイル生地を使用した2カラーで、周囲のロック加工とBOREDロゴ共にブラックの糸のみで刺繍しています。
土台生地の芯は2枚使いして硬さと張りのある強度を最重要視した作りとしたので、海外製や販促用に見られるペラっペラなワッペンではなく、しかも裏面にはマジックテープことベルクロA面のフック側(チクチク側)を予め縫製していますので、付属のベルクロB面ループ側(モフモフ側)を使用して貼り付けが可能となります。
特にフェイクレザーについてはソファやチェアなどの家具で使用されるポリウレタン製のフェイクレザーで、経年変化によりシワの変化まで楽しめちゃうと言う本革も顔負けの拘りだし、ナイロンツイルについては過去にバックパックやサコッシュなどを幾つか生産して来たBOREDのVITALスキルを駆使して、服飾用とは耐久性が全然異なるアウトドア用ナイロンを使用しているので堅牢度が違います。
10年以上前に生産した初代ワッペンの業者は使えなくなってしまったので、今回から新たな業者につき使用する生地サンプルを幾つか送り付け事前に刺繍を試してみる拘り様。
所詮はワッペンなんですけど実物を見ると一味違う拘りが感じられると自負していますし、敢えて刺繍糸をホワイトにしないで同色系カラーでまとめたのは宣伝用じゃなく自己満足用だから。
あ、ちなみに画像はサンプル時の物なので実際の製品版はBOREDロゴが極僅かに小さくなり、周囲のロック加工も少し細くなる予定ですがザックリとイメージは変わりません。
ライフジャケット、フローティングベスト、バックパック、メッセンジャーバッグ、キャップなどあらゆるアイテムで使用可能となり、既に予めベルクロB面ループ側(モフモフ側)が縫製されているアイテムなら貼るだけでOK。
ベルクロB面ループ側(モフモフ側)が縫製されていないアイテムに貼る場合は、生地用接着剤などでアイテムにベルクロB面ループ側(モフモフ側)をシッカリ貼り付けるか、お母さんに頼んで針と糸でシッカリと縫製してもらってください。
多分お母さん喜ぶから。
と言う事で完全に価格度外視して拘りの塊で生産していますBOREDのLOGO PATCHは12月1日の入荷より順次デリバリー開始となりますので本日只今よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きます。
今回は小物につき発送方法にスマートレターかレターパックライトが選択出来る様になっていますので、お届けまで数日かかるけど送料を安く済ませたいスマートレターで、発送から最短で欲しい人はレターパックライトをセレクトください。
そして昨日から先行受注のプリオーダーを開始させて頂きました2025 SCRIPT SWEATも各サイズカラー共に残り枠が数枚程度となっていますので併せてゼヒお早目に。
2025年11月6日木曜日
案内。
いや~三連休明けの4日も5日もまだ食事すると結構ビチビチなもんで、毎日が意識高い系OLみたいな食事になってしまって。
スープ春雨とか。
キレイになっちゃう。
そんなお腹事情の最中は自宅でもBORED事務所でも動き回ると負けちゃうもんで、デスクワークに徹しようと先日仕舞い込んでいたデザインに手を加えていました。
そう、只今先行受注のプリオーダー中(残1)となります2025 GOTHIC PARKAのデザインデータ作成中に一旦ボツにしたスクリプト系デザインのアレです。
当初は自分が嫌いな(ナゼ?)アコギのマーティンギターっぽいロゴをイメージしていたんですけど、あれって正式にはC.F.Martinなもんで頭文字のC.Fもありきなデザインな訳ですよ。
だから自分の膨大な映画鑑賞履歴からヒントを得て60'sアメリカなイメージで、テーラーのウインドウとかリキュールのラベルにありそうなデザインを改めて。
そしたら余り派手に装飾してウルサクしちゃうと逆にダメってなったもんで、割とシンプルながら60's当時の癖を見つけてそれをイメージに落とし込んでみました。
しかもどうせなら2025 GOTHIC PARKAと同じカレッジデザインが良いなと配置するとハマっている?ので、今回は2025 GOTHIC PARKAも2025 SCRIPT SWEATも敢えて同じカレッジデザインで統一。
けれどフォントが違うだけでガラッとイメージが変わり、ボディもパーカーとスウェットの違いから全然被らない。
と言う事で昨日付けでGOしました。
で、折角なら今回のイメージあったボディしようと思っていまして、実は昨年2024年に発売したスウェットでも使用したボディが個人的に超お気に入りだったので、これを敢えて再び使用する事にしたんです。
このボディも12ozオーバーの裏起毛なのでBOREDのA/Wシーズンでは定番の防寒仕様な訳ですが、なによりビンテージスウェットなどで見られるサイドパネル仕様で、しかも袖と裾のリブも若干長めな事もあってビンテージ感が凄く良く出てるんです。
このプリントデザインなのに最近のズングリしたビッグシルエットじゃオカシイじゃないですか?
