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2025年7月3日木曜日

案内。

と言う事で引き業務スケジュールが相変わらず過酷なBOREDではありますが、先日もこのDARKSIDEBOREDBLOGにてアナウンスしました様に、毎年サマーシーズン恒例となりますBOREDオフィシャルのSUMMER MADNESS SALEを開催します。
で、今夜日付の変わった7月4日深夜00:00~7月6日深夜23:59までの3日間限定にて、BORED STOREの全てのアイテムが20%OFFにてお買い求め頂けます。
ご利用に際しては上記のセール期間内のみ有効なクーポンコード:25BRD20Sを注文確認画面で入力すると最終確認画面で20%OFFが適応となりますが、最低注文金額は2000円から適応となりますので予めご注意ください。
但し、発送につきましてはSUMMER MADNESS SALE終了後の7月7日より順次発送作業を開始しますので、ご注文からお届けまでに数営業日ほどのお時間を頂きますがお間違い無く。
また、毎回の事ながら「クーポンコードの入力し忘れ」につきましては対応不可となりますので、ご注文時には上記の様にクーポンコードがキチンと適応されているか予めご確認をお願いします。
そんな訳で激務の終わりはBOREDオフィシャルのSUMMER MADNESS SALEで締め、と言う事で今夜日付の変わった深夜0時よりゼヒBORED STOREにてご注文をお待ちしています。
忙しさを忘れる為に更なる忙しさを重ねる方式。
あ、拡散大歓迎です。

2025年7月2日水曜日

記事。

毎回不定期ながらBOREDのMETHODオイル&グリスをご注文頂くに当り参考になればと言う事で現状の実用例を記載しています。
特に今回はBOREDの提唱する「夏オイル夏グリス」と言う事で油膜強度の強靭な化学合成油を使用しているBOREDのMETHODオイル&グリスであっても、更に油膜の軟化や劣化を防ぐディフェンス面を最大限強化させてあります。
そしてメンテナンスの大前提として自分がメンテナンスでイメージしているフィーリングは常に「ネットリ&シットリ」を実践しているので、全てのリールにおいてメーカー純正時よりもスプールのレスポンスは向上させながらもボディ内ベアリングや各種ギアは耐久性を重視して仕上げてあります。
尚、BOREDはフィッシングショップでもメンテナンスサービスでもありませんので全てのジャンルやモデルを網羅する事が出来ませんので予めご了承を。
あくまでも個人的な傾向においてのセレクトになりますのでジャンルは偏っていますが、使用想定している重量や目的は各項目を参考にして頂ければと思います。

その1ベイト、シマノ 21スコーピオンMD 301XG。
これはシーバスフィッシングをメインにジャイアントベイト用として、110g位~260g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの8号でリーダーはナイロンの80lbで使用。
スプールベアリングにはLIGHT DUTYオイル、ワンウェイローラークラッチにはVNLペースト、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはUG OMEGAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはUG OMEGAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その2ベイト、アブ 19レボビースト 41-HSL。(ギア比違いを同仕様で2台使用)
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ用として、50g位~160g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの6号でリーダーはナイロンの60lbで使用。
スプールベアリングにはCHIMERAオイル、ワンウェイローラークラッチにはVNLペースト、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはUG OMEGAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはUG OMEGAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その3ベイト、シマノ 20カルカッタコンクエストDC 201HG。
これはシーバスフィッシングをメインにビッグベイトやビッグプラグ用として、40g位~90g位までをフルキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーはナイロンの50lbまたはフロロの40lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはBSLUオイル、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル。

その4ベイト、シマノ 18バンタムMGL XG。
これはバスやナマズなど淡水をメインにヘビーカバーでのラバージグやフロッグ用として、14g位~35g位までをピッチングやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはDELTAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その5ベイト、シマノ 18バンタムMGL HG。
これはバスやナマズなど淡水をメインにライトカバーでのバズベイトやスイムジグ用として、10g位~28g位までをフルキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その6ベイト、シマノ 17スコーピオンDC 101HG。
これはシーバスやチニングをメインにレギュラーウェイトからヘビーウェイトのプラグ用として、20g位~50g位までをショートキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの4号でリーダーはナイロンの50lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリスの上からUG OMEGAグリスを少量追加、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNペースト、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その7ベイト、シマノ 14ブレ二アス。
これは海水でのチニングやミドルゲーム用として5g~12g辺りをメインにショートキャストやサイドキャストする際に使用しています。
ラインはPEの0.8号でリーダーはフロロの16lbまたは20lbで使用。
スプールベアリングにはBALBOLAオイル、ワンウェイローラークラッチにはCHIMERAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG OMEGAグリス、プラギアにはTHETAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ボディ内ベアリングにはNEMEAオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

