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2025年4月30日水曜日

試用。

先日まで東南アジアでパプアンバスとトーマンを追いかけて来たMonster KissのYSD君よりレポートが届きました。
今回メインで使用しているリールは彼には珍しく?タトゥーラ300で、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMA、メインシャフト裏ベアリングにはVNLペースト、その他ベアリングにはNEMEAオイルの最強セレクトで挑んでくれました。
今回は気温35度で湿度マックス状態と言う釣れても釣れなくても過酷な環境の中、前半線として海水環境にてパプアンバスを5日間と後半戦として淡水環境にてトーマンと言うターゲットとしては最強のトルクが得られる中でサンプルテストをお願いしました。
で、結果としてザックリ言うと今回上記でセレクトしたオイル&グリスは「異常無し」との事。
画像からも見てとれる油膜の維持は若干乳化も見られますが、これはもちろん想定内の事で放置乾燥させる事で全く問題無く継続して使用し続けられます。
それにしても東南アジアの汚れがまんま混入しているので汚いw
東南アジア特有の高気温と高湿度は正に真夏の東京とも同じ環境となってしまった切なさもありますが、現在は春真っ盛りな日本に居ながらにして真夏を想定される気温と湿度の中でサンプルテストが行えた事はとっても有意義です。
しかも海水と淡水でパプアンバスとトーマンを連日ですからね。
短期間とは言えもう合格と言っても過言ではないでしょうと言う程に濃いサンプルテスト。
で、やはり大型番手のベイトリールで気になる点はボディ内ベアリングで使用したVNLペーストの巻き感がキチンと維持出来ているか?
これは完全に合格との事でした。
これまでの様に大型番手のベイトリールであっても巻感を少し軽めにレスポンスを重視したければNEMEAオイルでも良いですし、それに加えて更に油膜強度を高めてより安定性を求めるならBSLUオイルを、で、これらとは異なる物理的な性状から得られるフィーリングによりヌットリとした巻感を求めるならVNLペーストを、と言う使い分けのバリエーション化に貢献する事になります。
実際にVNLペーストで使用している油分はNEMEAオイルとBSLUオイルと同一と言っても過言ではありませんので、最強の名は継承しながらも物理的な性状がプラスされた事で更に強化されたと言う事です。
なので試用や検証をするまでもなく成分的には全く問題ないはずでして。
そうは言ってもVNLペーストの材料はあくまでもグリスなので、やはり性状の違いから来るフィーリングはチェックしておかなければなりません。
って検証を日々行っている訳です。
今回のMonster Kissがファイナルウエポン的に決定的な実用証明に貢献してくれたので、これから5月下旬までは引き続きサンプルテスターと終身名誉テスター?のNeCoSanと共に自身でも更にタフに試用して行きます。

2025年4月29日火曜日

試用。

これまたサンプルテスターTKUC氏からのレポートが届きました。
今回はイレギュラー?なヒラメ釣行と言う事でキャタリナTWにてVNLペーストを試用頂きました。
使用箇所はウォームシャフト、ウォームシャフトベアリング、プラギヤ、ワンウェイローラークラッチなどボディ内全てとなります。
塩が多数付着する程の釣行後画像も頂きましたが、やはり何より気になっていたワンウェイローラークラッチへの試用においては、ハンドルの逆転も滑りも無くフィーリングにおいては全体的にBSLUオイルと大差ないとの事でした。
今回はPE2号を巻かれていた事もあって水の巻き上げ量も少ない事から、ウォームシャフトにおいても油膜は確認出来た様です。
ウォームシャフトにおいてはTHETAグリスやUG OMEGAグリスを塗布量でコントロールするのが最善かと思いますが、巻感にも影響するパーツにつき特に小型ベイトリールなどにおいてはPEラインの使用においてVNLペーストの出番もアリかと思います。
またTKUC氏には引き続きスピニングでの試用もお願いしてありますので今後もご紹介して行きます。

2025年4月28日月曜日

記事。

今週末は5月のゴールデンウィークに備え事前に休日出勤してやれる事を進めておきまして。なので今週末は珍しくサンプルテスト釣行をお休みさせて貰いました。
けれど進捗としては微妙と言うか今回はデザイン事だったんですけど、やはりクリエイトするには常日頃からイメージしてないとすぐに出来上がる訳でもなくて。
まぁ、今回は決まり事の部分は概ね配置とか寸法を決める事が出来たんですが、肝心の全体像が未だイメージ出来ていなくて何とも中途半端に定休日を使ってしまいました。
フォントを色々とダウンロード出来たから良かったけど。
そんな定休日中にもサンプルテスターから試用のレポートが届く有り難さ。
またこのレポートについては追ってご紹介して行きます。
さて、世間ではゴールデンウィークに入っている人も居るかと思いますが、昨日見ていたテレビのニュースでは今回のゴールデンウィークを「大型」とホザく番組もあれば「飛石」と言う番組もあったりして。
これ「大型」は無いだろうと。
有休を使い間を埋めれば最大11連休も可らしんですけどソレを大型と言ってしまったらねぇ。
なのでBORED周りの業者なんかも今回はカレンダー通りと言うところも多くて、一部上場企業だけは少し長めに取るところもありましたけど。
が、BOREDは常にカレンダー通りにつき明日は定休日になります。
なので5月の連休にご使用予定のある場合なんかは出来るだけお早目のご注文を頂けると確実です。
現状としましてBORED STOREの在庫も少なくなって来ましたが、特にMETHOD製品についてはBALBOAオイル、NEMEAオイル、ZAYTオイル、THETAグリスの在庫が僅少でして、VITAL製品については本日付けでPRO SIZE WRを少量のみ追加しています。
いずれにしても総じて在庫が少ない状況につきゼヒお早目に。
と言う事で5月もゴールデンウィークが過ぎたら今度は在庫補充生産に取り掛かる事になるので、同時進行が更に増える事にはなりますが、暇よりは多忙な方が良いと言う事で月末~月始もバンガリます。

2025年4月26日土曜日

案内。

本日からゴールデンウィークと言う事ですが、BOREDはカレンダー通り土日祝日のみが定休日となります。
BORED STORE及びDARKSIDEBOREDSTOREからのご注文は年中無休でご利用頂けますが、発送作業については平日営業日の15時が締切となっていますので、GW中にご使用予定のある場合はゼヒお早目にご注文ください。
また、現在BORED STOREでは特にMETHODオイル&グリス製品の欠品や品薄が目立つ様になって来ました。
5月は奇数月につき在庫補充生産を行うタイミングなんですが、ゴールデンウィークの関係から一部のメーカーや業者が休業している事もあり、通常月よりも多少遅れて在庫補充生産の手配を開始する事となりますのでご了承ください。