なのであくまでも普通の中の普通を狙いたいと思っていたところ、昨年2024年に使用したこのボディの存在を思い出したと言う事。
各部の拘りは上記の様な仕様なんですけど、着た感じは僅かにタイト目ながら割と普通です。
ま、ルーズに着てもチャンピオンぽいサイジングになるのでアリですけどね。
一応今回は2XLも展開しています。
そんな訳で今回BOREDオリジナルアパレルA/Wシーズン第四弾はこれにて終了?となるはずですが、本日18時よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きます。
今回は11月28日の入荷より順次デリバリー開始となりますのでゼヒともお早目のご注文をお待ちしています。
と言うのも有り難い事に既に2025 GOTHIC PARKAも残り1枚ですし、その前の2025 COACH JACKETもカウントミスの追加分すら完売となっていますので、この週末中には早々に残り枠が少なくなってしまいそうな予感です。
毎回非常にスムーズにご注文を頂けて有り難い。
ビチビチ中に頑張ってデスクワークしましたのでゼヒ。
スープ春雨とか。
キレイになっちゃう。
そんなお腹事情の最中は自宅でもBORED事務所でも動き回ると負けちゃうもんで、デスクワークに徹しようと先日仕舞い込んでいたデザインに手を加えていました。
そう、只今先行受注のプリオーダー中(残1)となります2025 GOTHIC PARKAのデザインデータ作成中に一旦ボツにしたスクリプト系デザインのアレです。
当初は自分が嫌いな(ナゼ?)アコギのマーティンギターっぽいロゴをイメージしていたんですけど、あれって正式にはC.F.Martinなもんで頭文字のC.Fもありきなデザインな訳ですよ。
だから自分の膨大な映画鑑賞履歴からヒントを得て60'sアメリカなイメージで、テーラーのウインドウとかリキュールのラベルにありそうなデザインを改めて。
そしたら余り派手に装飾してウルサクしちゃうと逆にダメってなったもんで、割とシンプルながら60's当時の癖を見つけてそれをイメージに落とし込んでみました。
しかもどうせなら2025 GOTHIC PARKAと同じカレッジデザインが良いなと配置するとハマっている?ので、今回は2025 GOTHIC PARKAも2025 SCRIPT SWEATも敢えて同じカレッジデザインで統一。
けれどフォントが違うだけでガラッとイメージが変わり、ボディもパーカーとスウェットの違いから全然被らない。
と言う事で昨日付けでGOしました。
で、折角なら今回のイメージあったボディしようと思っていまして、実は昨年2024年に発売したスウェットでも使用したボディが個人的に超お気に入りだったので、これを敢えて再び使用する事にしたんです。
このボディも12ozオーバーの裏起毛なのでBOREDのA/Wシーズンでは定番の防寒仕様な訳ですが、なによりビンテージスウェットなどで見られるサイドパネル仕様で、しかも袖と裾のリブも若干長めな事もあってビンテージ感が凄く良く出てるんです。
このプリントデザインなのに最近のズングリしたビッグシルエットじゃオカシイじゃないですか?
なのであくまでも普通の中の普通を狙いたいと思っていたところ、昨年2024年に使用したこのボディの存在を思い出したと言う事。
各部の拘りは上記の様な仕様なんですけど、着た感じは僅かにタイト目ながら割と普通です。
ま、ルーズに着てもチャンピオンぽいサイジングになるのでアリですけどね。
一応今回は2XLも展開しています。
そんな訳で今回BOREDオリジナルアパレルA/Wシーズン第四弾はこれにて終了?となるはずですが、本日18時よりBORED STOREにて先行受注のプリオーダーを開始させて頂きます。
今回は11月28日の入荷より順次デリバリー開始となりますのでゼヒともお早目のご注文をお待ちしています。
と言うのも有り難い事に既に2025 GOTHIC PARKAも残り1枚ですし、その前の2025 COACH JACKETもカウントミスの追加分すら完売となっていますので、この週末中には早々に残り枠が少なくなってしまいそうな予感です。
毎回非常にスムーズにご注文を頂けて有り難い。
ビチビチ中に頑張ってデスクワークしましたのでゼヒ。
2025年11月4日火曜日
記事。
一体何なの?