その8スピニング、シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG。
これはシーバスフィッシングをメインにレギュラーウェイトのプラグ用として、7g位~28g位までを小規模運河や中規模河川でフルキャストまたはショートキャストする際に使用しています。
ラインはPEの1.0号でリーダーはフロロの20lbで使用。
ラインローラーはZAYTオイル、スプールベアリングにはBALBOAオイル、メインギアとピニオンギアにはALPHAグリス、ウォームシャフトにはALPHAグリス、メインシャフトにはALPHAグリス、ドラグワッシャーにはALPHAグリス、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル、その他は純正。

その9ベイト、ABU 4601C。(GUNNARとROYAL EXPRESSを同仕様で2台使用)
これはライトカバーまでのナマズやライギョをメインにレギュラーウェイトのフロッグやトップウォータープラグ用として、12g位~40g位までをフルキャストまたはピッチングする際に使用しています。
ラインはPEの5号でリーダーは使用しないルアー直結で使用。
スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、レベルワインダーのウォームシャフトにはLIGHT DUTYオイル、ドラグワッシャーにはDELTAグリスを薄く、コグホイールなどのプラギアにはTHICK HEAVYオイル、ハンドルノブベアリングにはNEMEAオイル。

と言う事で前回からオイルやグリスの入れ替えをしている物もあれば、前回と同一の物もありますが現状ではこれが最新の状態となります。
今年は早くから気温30度を超える日が続き真夏においても猛暑や酷暑を予感させていますが、高気温や高湿度だけでなく豪雨などの影響も懸念されるので、やはり7月~9月辺りにおいては「夏オイル夏グリス」仕様に変更してディフェンス面を強化しておくとベストでしょう。
特に金属にとっては高気温により熱膨張を起こし易くなる事で、各部の異音や巻感などは使用前後においてシッカリと確認し、少しでも違和感があれば直ぐにメンテナンスを行う様にしましょう。
またこのシーズンは酸化も促進され易くなりますのでロッドなどもキレイに水淡いした後に、ガイド根元などもDEFENSIVE防錆コーティング剤を使用して予め錆の発生をディフェンスしておけるとベストです。
夏オイル夏グリス仕様としてゼヒ参考にしてみてください。

