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2024年12月23日月曜日

記事。

さて、突然ですが以前にも自分ごときがホザかせて頂きました所謂日本における諸々のトレンドについて。
例えばこの何年かはルアーフィッシングシーンにおいてはシーバス釣りの流行があって、厳密に何時から何時までとは言えないのは当然としても、明らかにバス釣りやトラウト釣りのルアーよりも賑わっている事はショップにおいてもメディアにおいてもオークションやフリマサイトを見ても察しが付く事でしょう。
でも徐々に衰退して来てる事もまた同様に感じますよね?
それはショップの店頭に有名メーカーのルアーが普通に在庫される様になった事とか、オークションやフリマサイトでプレ値では無くなった事とか、各社から続々と似た様な製品が発売され飽和状態になって来た事などから。
これって世間で言われる「10年に1度」的なトレンドの流れに当てはまるのかどーかは知りませんが、所謂トレンドってメーカーが作り上げたものでは無い事だけは確かだと思っています。
自分の場合で当てはめてみると、小学生の頃に始めたルアーフィッシングであり、その目的はルアーでバスを釣ってみたかったから。
確か小4か小5。
その後一番大きなトレンドは自分が20歳過ぎ位なのでザっと30年数年前に芸能人を含めた一大バス釣りブームがありました。
この時が恐らく最大のバス釣りブーム。
メガバスもエバーグリーンも今なんて比較にならない程に入手困難な時代で、ロッドやリールはおろかバスボートも飛ぶ様に売れていた狂った時代。
で、このトレンドって一体誰が始めたのか?
これは誰にも分かりません。
自分だって言い張る人は居るんでしょうし、語りたがる人も多いんでしょうけどw
根拠は無い事なんでね。
けれどシーンを広めたのはメーカーやら芸能人やらメディアだと思います。
と言うかそれ以外にツールやメディアが少なかった時代ですから間違いないでしょう。
なのでメーカーってトレンドを先読みして製品開発をしている訳ではなく、あくまでも需要が増えた事で製品開発を行う経緯なので、大手メーカーが気合と大金を使って大々的にアピールし始めた時点は既にトレンドの一年遅れとか。
そこからは安定期が少しあって、その後から徐々にトレンドは衰退する。
で、ご承知のとおりシーンが低迷期に入ると倒産するメーカーや撤退するメーカーが続々と出て来ると。
あの当時も好きなメーカーや好きなタックルがあったんですが現在では存在していませんし。
で、BOREDの話。
BOREDは以前から「本気の人達」向けとして運営して来まして、だからBOREDが良く使うフレーズのPOSER SUCKSな訳です。
要するになんとなくイメージやトレンドだけで始めたカッコだけとかニワカはイカンよと言う意味。
なんとなく興味ある人達を対象としていなくて、既に本気でやってる人達を対象としたい。
あ、決して誤解の無い様に付け加えますと初心者はダメと言う事じゃないですよ。
これがBOREDのメーカーポリシーです。
そうでもなきゃオイルやグリスやケミカルなんて業界の隙間も過ぎるニッチな世界でビジネスしていませんし。
だって流行ってるっぽいからとなんとなくルアーフィッシングを始めた人達は絶対に気にしませんでしょ?オイルやグリスなんて。
てか専用や推奨の製品がある事すら知らないでしょうし。
なのでメーカーが広く大きくフィッシング全般を広め様としている動きには半信半疑でね、じゃなくてその逆で継続している本気のアングラーをどれだけサポートし続けられるかにこそ注力すべきと思ってるんです。
なんかベクトルが違うんじゃないの?って思っちゃう。
だから各社の釣りガールなるプロモーションなんて下品な手段の極みだなと嫌気がする。
新規ユーザー獲得はもちろん重要な事ではありますが、誰もが手軽に簡単にを安易に広めてしまうと場が荒れる事は間違いないでしょう。
場と言うのはフィールドだけの話じゃなくてシーン全体の話ね。
ま、何にしても諸々興味を持って貰えるのは悪い事ではないんですけど。
トレンドを維持または拡大する為に広く大きく宣伝&啓蒙するって所詮は無駄と言うか。
ナゼってその原因であるトレンドの始まりが何なのか誰にも明確に分からないんだから、根元が分からなければ先っちょを伸ばしようが無い。
そーじゃなくてこのトレンドをキッカケに本気になってしまった人達や、自分の様に過去をキッカケに今も継続している人達、こーゆー人達こそ大切にして行かなければダメなんですメーカーは。
誰もが気軽に簡単に始められるじゃなくて、既に本気の人達が安全で快適に続けられる。
極端に言えばウェルカムよりもコンティニュー。
そんな想いを最重要視して今日も本気の人達へ向け油を売っています。
と言う事で実はアナウンスし忘れていたのですが、オフィシャル特典としてBORED STOREからのご注文毎に必ずサービスとして付属しているNOVELTY STICKERまたはQUALITY DECALに加え、既に12月20日からのご注文毎に画像のステッカーを更に1枚サービスでお付けしていました。
有るだけですが。
捨てないでください。

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