そう、前回10月の三連休は母親が救急搬送からの入院、しかも殆ど同時期に愛息が食中毒に掛かり愚妻は風邪を引くと言う悪魔の様な三連休だった事もあり、今回の三連休こそはキチンと楽しむぞっと言う事で2日に行われたビッグベイトトーキョーを楽しみにしていた自分。
なのに当日の朝6時に異常な寒気を感じながら起きて、毛布を一枚増やして眠るも激しい胃痛で飛び起きてトイレへダッシュを繰り替えす。
で、計ったら負けを信条としている体温計を手に取り仕方なく計ってみると38.5度。
これは正にタイミング的にも愛息の食中毒が感染していたのかも?と頭をよぎる、だって数日前からナマモノなんて食べてないし家族全員が同じ物を食べてるんでね。
がっ、そんな事はどーでも良くて現実は下痢と胃痛と高熱で辛い。
ビッグベイトトーキョーへは12時前位に行こうかなと思っていたもんで、取り敢えず再び一時間ほど寝てみるも全く改善しないどころか下痢は更にハードに。
こりゃ当日会場にいる人達に感染しちゃっても悪いし。
と言う事で断念。
嘘だろ?当日の早朝に発症かよと神だか仏だかを恨みまくるも、取り敢えずインスタのストーリーズで誰にでも分かる画像をポストして即ダウン。
しかも午後遅くに目覚めたらワールドシリーズも終わってたし。
なんなの。
からの当日はもう全く何も食事が出来ないどころか、常温のスポドリのみで過ごすも一口飲むと急激に胃が痛むもんで辛過ぎて。
けれど高熱で発汗しているから水分は取らなきゃならないし、飲む、胃痛、下痢、発汗のローテで3日までグロッキー。
けれど三連休だったから4日からの仕事は休まなくて済みそうだし、幸い愛息の服用していた薬の余りがあったもんで胃痛は直ぐに和らぐ。
出勤しても最悪自宅からBORED事務所までの徒歩15分間だけ下痢しなけりゃ何とかなるし。
と言う事での本日。
まだ本気の体調でも食欲もないけど何とか仕事は出来ます。
しっかし、ビッグベイトトーキョー行きたかったなぁ、先月ぶりにNeCoSanにもまた会いたかったし、何より衣川氏には御礼&挨拶もしたかったし。
けれど本当に何でなんだろ?
前日は新宿へ買い物へ行ったけど何も食事はしていないし、やはり愛息の菌がどこかに潜伏してやがって二次感染したとしか思えない。
なのに当日の朝6時に異常な寒気を感じながら起きて、毛布を一枚増やして眠るも激しい胃痛で飛び起きてトイレへダッシュを繰り替えす。
で、計ったら負けを信条としている体温計を手に取り仕方なく計ってみると38.5度。
これは正にタイミング的にも愛息の食中毒が感染していたのかも?と頭をよぎる、だって数日前からナマモノなんて食べてないし家族全員が同じ物を食べてるんでね。
がっ、そんな事はどーでも良くて現実は下痢と胃痛と高熱で辛い。
ビッグベイトトーキョーへは12時前位に行こうかなと思っていたもんで、取り敢えず再び一時間ほど寝てみるも全く改善しないどころか下痢は更にハードに。
こりゃ当日会場にいる人達に感染しちゃっても悪いし。
と言う事で断念。
嘘だろ?当日の早朝に発症かよと神だか仏だかを恨みまくるも、取り敢えずインスタのストーリーズで誰にでも分かる画像をポストして即ダウン。
しかも午後遅くに目覚めたらワールドシリーズも終わってたし。
なんなの。
からの当日はもう全く何も食事が出来ないどころか、常温のスポドリのみで過ごすも一口飲むと急激に胃が痛むもんで辛過ぎて。
けれど高熱で発汗しているから水分は取らなきゃならないし、飲む、胃痛、下痢、発汗のローテで3日までグロッキー。
けれど三連休だったから4日からの仕事は休まなくて済みそうだし、幸い愛息の服用していた薬の余りがあったもんで胃痛は直ぐに和らぐ。
出勤しても最悪自宅からBORED事務所までの徒歩15分間だけ下痢しなけりゃ何とかなるし。
と言う事での本日。
まだ本気の体調でも食欲もないけど何とか仕事は出来ます。
しっかし、ビッグベイトトーキョー行きたかったなぁ、先月ぶりにNeCoSanにもまた会いたかったし、何より衣川氏には御礼&挨拶もしたかったし。
けれど本当に何でなんだろ?