2025年7月1日火曜日

裏技。

本日から7月ですね。
と言う事で今年もBOREDが提唱する「夏オイル夏グリス」と言う考え方をば。
昨年も散々書いて来ました様にサマーシーズンは高気温と高湿度だけでなく水温も高く更には紫外線の影響も受ける過酷なシーズン。
特に水辺で使用するフィッシングリールには何かしらのケアを行っておいた方がベストなのは間違いない訳です。
で、BOREDが提唱する「夏オイル夏グリス」とは普段使用しているオイルやグリスよりも粘度や粘性をワンランク~ハーフランク強め?重め?にしてやると言うもの。
強い?重い?と書くのは正しい表記では無いのですが、この場合は油膜性を上げてやれば良いと言う意味です。
特にグリスに関しては主成分となる増稠剤の特性により温度変化に応じて粘度変化を起こし易い性質があります。
金属に油膜さえ付着していれば理論上は錆の発生は殆ど防げますし、また例え極薄であっても油膜さえ付着していれば理論上は潤滑しています。
けれど当然ながら理想とする適正な油膜の状態が存在するので、予め粘度や粘性をワンランク~ハーフランク強め?重め?にしておく事で、高温環境などによる油膜の軟化や流動を防ぎ油膜を維持し易くしてやると言う事です。
例えば普段THETAグリスならALPHAグリスへ、と、THETAグリス、ALPHAグリス、DELTAグリスにおいては粘度と粘性の違いだけで極圧性などディフェンス効果は殆ど同じと言う利点から、シンプルに粘度をワンランク高い物へ変えてやれるのですが、今使用しているMETHODグリスに粘性を加える事でハーフランク強くする事も可能です。
例えばDELTAグリスにUG SIGMAグリスを少し加えて粘度を僅かに上げてみるとか、ALPHAグリスへUG OMEGAグリスを少し加えて粘性を上げてみるなど、UG SIGMAグリスの高粘度と高粘着そしてUG OMEGAグリスの低粘度と高粘着を利用すればユーザー個々にお好みの粘度や粘性が楽にチューニング出来る訳です。
当り前ながらUG SIGMAグリスもUG OMEGAグリスも単体での使用は可能なので、今自分が使用しているMETHODグリスにUG SIGMAグリスかUG OMEGAグリスをいずれか1個追加してやるだけで粘度または粘性を強化させる事が出来ると言う事。
特にメタルボディのリールにおいては熱伝導率の高いアルミ(ジュラルミン)が主流となる事から、ボディ内部に収められているギアやドラグなどに使用されているグリスは熱の影響をモロに受け易くなります。
サマーシーズンの目安として7月~9月あたりまでの気温30度前後において、更に炎天下や車内だと温度は40度にも50度にも上昇するので、METHODグリス自体の耐熱温度範囲は120度を余裕で超えるにしても基準となる粘度からは明らかに軟化傾向となります。
耐熱温度と軟化具合は別の話ですので。
そして先日発売となったMETHOD新製品のVNLペーストにおいては使いどころも多く、特に上記ギア類の側にあるボディ内ベアリングを強化する意味でもサマーシーズンはVNLペースト化させておくのも良いかもしれません。
自分の場合も普段はボディ内ベアリングにBSLUオイルを使用する事が多いのですが、先日からサンプルテストを兼ねてVNLペーストを色々な機種で試した結果として、巻き感は違和感を感じるほどの変化では無いにも関わらず、シルキーさ?ノイズレスさ?は確実に増している事で油膜強度が上がっていると実感出来る事は間違いありません。
なのでこれらを踏まえてサマーシーズンは夏オイル夏グリスと言う考え方から上記の方法でオイルやグリスを強化させておけるとベストですと言う事。
と言う事で昨年に続き猛暑&酷暑となる今年のサマーシーズン中は何度もアナウンスするつもりですが、ゼヒ夏オイル夏グリスを実践して過酷なシーズンを乗り越え秋のハイシーズンには万全な状態で挑みましょう。
現在のBORED STOREでは品薄や欠品が目立ちはじめていますが、奇数月の7月に入ったと言う事でBOREDのMETHOD製品は在庫補充生産月になります。
また先日もアナウンスしました様に7月4日00:00~7月6日23:59までの3日間限定でBOREDオフィシャルセールのSUMMER MADNESS SALEを開催予定につき、それまでには欠品や品薄が回避出来る程度に在庫を補充するつもりです。
ゼヒ本格的な真夏を迎える前に事前メンテナンスとして上記をお試しください。
夏オイル夏グリスも立派な裏技ですからね。