2025年4月25日金曜日

案内。

3月と4月と頻繁にサンプルテストでの試用を報告して来ましたBOREDのMETHOD新製品予定「ペースト」。
でも毎回この「ペースト」表記がメンドクサクて早く製品名を決めてしまえよと自身でも考えていたんですけど、METHOD製品のネーミングは自分の中で法則もあったりして中々良い製品名が思い付かず。
で、特にMETHODオイルでもMETHODグリスでもないユニークな存在と言う事もあって、つまりシンプルに「どっちでもない」と馬鹿みたいな製品名にしちゃおうかな?とも思っていたんですけどね。
けれど何となく単語ではなくて関連する頭文字の羅列で色々なフォントをイラレで弄っていたら良いんじゃないの?となりました。
まぁ、ラベルデザイン如きと言っても生産国とか容量とか連絡先の表記義務もあるもんで、基本的にデザインするパーツやフォントが確定しても全体的な配置や寸法に時間を要するもんで、例えば「今日中に完成させる」と思っていても完成させたものを翌日に見ると結局はボツにする事も多くて。
なので実際に全てが確定してしまえば直ぐに作れるんですが、そこへ行き着くまでに結構な時間が必要なんです。
で、散々時間を掛けて色々とやった挙句にシンプルなデザインへ行き着いたりするのが今回。
なのでこれからは「ペースト」では無くVERSATILE(多用途)、NEITHER(どっちでもない)、LUBRICANT(潤滑油)の頭文字を羅列した「VNL」と言う製品名にて表記して行きます。
一応このDARKSIDEBOREDBLOGでは分かり易い様にVNLペーストと表記しますけどね。
で、VNLペーストは現在7人のサンプルテスターに試用をお願いしていて、各自が思い付く使い方をしてみて欲しいと頼んであります。
まぁ概ね想定内の試用だったので大きくNGとなる事にはなっていませんが、やはりオイルの様なグリスの様なユニークさに惑わされてしまう部分もあり、小型~中型のスピニングではベアリング全てに試用すると激重な巻感に仕上がってしまったり、レベルワインダー連動の大型ベイトリールではウォームシャフトに試用すると水分が混ざり乳化した際に吹き飛んでしまう量が多くなってしまったり、と既に用途や番手によりNGも2つほど判明しています。
けれど逆に未知でもあったオフショアジギングでは全てにおいて好調だったり、自分自身で使用している中型~大型のベイトリールでは特にボディ内ベアリングとワンウェイローラークラッチで凄く調子が良かったりなど、当然ながらOKの方向で進行させています。
でなきゃ製品名まで決めませんしね。
加えてようやく色々と試して来た結果、容器の方もボトル容器に決定しました。
そのボトル容器のサイズに貼る製品デカールも概ね画像の様になります。
微調整もありそうなので未だ入稿はしていないんですけどね。
と言う事で以後はVNLペーストしての表記にて試用レポートなどを行っていきますので以後お見知りおきを。

2025年4月23日水曜日

試用。

続けて今度はサンプルテスターMTMR氏より23カルカッタコンクエストMD401での試用レポートが届きました。
気になっていたビッグベイターやジャイアントベイターも多ければ良いんですが。
今回MTMR氏には新製品予定の「ペースト」を下記に試用して頂きました。
ウォームシャフトとワンウェイローラークラッチ以外はボディ内ベアリングとしてメインシャフト裏ベアリングとピニオンギア軸ベアリング。
通常であればNEMEAオイルやBSLUオイルでの使用が多いパーツではありますが、近回は3日間の試用にて一部乳化が見られた箇所がありました。
先ずは気になっていた画像のワンウェイローラークラッチでの使用においては、ハンドルの逆転も滑りもなくギア側から水の侵入が有った事でインナーチューブの片側には乳化が見られますが、ハンドル側には乳化も一切見られていないとの事。
まぁでもこれまで使用して来たNEMEAオイルとBSLUオイルも当然ながら乳化は必ず起こりますが、使用している耐水防錆添加剤も共通している事で翌日には水分のみが蒸発し易い働きを見せると思われます。
次に、ワンウェイローラークラッチと併せ巻感に直結するメインシャフト裏ベアリングについては元々ゴムでシールされている事もあり全く異常無し。
もちろんこの箇所は余り水の影響を受けないだろうと余りも放置し過ぎると痛い目にあう部分でもあるのでシッカリとボディ側にも「ペースト」を充填する?くらいの勢いで注油すると良いでしょう。
今回やはりNGかな?と思われる点はウォームシャフト。
特に大型ベイトリールでレベルワインド連動の機種では水分の影響が盛大なだけに、キャスト時もリーリング時も常に動いているレベルワインダーの動作から乳化した「ペースト」が飛散してしまっている?
そんな痕も見られました。
これはシンプルに低粘度過ぎると言う物理的な性状が合っていないと思われます。
この辺りのレベルワインダー連動の機種についてはUG OMEGAグリスやTHETAグリスの方が良いかもしれないとの事で、確かにレベルワインダー非連動の通常リールよりは顕著に差が現れるでしょう。
今回はサンプルテスターMTMR氏からのレポートとなりましたが、引き続き使用後に乾燥させてから継続して試用をお願いしていますのでまた。

2025年4月22日火曜日

試用。

今回サンプルテスターST氏からエイテックのマーフィックスN4にて試用前のレポートが届きました。
やはりオフショアジギングとなると自分的には未知の部分も多いので今回からの試用は非常に興味のあるところです。
定番&高級リールではありますがST氏には新製品予定の「ペースト」を下記の部分で試用頂きました。
ワンウェイローラークラッチ及び隣接ベアリング、メインシャフト、スプールベアリングの3箇所。
先ずこれ迄はワンウェイローラークラッチ及び隣接ベアリングにNEMEAオイルを使用されていましたが、ジギングリールの強烈な巻き上げパワーにおいてワンウェイローラークラッチでも使用出来るかどうか?
次にメインシャフトにおいてはやはり巻感に直結する部分につき、これまではOMEGAグリスまたはTHETAグリスで使用されて来た代用としてフィーリングの変化が認められるか?
最後にスプールベアリングにはこれまでNEMEAオイルやBSLUオイルまたはOMEGAグリスの使用だった物から、今回は「ペースト」に置き換える事でフォールスピードの調整に貢献出来るか?
つまり重さ200~600g程度のメタルジグを水深100-300mに沈め底取りをするまでに要する時間の調整が出来る様であれば、シチュエーションによりスプールベアリングに使用する油脂のバリエーション化に貢献出来る訳です。
オイルやグリスの用途として「絶対にココだけ」と言う指定はありません。
あくまでも用途として迷わない為に「メーカー推奨」はありますが、特性や粘度などの条件が合っていれば他のパーツで使用する事も可能です。
多分メンドーなんでしょうね?余り同類他社メーカーでは言わない事でもありますが、BOREDのMETHODでは以前から何度もお伝えして来た様に「絶対にダメ」は殆ど無いと言っても過言ではありません。
あくまでも一般的に使用が見込まれるであろうパーツに対して「メーカー推奨」と書いている訳でして。
なので今回ST氏のオフショアジギングにおいて上記が有効なバリエーションとなるのであればユーザー毎においてはアドバンテージにも成り得ると言う事。
これから5月中に都合4回オフショアでの試用をお願いしてありますので以後もまたレポートが届き次第ご紹介します。
しかしマーフィックスはやはりカッコイイ。
BOREDのMETHOD及びVITALお取り扱いDEALERである高知のMAREBLEでも毎回マーフィックスのカスタムパーツがアナウンスされていますが、これ見る度に使わないのに欲しくなってしまう男心をくすぐる金属の塊感を象徴するデザイン。
好きです。

