検索したいワードを入力ください。

2025年7月22日火曜日

記事。

BOREDのMETHODオイル製品中で最も低粘度なZAYTオイルと次いで低粘度なBALBOAオイル。
いずれも超低粘度とは謳っていますが特性が全く異なります。
先ずZAYTオイルについてはISO VG4と言うMETHODオイル中で最も低粘度なベースオイルとなり、粘性を極力排除してサッパリとしたフィーリングの極薄油膜を生成するフィネスやライトウェイト向けのオイルとなります。
次にBALBOAオイルについては廃盤製品のKRAKENオイルとGOLYATオイルを継承する粘度としてISO VG9のベースオイルに設定し、適度な粘性を持たせる事で超低粘度ながらシットリとした油膜を生成するライトウェイト~ミドルウェイト向けのオイルとなります。
いずれもベースオイルにはエステル化学合成油を使用し海水にも完全対応させてあり、BALBOAオイルのみにはポリアルファオレフィン化学合成油をハイブリッドしています。
近年ソルト界隈で人気の高いライトゲーム~ミドルゲームに完全対応させる為に設計したと言っても過言では無い上記2製品ですが、自分の場合は使用するルアーやリグによりスプールベアリングで使用するオイルを入れ替えていて、特にベイトフィネスリールの場合においてはキャストと言うよりもフォールのナチュラルさ?を調整する為にセレクトしています。
とは言え自分の場合はライトゲームと言うよりもミドルゲームに近い使い方がメインとなり、自分のホーム湾奥運河では主にチニングで使用する機会が多いのですが、その使い別けとしては釣行時にメインがプラグの場合はBALBOAオイル、ワームの場合はZAYTオイルとして上記に記載の様にフォールのスピードやナチュラルさで変更しています。
つまりプラグの場合は各プラグにより当然ながら形状や重量が異なる訳で、その空気抵抗の変化から少し安定性を狙ってBALBOAオイルの適度な粘性によるブレーキ的な役目?を担わせていると言う事で、逆にワームの場合はフリーリグにしろジカリグにしろシンカーのウェイトに依存が大きいので、その差に依存されずにスーッとフォールさせる事をメインにZAYTオイルを使用していると言う事です。
それにハッキリ言ってこの粘度になれば飛距離は変わらないと言っても過言ではないので、たまに沖目へフルキャストするとしてもストレスを感じる事は全く無いと思います。
さて、自分のベイトフィネス機。
もう10年選手となった画像の14ブレ二アスを相変わらず現役で使用していますが、近年のトレンドを検証する為にも23カルカッタコンクエストBFSか22アルデバランBFSを導入しなきゃと思いながらも、相変わらずメインはデッカイのばかりで中々踏み出せないでいる現在。
どーしても貧乏性と言うか現状の14ブレ二アスに全く不満が無いどころか、やりたい事は上記のスプールオイル交換だけで対応出来ている事で完全に満足していて。
この14ブレ二アスに7.6ftのMLチニングロッドでホームの湾奥運河ならジャスト50mの対岸付近へキャストも出来るとなると暫くは高年式機種に手を出さない?
低年式機種であってもスプールベアリングのチューンやそれに伴うオイルの交換により、キャストやフォールにおいてはストレス無く十分対応可能となるので特にベイトフィネス機においては参考にしてみてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