2025年6月30日月曜日

案内。

全く新鮮味がありませんが一応本日が正式発売日となりますBOREDのMETHOD新製品VNLペースト。
自ら新鮮味を壊しておいてなんですが。
けれど先日の先行受注にて初回生産分が即日完売となった事もあり、本日の正式発売日では極僅少しか在庫を確保する事が出来ませんでした。
これはもうホントに申し訳ないです。
と言うのも実は当初「そんなにスタートダッシュはないだろう」と考えていたからでして。
ですがイザ先行受注を開始してみるとまさかの1時間で完売と言うミラクル。
ホントに有り難い。
なので先日までは7月20日前後に在庫補充生産するとアナウンスして来ましたが、これはなんとしても早くに用意しなければと言う事になって、そんなお詫びの意味も込めてスッカリ忘れていたBOREDオフィシャルのSUMMER MADNESS SALEを急遽開催する事で、何とか7月4日には2回目の在庫補充生産から多少の在庫が出る様に手配を進めている訳です。
なので先日もアナウンスしましたBOREDオフィシャルのSUMMER MADNESS SALEではMETHODのVNLペーストも、そしてVITALのPRO SIZE WRもなんとか出来る限りご用意させて頂きます。
これが目玉って事になりますかね?
ま、逆に先行受注にてご注文を頂きましたお客様には申し訳ない事になってしまいますが、これは多少早く入手出来たと言う点をポジティブに捉えてもらって納得して頂けると有り難い。
けどスミマセン。
さて、そんな本日も多忙となっていまして、先にアナウンスしましたNT海洋事業部へ向けて別注グリスのLZ-STD GREASEの出荷手配を済ませ、続けて別注オイルのLZ-STD OILも諸々の作業を進めています。
なのでやっと諸々のケツが見えて来た事で今週は少し気が楽になったりして、キチンとした堅気な生活リズムへ戻しながら仕事をして行きます。
もはや忙し過ぎて「釣りに行きたい」感が薄れていたのですが、BOREDオフィシャルのSUMMER MADNESS SALEの発送作業を終えたら平日だろうが何だろうが行きたい時に釣行してやります。
休日出勤と鬼残業しまくった貯金がタップリあるので堂々と平日でも釣行してやれる。
ま、でも貧乏暇無しなんで仕事するんでしょうけど。
また、METHOD新製品VNLペーストについては今後も終身名誉テスターのNeCoSanからも集大成的なレポートが届くと思いますし、同様に以前お伝えした海外でいきなりパプアンバスとトーマンを相手にサンプルテストを行ってくれたMonster Kissのレポートについてもまた再度ご紹介出来ればと思っています。
さ、明日からは7月です。
夏は麦茶と冷やし中華とメンテナンス。
覚えておきましょう。

2025年6月28日土曜日

記事。

さて、5月のゴールデンウィーク明けからずっと続いていた激務も7月上旬で終われるか?と、気合を入れて連日の15時間以上労働&本日もまた気温35度超えの中を休日出勤している訳ですが、なーんかやり残りしている事があった様な?と先々週辺りからずっと考えていたところ超大事な事を急に思い出しまして。
そう、毎年サマーシーズン恒例のBOREDオフィシャルセールことSUMMER MADNESS SALEの開催でした。
けれど厳密に言えばこの激務が一段落しないと準備のしようが無いんですけど、一応の目安が付いて来たもんで7月4日の深夜00:00~7月6日の23:59までの3日間限定にてBOREDオフィシャルセールのSUMMER MADNESS SALEを開催する方向です。
どうせなら製品がソレナリに在庫出来ている状況の方が良いじゃないですか?となると7月4日が最短で可能かなと言う逆算スケジュールになりました。
しかも急遽このSUMMER MADNESS SALEに合わせ現在欠品しているMETHODのVNLペーストやVITALのWRシリーズなども多少は在庫を補充出来る様にと準備を進めていますので予定は未定ですが前向きに。
そう、と言うのも7月は奇数月につきちょうどMETHODオイル&グリスの在庫補充生産月に当たる事もあり、それなら一部で欠品や品薄となっている在庫補充生産を早めれば良いだけなのでね。
ですが資材やら材料がちゃんと確保してあるか?などの確認も至急行います。
って、また自ら率先して激務にしているんですけど、暇よりは忙しい方が良いに決まってるんでね。
そんな訳でせっかく画像も作ったのに現状は未だモザイク状態ですが、何とか上記スケジュールで開催する予定につき詳細は前日の7月3日までにアナウンスします。
毎度お騒がせします。

2025年6月27日金曜日

案内。

もう金曜日かよ?
と言う事でMETHODの新製品VNLペースト初回生産分も全て発送し終えたので本日はコレ。
先日からアナウンスして来ましたNT海洋事業部の別注生産LZ-STD OILとLZ-STD GREASE。
そのLZ-STD GREASEの量産作業が予定どおりに終わりましたので、製品デカール貼りなどの作業を経て先ずは週明け月曜日にNT海洋事業部へ向け出荷手配を行います。
それが終ると続けてLZ-STD OILに取り掛かるのですが現在はまだ量産作業中で。
外注倉庫のBORED作業場は24時間365日ずっと湿度と温度が一定に管理されていまして、オイルの量産についてはその環境下にて行う事としていますが、その代わりに外注倉庫と言う事から人員的&時間的な制約があり「急いでヤレよコラ」とは言えないだけにスケジュールが割とズレまくりで。
まぁ、でも当初の予定どおり7月上旬には完成する見込みにつき、一週間ほど?遅れてLZ-STD OILの出荷手配を行う予定です。
本当なら6月末日までに全部一気にやってしまいたかったんですが、なんせ散々アピって来た様に5月~6月は想定外な超絶激務が続いた事で諸々のスケジュールも効率と段取を優先して何とか間に合わせて来た状況でして。
なので当初6月下旬~7月上旬として来たスケジュールは確保出来ているんですが、一気に全部を納品出来ない事に若干の悔いが残ります。
けれど先ずはLZ-STD GREASEからと言う事で近い内にLZ-STD OILと同時に?NT海洋事業部にて販売開始となりますので、ゼヒともBOREDのMETHODオイル&グリス&ペーストと併せてご贔屓に。