2025年4月21日月曜日

試用。

先日よりセッティングを詰めて頂きましたサンプルテスターTKUC氏の14ステラC2500。
今回サンプルテストをお願いしている「ペースト」の塗布量や使用箇所を色々とお試し頂きまして、最終的には回転に影響の無いウォームシャフトのベアリングに「ペースト」を、ピニオン上とドライブギヤ左右のベアリングはNEMEAオイルとBALBOAオイルの混合カスタムにて仕上げて頂きました。
やはりこの番手のベアリングに「ペースト」は流石に重すぎだったとの事。
1000番~C3000番クラスの比較的小型な番手においてはベアリングへのオイル使用が適正かと思いますが、基本的に中型番手の3000番~5000番においてもオイル使用がメインで問題ないと思います。
けれどボディ内部の各所においては滑らかさと耐久性を両立させる意味でも「ペースト」の塗布量で調整して頂く事で、オイルとは異なる性状から得られる物理的な耐久性や、またフィーリングにも直接影響して来る事でセッテイングのバリエーション化に貢献出来ると思います。
問題は実用していて不具合が生じるかどうか?
これから海水環境での実釣にて試用を重ねた上でのレポートをまたお伝えします。
OKでもNGでも色々と試してみないと分からない事もありますからね。

記事。

えーっとですね、月曜日なので新ネタです。
実は現在新たなプロジェクツも進行していまして。
未だ正式なアナウンスはダメ?なんですけど、近い将来にはアナウンス出来るかと思います。
これはMETHODとして請け負うオイルとグリスの別注生産になるんですが、その仕様が最終決定していないので近日中にその点がクリアされたら恐らく解禁です。
で、こちらも現在「ペースト」と同時にサンプルの試作を行っています。
別注生産において個人的にはオイルとグリス共にスタート時点で揃っている事はユーザーフレンドリーだと考えているんですが、グリスとなるとリールを分解する事が前提となって来るので、ユーザー自身でどこまでメンテナンスを行うのか?が需要と直結する事にもなります。
中々難しいところではあるんですが、けれどシンプルに「BOREDが何で飯を食ってるのか?」を考えて貰えればオイルとグリスの製造販売がメインな訳でして、しかも近年ではオイルとグリスの出荷数はリアルに同じくらいにつき一般ユーザーにもメンテナンス魂が浸透していると感じる本格的なメンテナンス事情。
これはBORED STOREをご利用の一般ユーザーにおいても、METHODお取り扱いDEALERにおいても同じ傾向です。
つまりグリスのメイン用途となるメインギアやピニオンギアまで辿り着く為にはリールを分解する必要がある訳で、そこまでイジれる人が凄く多くなって来ていると言う事なんだと思うんです。
だから出荷数から見ても自身でメンテナンスをやってみようと言うスンバラシイユーザーが増えていると言う推測が成り立つ。
それならスタート時点でキチンと揃えておいてあげたいよねって。
もちろんBOREDのMETHODオイル&グリスの様に個々に特性を持たせた粘度別や用途別のバリエーションまでは必要ないと思いますが、でもザックリとベアリングとギアを中心とした2大用途プラスアルファで使用出来るマルチパーパスなラインナップは求められるはず。
シマノやダイワなどの大手メーカーでもそうですしね。
大手メーカーも近年になって少しバリエーションこそ増えて来ましたが、それは恐らく近年の需要がコアになって来たと言う事が影響しているんじゃないかと。
と言う事でこればかりはBOREDが決定する事ではないんですけど、請け負いさせてもらう立場から言ってユーザーに優しい対応としてスタート時にオイルとグリスが揃っている事は大正解です。
まぁ近い将来ゼヒともご期待頂ければと思います。
あ、参考までにBOREDのMETHODでは今年から新たなDEALERは募集していませんが、別注生産の請け負いとしてショップやメーカーのオリジナルには対応しています。
しかも大手油脂メーカーの様に最低200Lからなんて893な事は言いません。
非常に入り易い単位でやらせてもらってます。
もちろんMETHODラインナップと丸被りする用途や特性は意味が無いのでお断りですが、キチンとターゲットやコンセプトがあるなら請け負い可能です。
メンドクサイけど異常なニッチにも対応可。