前日は新宿へ買い物へ行ったけど何も食事はしていないし、やはり愛息の菌がどこかに潜伏してやがって二次感染したとしか思えない。
愛息は23日にダウンしたから潜伏期間的にもドンズバだし、愛息のゲロ処理とかしたんでそーなんでしょうね。
インフルも例年より早いペースで流行っているそうですが、ゲリ&ゲロでインフルより辛いカンピロバクターにも気を付けましょう。
2025年11月3日月曜日
記事。
BOREDのMETHODオイル中で防錆性と減摩性に特化した100%フルエステル化学合成油の中粘度オイルとして、メインターゲットは中型~大型サイズリールのワンウェイローラークラッチやボディ内ベアリングとしているNEMEAオイル。
このNEMEAオイルから採用したBORED完全オリジナルの耐水防錆添加剤は、BSLUオイル、ZAYTオイル、UG SIGMAグリス、UG OMEGAグリス、VNLペーストにも採用しています。
で、これまで企業秘密として来たこの耐水防錆添加剤について詳細をお話してみようと思います。
この耐水防錆添加剤は一般的な防錆の仕組みとは異なるメソッドで、既存メソッドの水置変換性を応用した防錆手法を取り入れています。
先ず、主成分にはアミン系のオレイン酸塩を使用していまして、ザックリとアミン系と濁しているのは企業秘密に当たるのですが有機化合物になります。
この特徴として対象物に水分が浸入した際に水分よりも先に油分が金属へ吸着する性質があり、これが上記に書いた水置変化性を応用した仕組みと言う事なんです。
しかもその油分とは100%フルエステル化学合成油となる事から、金属に対してのみ化学的吸着する特性を持つ事で強靭な油膜を生成します。
では今度その侵入した水分はどうなるのか?
油分に弾かれて自由になった水分だけが残ってしまうと付近の箇所が徐々に錆る事になりますね?
だったら逆に水分を積極的に取り込んでしまおうと言う考えなんです。
ユニークな考えでしょ?
つまり油分の中に一時的に水分を取り込んでしまう働きを見せるのですが、上記の様に油分の特性が強靭なだけに錆が発生する前に水分だけが蒸発する様にコントロールする。
これはシャボン玉の仕組みから得たオリジナルのアイデアで、シャボン玉とは洗剤と水が混ぜ合わさり表面張力が弱まる事で割れずに膨らむのですが、この際に洗剤の分子と水の分子が隣り合わせに並ぶんです。
つまり洗剤の分子が水の分子を挟み込む事になります。
で、元々の性質が180度真逆となる水と油なだけに基本的に油分に水分が溶解する事は有り得ないので、油分で水分を挟み込んでしまう方法で取り込んでしまい、その後は取り込まれた水分だけが徐々に蒸発して無くなり油分だけが残ると言う事。
これがBORED完全オリジナルの耐水防錆添加剤だけ?が持つ防錆メソッドです。
だからこそNEMEAオイルの様に防錆性に特化させた極端なオイルとなると、水分の侵入により一旦乳化が顕著になると記載しているのですが、けれど界面活性剤などを一切使用していないので乳化はあくまでも一時的でエマルジョンにはなりません。
なので高気温になる夏場は蒸発も早く、逆に乾燥している冬場も蒸発が早くなる、ので数時間~翌日には取り込まれた水分は蒸発し乳化は改善されているはずと。
これまで何度も釣行後のケアとして水洗いと乾燥をシツコイ程にアピールして来ましたが、このシッカリとした乾燥こそがNEMEAオイルをはじめとする耐水防錆添加剤を採用している上記オイルやグリスの効果に繋がる理由でもあります。
ま、いずれにしても入り込んだ水分は少しでも早く蒸発してくれた方が良いので、METHODオイルやグリスに限らずな事は当然として。
普通はオリジナルで設計した仕組みを暴露する事はあり得ませんが、そこは完全自社設計&開発なので他社にパクられる心配は無し。
と言う事で上記の主成分には流石に「ピー」を入れザックリとアミン系としていますが、このBORED完全オリジナルの耐水防錆添加剤は長年に渡り提携業者にアイデアを説明してやっと念願叶って自社化が出来た添加剤です。
他社では絶対に使っていません。
METHODで使用しているベースオイルはエステル化学合成油とポリアルファオレフィン化学合成油の2種類のみで、これは流石に一から自社生産は無理なので提携業者へ特注生産を依頼している物。