試用。

さ、ちょうど先日付で初回生産分を生産し終えたMETHOD新製品のVNLペースト。
お蔭様で先日BORED STOREにて先行受注を開始しましたところ即日完売となりまして。
なので早速この先行受注分にてお買い求め頂きましたお客様へは本日27日付で全てを発送し、そしてMETHODお取り扱いDEALER各店からのご注文についても本日27日付で全て発送となりますので、つまり初回生産分は30日の発売日前に全て完売となってしまいましたと言う事です。
なんだか紛らわしくて申し訳ない。
と言う事で先日からサンプルテスターよりVNLペーストの最終レポートが届いていますのでご紹介します。
今回はもう山陰アングラーにはお馴染みな島根県のMTMR氏より。
サンプルテスターをお願いしてから1ヶ月50時間ほどの所見となります。
使用機種はカルカッタコンクエストMD 301XGです。
先ずは、VNLペーストのサンプルが届き組み上げた直後に1度だけ、ワンウェイローラークラッチの逆回転があったそうですが、以後は余剰なVNLペーストが抜けて馴染んだ?のかハンドルの逆転は皆無との事。
但し、ワンウェイローラークラッチのベアリング保持機と外輪の隙間に錆が発生していました。
インナーチューブには錆は見られずボディ内側の隙間から海水が侵入した事で外輪に錆が発生したと思われます。
これについてはVNLペーストの塗布量や塗布の仕方により隙間へ十分に行き渡らなかったとみられる為、今後はVNLペーストの塗布方法を見直したいと思います。
次に、ピニオンギア上下のベアリングについてもゴリ感等の不具合は無かったとの事。
ピニオンギア上部(メカニカルキャップ側)に錆は見られず、キャップ内の水の溜まりにおいてもVNLペーストの油膜による
効果が出ていると感じます。
ピニオンギア下部(スプール側)については回転および負荷が大きな箇所であり、劣化により黒くなったVNLペーストの付着が見られました。
現状では上記の不具合?以外に使用中の不具合は無く動作は良好となります。
との事で、聖地山陰でビッグベイトやジャイアントベイトを中心に、それ以外でも比較的大きめ&重めを使用する事が多く、また釣行時間も多いMTMR氏のサポートは毎回の事ながら非常に参考になりました。
やはり負荷や荷重の大きなビッグベイトやジャイアントベイトにおいては油膜の存在自体は絶対であり、更に配合される各種添加剤の性能も大きく影響して来ます。
今回VNLペーストの発売までには何度か試作を繰り返して来た訳ですが、MTMR氏の初期レポートを参考に製品版のVNLペーストでは各種添加剤の配合割合を更に高め、同時に油膜の吸着や付着を高めた事でペーストと言う半固形半液体ながらも非常に強靭でシツコイ油膜性となっています。
但し、どーしても液体に近い性状になってしまうと水の分子と混ざり易くなってしまうので、キッチリとした注油や充填と使用後の水洗い&十分な乾燥が必要なのは言わずもがな。
でもこれはどのオイルでもグリスでも同じ事が言えるので、特に海水や汽水での使用においては事前事後のチェックを怠らない様にしましょう。
今回のサンプルテスターには製品版のVNLペーストを一足早く送付しているので、また今後の使用において何かしらフィードバックも得られるかと思います。
と言う事で30日の発売日には極僅かな在庫しかご用意出来ないのですが、また7月中旬辺りに少しでも早く十分な在庫を生産しますのでゼヒMETHOD新製品VNLペーストをお試しください。