2025年4月20日日曜日

試用。

先日の仕事終わりと本日の定休日にサンプルテストで使用した19レボビースト2号。
この2号は純正HGギアで主にビッグミノーやビッグペンシルで飛距離を重視して使用する事が多かったんですが、新製品予定の「ペースト」をワンウェイローラークラッチへ試用した上で元々機能として備わっている逆転防止爪を取り去ってみたんです。
つまりハンドルが逆転したり滑ったりしないかどうか?を試す為に「ペースト」をワンウェイローラークラッチで試してみたと言う事。
で、仕事終わり釣行では約6時間を2oz~4ozのジョイクロ178とクラッシュ9だけを使用し、永遠とフルキャストからのハンドル操作だけに徹してみましたが、普段よりも高速で巻いてみたり急にストップさせてみたりを繰り返すもハンドルが逆転する様な気配は皆無。
と言うよりも逆にビッグベイトなどで使用するには最適?と思われるシットリ?ヌットリ?な巻感が継続し、フィーリングは最高に気持ち良く当然ながらノイズなどの不安要素も全く感じませんでした。
そして定休日の日曜日は久しぶりに淡水域でのサンプルテストを行ってみようと、ジョイクロ178だけを持ってデイで大河川の中流域へ行って来ましたが、なんせ向かい風が強くてかなりラインが煽られてしまったので結局2時間くらいで中止しました。
なんだか淡水域で使用したらラインが綺麗になってくれて塩も抜けたかな?と嬉しい結果にもなりましたが、やはりサンプルテストではハンドルを巻きまくりたいので準じて飛距離重視につき向かい風だと集中出来ず。
結局のところワンウェイローラークラッチのニードルベアリングやインナーチューブが顕著に摩耗していない物や、90年代などの旧モデルでは無い高年式のモデルであればワンウェイローラークラッチの規格などもアップデートされているので、これに該当するリールであればワンウェイローラークラッチへの「ペースト」使用も可能と言う判断に。
けれど基本的にはNEMEAオイルやCHIMERAオイルなどワンウェイローラークラッチ向けに開発したオイル潤滑を推奨する事に変わりなく、ルアーウェイトが過激化している昨今のジャイアントベイトシーンをはじめ負荷の多いアラバマリグやヘビキャロなどの場合には有効かと思います。
もちろん相応の300番~400番ベイトリールでの話です。
今、サンプルテスターにも同様に試用をお願いしてあるので、こちらも含め異常が見られなければ上記条件においては十分に使用可能となるでしょう。
ワンウェイローラークラッチへの油脂セレクトミスは当日中にハンドル逆転が起きる事が多いので、今回の様に2回の釣行でハンドル逆転が起きなければ恐らく問題無し。
つまり以後において過剰に摩耗が発生しなければ当分は問題無く使用出来るでしょう。
あ、ちなみに今回のレボビースト2号は敢えて2日続けて使用後に水(ぬるま湯)へドボンし、水中でハンドルを回して水洗いしていますがこれまた異常無し。
水の侵入においてもキチンと水分を除去してシッカリと乾燥させておけば他のリール同様に問題は起き難くなりますので徹底させましょう。

2025年4月18日金曜日

案内。

最近はサンプルテストの経過報告とか試用報告ばかりが続きましたが、4月も後半に入りましたと言う事で2025のS/Sシーズンアパレルの大定番として、先ずはBORED 2025 LOGO-Tの生産手配を開始致しました。
今回は過去から何度も「BORED定番を作る」と言いながらも実行出来ていなかった事もあり、先日完売となりました2025 LOGO-LSと同様にBOREDロゴを各所に配置したデザインとしています。
BOREDでは定番となります首周りの伸びや型崩れを起こし難い7.4ozのスーパーヘビーオンスボディを使用し、ベーシックなシルエットに100%コットンを使用したタフなボディとなっています。
今回は左胸にBRDロゴを、右裾に2025BOREDロゴを、背面にBOREDビッグロゴを配置したメーカー感を全面に押し出したデザインとなり、定番のBLACKボディとWHITEボディは各色反転カラーで、また新色としてラインナップしたODボディにはダークグレイでシルクスクリーンプリントしています。
このBOREDのLOGO-Tにつきましては若干価格を抑えていますので、実質レターパックライトの送料分相当がお安くなっています。
そして先日発売したMETHODとVITALの2025 DRY LOGO-LSをベースにレイヤリングすれば真夏のフィールド対策としても万全と言うコンセプトがようやく成立しそうで。
汗滲みは抑えられるし生乾臭は防げるしアチコチBOREDだし。
と言う事で今回も先行受注のプリオーダーに限りDARKSIDEBOREDSTOREのみが受注窓口となっていますが、毎回入荷後には既に完売のカラーやサイズも出てしまいますので、出来るだけ先行受注のプリオーダーにてご注文を頂けると確実です。
と言う事でこのBORED 2025 LOGO-Tは5月12日の入荷より順次デリバリー開始につき、只今より先行受注のプリオーダーを開始させて頂きますのでゼヒお早目のご注文をお待ちしています。
クドイ様ですが先行受注のプリオーダーはDARKSIDEBOREDSTOREにて。
BOREDユーザーは着用必須と言う事でゼヒともおねげーしやす。

2025年4月17日木曜日

試用。

中々のエモく無い画像が続きますが。
今回はサンプルテスターMTMR氏からの23カルカッタコンクエストMD 401です。
MTMR氏には既に22ステラ4000XGでもピニオン上下とドライブギア軸受けでも試用して貰っていますが、今回は最近ビッグベイト&ジャイアントベイトのユーザーでも使用率ナンバーワンな23カルコンMDと言う事で気になっていた人も多いかと思います。
この23カルカッタコンクエストMD 401XGではドライブギア軸上下、ピニオン上下、レベルワインダー、ワンウェイローラークラッチにて「ペースト」を試用して頂きます。
つまり大型番手のベイトリールにおけるボディ内ベアリングとワンウェイローラークラッチと言う事で、巻感に直結する箇所全てとなる事からこのサンプルテストは個人的にも興味のあるところ。
ターゲットはオカッパリ、ボート、ウェーディングを問わず聖地山陰地方でのシーバス。
と言う事で引き続きの耐久性や使用感などに期待。
ちなみに今回のサンプルテスターだけでなく先に書いた記事内にもあります様に、OKだった結果にしてもNGだった結果にしてもキチンと記事にして公表します。
個々に全てを細かく記載すると長文過ぎる場合もあるので端折りますが、先ずは今回の様に使用機種と使用箇所そしてどんなジャンルで試用するかを事前に記載した上で、サンプルテスターのタイミングにて後日フィーリングをレポートしてもらうと言う形を取っています。
なので一番知りたい内容はOKでもNGでもお知らせしますので。
都合の良い事だけを書いていてはユーザー向けに意味が無いのでね。
なんつって。