そしてこのベースオイルに配合される各種添加剤は、国内メーカーの業務用添加剤が数種類あり、併せて上記BORED完全オリジナルの耐水防錆添加剤のみ。
BOREDは完全自社設計&開発につき成分や仕組など、キチンと説明出来ないメーカーではありません。
と言う証で書いてみました。
このNEMEAオイルから採用したBORED完全オリジナルの耐水防錆添加剤は、BSLUオイル、ZAYTオイル、UG SIGMAグリス、UG OMEGAグリス、VNLペーストにも採用しています。
で、これまで企業秘密として来たこの耐水防錆添加剤について詳細をお話してみようと思います。
この耐水防錆添加剤は一般的な防錆の仕組みとは異なるメソッドで、既存メソッドの水置変換性を応用した防錆手法を取り入れています。
先ず、主成分にはアミン系のオレイン酸塩を使用していまして、ザックリとアミン系と濁しているのは企業秘密に当たるのですが有機化合物になります。
この特徴として対象物に水分が浸入した際に水分よりも先に油分が金属へ吸着する性質があり、これが上記に書いた水置変化性を応用した仕組みと言う事なんです。
しかもその油分とは100%フルエステル化学合成油となる事から、金属に対してのみ化学的吸着する特性を持つ事で強靭な油膜を生成します。
では今度その侵入した水分はどうなるのか?
油分に弾かれて自由になった水分だけが残ってしまうと付近の箇所が徐々に錆る事になりますね?
だったら逆に水分を積極的に取り込んでしまおうと言う考えなんです。
ユニークな考えでしょ?
つまり油分の中に一時的に水分を取り込んでしまう働きを見せるのですが、上記の様に油分の特性が強靭なだけに錆が発生する前に水分だけが蒸発する様にコントロールする。
これはシャボン玉の仕組みから得たオリジナルのアイデアで、シャボン玉とは洗剤と水が混ぜ合わさり表面張力が弱まる事で割れずに膨らむのですが、この際に洗剤の分子と水の分子が隣り合わせに並ぶんです。
つまり洗剤の分子が水の分子を挟み込む事になります。
で、元々の性質が180度真逆となる水と油なだけに基本的に油分に水分が溶解する事は有り得ないので、油分で水分を挟み込んでしまう方法で取り込んでしまい、その後は取り込まれた水分だけが徐々に蒸発して無くなり油分だけが残ると言う事。
これがBORED完全オリジナルの耐水防錆添加剤だけ?が持つ防錆メソッドです。
だからこそNEMEAオイルの様に防錆性に特化させた極端なオイルとなると、水分の侵入により一旦乳化が顕著になると記載しているのですが、けれど界面活性剤などを一切使用していないので乳化はあくまでも一時的でエマルジョンにはなりません。
なので高気温になる夏場は蒸発も早く、逆に乾燥している冬場も蒸発が早くなる、ので数時間~翌日には取り込まれた水分は蒸発し乳化は改善されているはずと。
これまで何度も釣行後のケアとして水洗いと乾燥をシツコイ程にアピールして来ましたが、このシッカリとした乾燥こそがNEMEAオイルをはじめとする耐水防錆添加剤を採用している上記オイルやグリスの効果に繋がる理由でもあります。
ま、いずれにしても入り込んだ水分は少しでも早く蒸発してくれた方が良いので、METHODオイルやグリスに限らずな事は当然として。
普通はオリジナルで設計した仕組みを暴露する事はあり得ませんが、そこは完全自社設計&開発なので他社にパクられる心配は無し。
と言う事で上記の主成分には流石に「ピー」を入れザックリとアミン系としていますが、このBORED完全オリジナルの耐水防錆添加剤は長年に渡り提携業者にアイデアを説明してやっと念願叶って自社化が出来た添加剤です。
他社では絶対に使っていません。
METHODで使用しているベースオイルはエステル化学合成油とポリアルファオレフィン化学合成油の2種類のみで、これは流石に一から自社生産は無理なので提携業者へ特注生産を依頼している物。
そしてこのベースオイルに配合される各種添加剤は、国内メーカーの業務用添加剤が数種類あり、併せて上記BORED完全オリジナルの耐水防錆添加剤のみ。
BOREDは完全自社設計&開発につき成分や仕組など、キチンと説明出来ないメーカーではありません。
と言う証で書いてみました。
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