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2020年6月5日金曜日

記事。

将来の不安は有る。
でも始めた以上はなんとか拡大と継続を続け、先ずは安定を得る事を最優先し、その後は更に挑戦する事を続ける。
2003年にBOREDを立ち上げてから2014年までに、若い頃に抱いていた理想の自分には成れた。
そこで2014年~2015年は思い切って業務を移行する準備期間として、その後2015年からは現在のBOREDとして、つまりガレージメーカーを主体とした製品作りをMETHODとVITALの2ブランドで展開している。
そして新生BOREDとして既に5年が経過し、では安定は確保出来たのか?と聞かれると未だ70%位しか確保出来てない。
2003年から継続生産しているMETHODのオイルとグリスは安定しているし、2015年から生産開始したVITALのWRシリーズも安定している。
その他は?と聞かれると新たに展開してはフェードアウトした製品も多数あり、それら以外はシーズン毎のアパレルなどが精々良いところをキープしている程度。
これでは当然ながら満足していない。
これが70%の理由。
要するに100%になるまでの安定した定番製品を確保する必要があると言う事。
でもそんなもん中々簡単には作れるもんじゃない。
と言う事で、それならば長年のライフワークであるフィッシングにおいて、市場には無いアイテムをシーズン毎であっても継続生産していこうと言う答えの一つがNEST。
こんなもん誰も考えないだろうし作らないだろうし、もし市場に同じ傾向の物が出て来たとしたらそれは確実にパクリ。
そして今年もまた生産をスタートしている。
本来今年は5月には生産したかったんですが、ご承知のとおり世界的にコロナっちゃったもんで出遅れました。
では何故フィッシングシーンなのかと言うと、サイクルシーンやアウトドアシーンには既に非常に多くのガレージメーカーが存在していて、例えばサコッシュと言えば無数に存在しているんじゃないかと思われる程に膨大。
でもフィッシングシーンは相変わらずダサい。
つまり大手のフィッシングメーカーがゴテゴテしたバッグやらデカデカとロゴをプリントしたポーチやらと、非常にダサくてたまらない物が主体となっていて素材や無駄さなんかはホントに低レベル過ぎる。
アウトドアシーンのバッグパックやサイクルシーンのメッセンジャーバッグなんかを見習えって話。
つまりはスキが多すぎるからフィッシングシーンであればヤレるであろうと言う事。
そしてNESTに続く第二弾も当然考えていて、既に大まかな仕様は出来ている。
これをどうやって形にするか。
現在NESTをハンドメイドしてくれている人間は某メーカーでバッグを縫っていた奴で古い知り合い。
あいにく彼は数年前に地方の地元へ戻ってしまったので、頻繁に会って打ち合わせなどをする事が出来ない点がネックではありますが、彼の縫製は非常に丁寧で頑丈なところを完全に信頼している。
正確に図面を作成してメール添付し、参考になる様なアイテムを購入して宅急便で送る。
そしてメールなどで指示を出してからサンプル製作を行ってもらうと言う段取り。
とても効率が悪いんだけど、これが最高に効率良くもある。
オフシーズンには第二弾のアイテムをサンプル製作して、ヒットしないまでも他には無いユニークなアイテムとして「コレどこの?」って言われる位には成りたい。
それが自分の残り30%になるはず。
50歳までには、後1年ちょい。
市場や流行に流されずにオリジナルでユニークなメイドインジャパンを更に追求して行きます。
なんつって。

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