2025年4月16日水曜日

試用。

また「ペースト」関連でゴメンナサイね。
現在は自身とサンプルテスターで絶賛サンプルテスト中な訳ですが、途中経過としてザックリと見えて来た事がありまして。
それはワンウェイローラークラッチには使える場合もあるが使えない場合もあると言うムカつく結果。
つまり今現在で分かっている事としてある程度?明確なボーダーラインが存在しまして、それは高年式リールで採用されているワンウェイローラークラッチであれば今のところ問題無く使えています。
けれど低年式リールの様にニードルベアリングの数が少なく割とインナーチューブとの隙間にアソビが多いワンウェイローラークラッチだと時々スベリが起きてしまうと言う事でして。
もちろん摩耗状態にも寄る事なので何年の製品からとは明確に言えるはずもありませんが、例えばシマノで言うところの少なくとも90年~00年辺りに採用されて来たニードルベアリングの数が少ないタイプのワンウェイローラークラッチには適正ではありません。
シマノだからと言う事ではなくて。
なので例えば中古で購入した90年代スコーピオンやメタ二ウムなどを現状回復させようとメンテナンスした場合、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイルが適正であって、摩耗状態を考えると今回の「ペースト」は推奨出来ませんとなります。
もちろんワンウェイローラークラッチもインナーチューブも新品であれば可能な場合もありますが、基本的に現時点で判明している事としては上記のとおりで以後を考えると推奨はしません。
では逆に現状として問題なく使用しているのは20カルカッタコンクエストDC201。
これは自分の手持で試用して毎日暇さえあればクルクルとハンドルを回していますけど、今のところスベリを起こす気配もなくて当然ハンドルの逆転も起きていません。
また元々ハンドル逆転防止爪の付いている21スコーピオンMD301や19レボビースト41では当たり前ですが問題無く使用する事が出来ていますし、スベリや逆転を予感される様なアソビも起きていないので恐らくは問題ないだろうと。
で、自分は19レボビースト41を2台持っているんで内1台は継続して実釣で継続使用し、もう1台には敢えて逆転防止爪を装着せずに組んでいまして、画像の中央下のパーツが逆転防止爪でコレを付けていないと言う事。
ちなみに画像右のインナーチューブ摩耗具合は極薄の酸化被膜がちょうど取れた状態で使用しています。
元々アブの設計が逆転防止爪ありき?だったとしたら早い内にアウトになる話なんですが、それでも現状は室内でハンドルを回したり止めたりしている段階ながら未だハンドルのスベリや逆転は全く出ていません。
と言う現状での結果からやはり旧タイプのニードルベアリングの数が少ないワンウェイローラークラッチでは使用不可で、高年式のワンウェイローラークラッチなら摩耗が大袈裟でなければ問題無いだろうと言う判断に至りました。
恐らくはクサビ機構が正常に動作しインナーチューブに圧を掛けるニードルベアリングが多い方がバラ付きが少なく安定しているからと言う事なんでしょう。
この新旧のボーダーラインはワンウェイローラークラッチの規格?違いに繋がっているので、ザックリと2017年以降のモデルなら問題無さそうと言う自分手持リールでの実証を基としたデータとなります。
なので現状NEMEAオイルを使用している状態から巻感をネットリと重くしたい場合には有効となります。
けれどこの「ペースト」は決してボディ内ベアリング専用ではありませんので、あくまでも色々と多岐に渡る用途の一つとしえ捉えて頂ければと。

2025年4月15日火曜日

試用。

まーた4月1日から資材の値上がありましてね。
今回も容器関連なんですけど。
ホントにコロナ禍以降から一体何回の値上を食らって来た事か。
原材料の値上に伴い連鎖した資材の値上なので仕方ない事は十分に承知しているんですが、それにしても度々の値上ってなると猜疑心すら生まれて来る。
ホントに原材料が値上してんのかよ?って。
で、調べたらホントでした。
特に樹脂関連とかポリマーとか割と分かり易く順調に?値上してましたね。
ま、でもBOREDのMETHOD製品は未だ頑張って値上はしませんよ。
コロナ禍から現在まで唯一値上した製品ってBALBOAオイルだけですから。
BALBOAオイルは使用している材料が多いもんで仕方なかったんですけど。
で、次回発売予定の「ペースト」に関しては既存のMETHODオイル&グリスからすると割高になってしまうんですけど、これはやはり特殊な存在である事からご理解頂ける部分もあるかと。
なんせ基本的な材料自体はグリスなんですが、配合油分はNEMEAオイルそのまんまって感じで、しかも苦労したのは出来るだけ糸引性である粘弾性を抑えている事。
粘弾性添加剤って世間ではナゼか「非ニュートン系」なんて造語で知られていますが油脂業者には通用しません。
「何ソレ?」ってw
こんなもん材料としては凄く一般的な添加剤でして、でも決して増粘剤と呼ばれる物とも違っていたりします。
これを凄くお利口さんな添加剤の如く「使用してます!」とアピっているメーカーもありますが、別に昔っから大して珍しい物じゃない材料なんで流されない様に。
けれどMETHOD製品で言えば特にUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスには高配合してますし、その他各種オイルにも糸引は起こさない程度に絶妙な量を使用していたりします。
それはシンプルに物理的吸着性を狙ったと言う理由以外に何もなく、少量使用する事でMETHODオイルのウリでもある化学合成油が唯一持つ電気的作用による化学吸着性を補助してくれたらなとの期待から。
つまり強靭な油膜生成を行うに当り化学的吸着性と物理的吸着性の「ダブルの効果?」で例え極薄油膜であっても強靭に対象物に残り続ける事が出来るからと言う事。
で、話を元に戻します。
今回サンプルテスター7人+モンキスにお願いしている次回発売予定の「ペースト」。
これは番手によってはワンウェイローラークラッチでも使用出来れば良いなと考えていまして、本来ベアリングメーカーではオイル潤滑を推奨しているベアリングの一種ではあるのですが、ベイトでもスピニングでも大型番手になってくると油膜の厚みを求める場合もありまして。
現状としてMETHODのNEMEAオイルなんかは自画自賛ながら非常に優秀なので油膜切れは殆ど起こす事はありません。
けれど油膜の有る無しではなくて物理的な「厚み」を求める場合には手っ取り早くグリスを使った方が良いじゃないですか?
かと言って一般的な稠度である2号のグリスなんぞを使用してしまうと、ワンウェイローラークラッチの機構自体に影響してしまう事が多くあるので、BOREDではベアリングメーカーの指示通りオイル潤滑を推奨して来た訳です。
一部何の根拠か分かりませんがグリス使用をゴリ推しているショップ?もある様で、恐らくそれは事前にベアリングメーカーの仕様を確認していないんでしょう。
ちなみにワンウェイローラークラッチは決してフィッシングリール専用の物ではありません。
キチンとベアリングメーカーのカタログにも載っている古くから存在しているベアリングの一種です。
しかも肝心なフィッシングリールメーカーは?と言うとやはりオイル潤滑を推奨している癖に、新品でリールを買うとナゼかグリスが薄く使用されている謎もあったりして。
まぁ、とにかくオイルやグリスが原因でハンドルが逆転してしまう様な事が無ければ正解なんですが、ニードルベアリングとインナーチューブが経年により徐々に摩耗して来たり、または錆などが発生して精度が狂ったりすると逆転する事もありますのでご注意を。
なので「間違いなく使える」訳では無くて、番手や仕様においてはNEMEAオイルと使い分けが出来る存在として、上記の事を前提に使用出来る場合もあると言う狙いです。
基本はNEMEAオイルです。
と言う事で未だ製品名は決まっていませんが「ペースト」にゼヒともご期待ください。
5月下旬までには度々サンプルテスターの面々からレポートも得られるはずなので、そのジャッジを元に多少の改良を加えるかどーか?は更に未定。
でも一生サンプルテストしている訳にもいかないので、ザックリと6月中には発売出来れば良いなと思っています。
ザ真夏を迎える前に。
ちなみに画像はサンプルテスターTKUC氏の14ステラC2500です。

2025年4月14日月曜日

記事。

やはり容器で悩むお年頃。
新製品予定としているMETHODの「ペースト」は10ml入りか15ml入りと既存のMETHODウレア系グリスよりも少ない容量を想定しています。
そしてその性状的には文字通りオイルでもグリスでもない例えるなら「木工用ボンド」とか「歯磨粉」くらいの粘度なので、やはり押し出して?押し潰して?使う柔らかめのチューブ容器とかボトル容器などが理想で、METHODウレア系グリスと同じ様な軟膏容器とは差別化させたいなと考えています。
けれど「最高に使い易い」なんて容器は色々な点から想定出来ないので、ある程度ファジー(死語)な要素であれば良いかなと思っています。
もう一つ問題としては梱包した際に厚みが3cm以下で収まる事。
これなら最安&最速のレターパックライトに対応出来るので、上記の2点を条件に色々と容器業者からサンプルを取っています。
某Amazonなどで見かける容器は基本的に大陸製でもあって安定供給が約束されていない場合も多く、現に過去のBOREDでもオイル容器で痛い目にあった事がありましてね。
なのでやはりBOREDの主力であるMETHODで使用する容器に限っては日本製に拘っているんです。
そんな容器探しは自宅でも行っていまして。
先日は自宅PC前でネットサーフィン(死語)していると、愚妻から「容器探してんのか?あ?」と聞かれ、中身は木工用ボンドみたいな物だと答えると「なら木工用ボンドみたいな容器を探せば良いじゃねぇか?あ?」とナイスアドバイスを。
そりゃそーだ。
無駄に脳内には複数の完成イメージだけが出来上がっていたので色々な容器を探すはめになっていたんですけど、逆に既存で流通している似た様な性状の製品から探すと言う手もあった。
で、白いボディだと化粧品みたいなってしまうし、黒いボディだと残量が分かり難いんで、半透明ボディならバッチグー(死語)でしょう。
それならMETHOD製品のイメージ的にも問題ない。
と言う事で再び届いたこの容器なんかは今のところ全てが上記の条件に合っている。
それに押し出して?押し潰して?使ってみると割と良い圧でコントロール出る事もあって、両面シールドのベアリングなどへ圧入する際にも地味に役立ちそう。
肝心な中身についてはサンプルテスターにも色々とお願いしてあるんで、もう少し容器方面などの資材探しを集中させてもらいましょう。
オイルやグリスでは無いだけに中々手ごわい容器探し。
別にシャレオツ(死語)にしたい訳じゃないんでね。

2025年4月10日木曜日

記事。

先日は久しぶりに淡水でのサンプルテストを予定していたんですが、なんせ鬼残業が続いたりして遠出するには体力が持たないお年頃。
結局は雨天だったりもしたので諦めたんですけどね。
で、ターゲットはもちろん久しぶりに水郷方面でのバス釣予定だった訳ですが、やはり本格的な春を迎えると問い合わせの多くなるバス釣をメインとしたメンテナンス。
特に印象的だったのは「これまで一度もメンテナンスしていない」と言う問い合わせの多い事。
リールも進化しているので淡水の場合は海水よりもダメージを喰らい難い事は確かなんですが、特に止水域である湖、沼、池なんかにおいてはゴミの存在が多い事でクリーニングは必須となります。
特にその影響をモロに受け易いのがベイトリール。
レベルワインダー、ウォームシャフト、スプールにおいては確実に汚れが目立ちます。
なので淡水の場合だと基本的に上記3ヶ所のケアさえ怠らなければ重症化する事も少なく、自身で簡易クリーニングと簡易メンテナンスを定期的に行う事をお勧めします。
で、どれを買ったら良いですか?と言う質問が多いんですけど、バス釣で使用する事の多い70番~200番辺りのサイズにおいては、ビッグベイトなど極端なヘビーウェイトでは無いレギュラーウェイトを中心とした場合、スプールベアリングにはBALBOAオイル、ウォームシャフトにはTHETAグリスの使用であれば概ね問題は起きないと思います。
ついでにドライブギアまで広げてメンテナンスを行う場合なら、70番~100番にはALPHAグリス、150番~200番にはDELTAグリスがお勧めです。
これらはいずれもドラグワッシャーでも使用出来ますので。
けれどオイル一本だけで済ませる事はラインナップ的にも推奨していなくて、初めての使用であっても必ずオイルとグリスはセットで揃えて欲しい。
そして上記いずれも既存のオイルやグリスを脱脂洗浄する事は大前提として、そうなると絶対にパーツクリーナーも必須になります。
と言うかパーツクリーナーが無ければメンテナンスは出来ないと思ってもらって結構。
それ程に必須アイテムです。
そして出来れば片側が先細りの綿棒と紙でも布でも良いのでウエスも。
全部100円ショップで揃いますから。
大事な事はこれらを使って汚れが目立ってくる前にクリーニングとメンテナンスを行う様にする。
実際に汚れがテンコ盛りになってからでは既に遅い場合もあるので、何でもそうですが異音や不具合が出る前にやっておく様に。
春のスポーニング絡みで魚も獲り易いシーズンにつき先ずはレギュラーウェイトで使用する70番~200番辺りのベイトリールならBALBOAオイルとTHETAグリスから揃えてみてください。
お買い求めはBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALERにてお待ちしています。

2025年4月9日水曜日

案内。

基本的に土日祝日が定休日のBOREDではありますが、営業時間は10時~18時が定時となっています。
なのでBORED STOREの特商法ページなどにも記載している様に15時を当日の発送締切としていまして、基本的にそれ以降のご注文などについては最短で翌日の手配となります。
けれど実際には当日や翌日の発送を行っている事が殆どな訳ですけど、たまにタイミングが悪く2日後に発送を終えると「遅い」とクレームを頂く事がありまして。
これも同じくBORED STOREの特商法ページや発送時または決済後に自動送信されるメール内にも「数営業日以内」に発送と記載してありますので多少余裕をもってご対応頂けると有り難いです。
一応BOREDの発送体制としてはBORED事務所からの発送と外注倉庫からの発送と2種類ありまして、この振り分けも当日の定時前に業務具合を見て振り分けているんです。
だから午前中は殆ど毎日外注倉庫へ出向いて発送指示を行ってからBORED事務所へ出勤するルーティンなんです。
これに打ち合わせなどの外出が入ると当日に作業や指示を行えない事もありまして。
なので基本的には決済後から2日~3日中に発送されるものと思って頂いて、でも次の日に届いちゃったよって場合はミラクル扱いして頂けると大変有り難いです。
生意気言いますが。
でも割と総じて早い発送だと言う自負もあるんですけどね。
なので決済においても出来るだけお早目にお願い出来ると効率と言う意味でも助かります。
宜しくご理解を。

2025年4月8日火曜日

記事。

割と気に入ってる。
メーカーっぽいでしょ?
でも殆どの人は「何の?」って言うと思うんですけどね。
と言う事で先日入荷しましたMETHODの2025 DRY LOGO-LSとVITALの2025 DRY LOGO-LS。
久しぶりにBOREDのDIVISION別ブランドでのリリースとなりましたアパレルではありますが、今回はドライロングスリーブと言う事で昨今ではもはや通年着用出来るアイテムですね。
しかも今回はポリジン加工が施された防臭仕様なので汗や水の生乾臭を完全にシャットアウトしてくれる優れモノ。
自分は53歳のオッサンにつき加齢臭こそあるんですけど、一般的に言われる体臭が無いに等しいほど匂わない人で。
だから夏場でもデオドラントは使いません。
けれど汗っかきなもんで夏場は特にコットン素材なんかだと汗の生乾臭は起こる訳です。
これが防げると言う事は自分にとって最高のアイテム。
でもこんなに絶賛しておきながら基本的にドライ素材ボディは嫌いでして。
だから割り切ってこれをベースにレイヤリングすれば夏場でも紫外線防止やら日焼防止やら、それに藪漕ぎする際とか虫刺され対策にも活躍してくれますし、速乾なのは当然なので熱中症対策にもなるはずです。
汗が素早く気化するから。
って事で今回は画像の2色が自分用。
でもレイヤリングしちゃったらロゴは見えないんですけど、負け惜しみでは無く逆にそれが良いんです。
お蔭様で入荷からソッコーでご注文が集中しましてBORED STOREの在庫も僅少となっています。
本日も10件近くご注文を頂きましたし。
そんな訳で既に完売となったカラーやサイズも出ていますのでゼヒお早目のご注文をお待ちしています。

記事。

本日付けでサンプルテスターへ向けて発送を終えたMETHODの新製品予定「ペースト」。
まだ製品名が決まっていないので先日から「ペースト」と呼んでいますが、サンプルテスターのメンツ的にも理想的なジャンルでサンプルテストが行えそうで一安心。
しかも更に今日?からMonster Kissのメンツも東南アジアへ向けて出発するとの事で、もちろん無理を言ってサンプルテストをお願いすべく直前にも関わらず番頭YSD君に「ペースト」を仕込んで貰いました。
既に現時点でヤレ気味のタトゥーラ300は新品時の様にヌルヌルになったとの事で、それから24スコーピオンMD300をはじめ他のリールにも仕込んでサンプルテストを行って貰います。
なのでBOREDユーザーに多い300番~400番ターゲットでのサンプルテストをお願い出来ているの点が心強い。
しかも気温35度で湿度マックス状態の中で前半はパプアンバス狙いで後半はトーマン狙いとの事なのでサンプルテストするには絶好の環境と相手。
凄いトルクなんだろうな。
なんせYSD君の中では最も引く魚がパプアンバスって言ってたし。
デカい青物とかじゃないんですって。
と言う事でこれから暫くはサンプルテスターとのレポートと合わせこのDARKSIDEBOREDBLOGにて経過報告を行いますのでゼヒ。
もちろん自分でも週末のサンプルテスト釣行は出来る限り継続します。
ちょうど今後も色々とやらなきゃならない事が増えて来たので良いタイミングで段取りを行えて良かった。
さて、でも容器をどうしようか?
と言う事なんですが今後続々と届くサンプルを試用してみて考えますけど、今のところ画像のリップグロスの容器がベストで押し出した際の出方もニョロニョロと良い感じ。
けれど点眼容器とか付随してノズルなども色々と実際に試した上で決めていかないと。
METHODグリスと同じ容器を使えば楽なんですけど、それは最後に残しておいて「特殊感」を演出したくて。

2025年4月7日月曜日

案内。


3月末の入荷予定が少しズレ込んでしまい本日入荷となりましたMETHODの2025 DRY LOGO-LSとVITALの2025 DRY LOGO-LS。
先行受注のプリオーダーにてご注文を頂いていましたお客様へは本日中に全て発送させて頂きます。
地域差はあれどこれから着用機会が多くなるジャストなタイミング。
春はレイヤリングに、夏は紫外線対策に、秋はベースレイヤーにも、と通年出番の多いロングスリーブですが、ドライボディにありがちな袖口のリブ無しではなくキチンと袖口にもリブを設けてありますので、単体で着用しても下着感のないベーシックなシルエットとなっています。
本日付けでDARKSIDEBOREDSTOREからBORED STOREへ受注窓口を移行しましたが、既に欠品や品薄となっているカラーやサイズも出始めていますので引き続きBORED STOREよりお早目のご注文をお待ちしています。

2025年4月4日金曜日

終了。

しゅ~りょ~。
と言う事で昨日の深夜にサンプルテスターを募集したところですが、多数の募集を頂き定員枠に達しました事で本日只今をもって募集を終了と致します。
で、今回は初の試みとなりましたが、先行基準としては第一にBOREDのヘビーユーザーである事と、対象ジャンルや使用タックルにおいて自分のテリトリー外を含んでいる事をメインとしました。
もちろん自分と同じビッグベイトやジャイアントも含まれていますが、けれど完全に自分とは使用地域が異なる事を必須としています。
九州とか山陰とかヒラスズキとかアジングとかスローピッチジャークとかね。
そして!直前ではありますがMonster Kissの番頭YSD君からも連絡を貰い、なんでも来週からフィリピン~マレーシアへの弾丸釣行(モンキスらしい毎度の)となるらしく、気温35度超えで湿度MAX状態らしいので速攻でサンプルテストをお願いしてみました。
と言う事で今回BORED初の試みとなるサンプルテスターについては本日只今を持って終了とさせて頂きましたが、また機会がある度に終身名誉テスターのNeCoSanと共にサンプルテストに参加頂けるユーザーを募集しますので、その際はゼヒとも参加して頂ければと思います。
いや、中々熱いアングラーも多くて非常に嬉しい限り。
そして沢山の応募ありがとうございました。
さ、今夜から自分でも再び追い込んで投げまくります。

募集。

突然ですがサンプルテスターを募集します。
現在絶賛サンプルテスト中の「ペースト」については3月からDARKSIDEBOREDBLOGで何度も書いて来ましたが、現在は毎度サンプルテストをお願いしている終身名誉テスター?のNeCoSanと自分の2人で最終サンプルか?と思われるテストを開始する段階となっています。
で、基本的に今回試作している「ペースト」はオイルとグリスの良いとこ取りと言うか、オイル対応箇所でもグリス対応箇所でもコンパチ使用出来る要素を持ち合わせている新しいカテゴリーになります。
なのでオフィシャルとして基本的に使用推奨するパーツはありますが、ユーザー自身で用途を自由にセレクト出来る点も考慮に入れています。
この様な場合にネックとなる点が2つあって、先ず1つは粘着性を高めない点と耐摩耗性を重視する点。
何をどー使っても粘性が邪魔をしてスムーズな潤滑を阻害する要素は極力排除し、そしてギアにしろベアリングにしろ摩擦と摺動に対してディフェンス効果を高めておく必要があるからです。
これを自分が考える中で理想的に両立させた物が先日画像に出した「ペースト」の最終サンプル?になります。
未だ最終サンプルかどうかは未定ですけど。
で、取り敢えずこの「ペースト」の最終サンプル?に限り、下記条件全てに当てはまるBOREDユーザーにもサンプルテストで実用して貰えたらと思いまして。

- 既にMETHODオイル&グリスのユーザーである事。
- 自身でメンテナンスを行える環境及び工具のある事。
- 1つのジャンルだけでなく複数のジャンルでテストが出来る事。
- 最低週一回のサンプルテスト釣行が出来る事。
- SNSのアカウントを持ち発信や宣伝に協力頂ける事。

以上です。
例えば平日サラリーマンな週末アングラーでも自分スペースのデスクなどがあって、完全分解と分解洗浄などのメンテナンスを行える最低限の工具や道具があればOKと言う事で、ジャンルも例えると「ビッグベイト」と「ワーム」とか「シーバス」と「バス」みたいに1つのジャンルだけでなく複数をメインとして釣行する事が出来ればベストです。
そしてSNSのメッセージやメールなどで画像付きのレポートを提出して貰える事が必須で、その画像や内容はBOREDにて使用させて頂きますと言う前提も。
スピニングもベイトいずれでもOKで、どの地方在住でもプロアマ問わず年齢も性別も性癖も問いません。
と言う事でもしサンプルテスターになってみたいなと言う場合は、BOREDのオフィシャルメールまで件名に「テスター希望」と書いた上で、氏名、年齢、住所、郵便番号、携帯番号、SNSのアカウントと、自分がメインとしているジャンルや使用予定リールも書いてご連絡ください。
上記の内容からある程度の候補が集まった時点で終了となりますので、また終了の際はこのDARKSIDEBOREDBLOGにてアナウンスさせて頂きます。
もちろん今回のサンプルテストの謝礼?として、BORED STOREの全製品が常にオフィシャルセール以上の大幅割引で購入出来るクーポンコードの提供、また関わったテストサンプルが製品化した場合にはその該当製品の提供、その他デカールとかステッカーとか販促要素のアイテムなどを提供させて頂きます。
けれど消耗品などは自己調達にてお願いしますね。
地味でスミマセン。
まぁ、最終的に製品化前のジャッジはNeCoSanの意見などを参考にBOREDの独断で決定するのが常なのですが、今回は過去に別注グリスを生産した際の下地としてレシピがあった事で、それを参考にサンプル試作を始めてみたら割りとスムーズに進行した事もあり、更に先日はBORED事務所に終日篭って追い込んだ事で予定よりも早いペースでサンプル試作が進んでいます。
なので今度は出来るだけ多くの条件で実用でのサンプルテストを開始したく、それならBOREDユーザーにお願いしてみようと言う思い付きでの募集(BO集)となりました。
さ、今日からまた改めてサンプルテスト釣行を開始します。

2025年4月3日木曜日

記事。

発信する意味と目的。
良くお問い合わせの際に「ダークサイド毎回楽しく見てます」とか「ダークサイド色々と勉強になります」みたいな励まし系のお言葉を頂きまして発信冥利に尽きます。
このDARKSIDEBOREDBLOGを立ち上げた当初はもっと「毒」を吐く場所にしたかったんですが、今では割と製品に関する突っ込んだ内容をメインに、生産者だから書ける裏技的な用途や用法など、結構マジメにBOREDの業務に関連した内容となっています。
たまに自分テリトリーのルアーやタックルなどについても書きますけどね。
2019年の12月から始めたこのDARKSIDEBOREDBLOGも既に6年目に突入していました。
BOREDの場合は基本的に所謂「中の人」は自分一人なので全ての発信は自分自身が行っている事。
しかしこのDARKSIDEBOREDBLOG、気が付くと殆ど毎日書いていると言う。
同時にコロナ禍からは割と定期的に仕事終りや定休日の釣行をSNSへポストする様にしていて、それは釣れても釣れなくても釣行時には必ずと言って良いほどポストしている目的を持った発信。
これまでも特に仕事終わり釣行や定休日中の釣行は必ず?ポストして来たはず。
でもたまに仕事を途中で抜け出して数時間だけ確認の意味で釣行し、また仕事へ戻ったりする際はポストしない事もありますけど。
なんとなく堅気の時間に竿を出しているのは不謹慎かなって。
で、何となくお察し頂ける?様にあくまでも釣果は業務に直接関係無いからで、でも当然ながら定期的な釣行においても当然METHODオイル&グリスの検証を行っているとの主旨だから。
世の中には週末アングラーが最も多い?のかなとは思いますが、下手すりゃ月に一度しか釣行する事が出来ない人も多いはずで、平均釣行日数なんてリアルにリサーチしようがないにしても、概ね自分周りの「素人」に限って言えばそんなもんだと感じています。
なので最低でも週に一度か二度の釣行回数を毎週の様に定期的に行っている「証拠」を発信していれば、大体の使用頻度を想像してもらえるだろうと言う事であって、またメンテナンスを行う際にもその「証拠」として割とガチなメンテナンスを行う場合はDARKSIDEBOREDBLOGやSNSなどでも発信する様にしています。
サンプルテストなどが絡んでいる場合はサクっと脱脂&注油だけで済ませる場合もあるのでイチイチ記事にはしませんが。
要するにBOREDとしてオイルやグリスを自社生産している立場なのに、その設計者&開発者である自分自身が釣行して自社製品を使い続けていなければ説得力に欠けるじゃないですか?
誰もが造像出来る当たり前の話ですよね。
大手の釣具メーカーの様に各地の契約アングラーをジャンルやカテゴリー毎に何人も抱えてテストさせるなんて出来ませんからBOREDは。
それに厄介なのはオイルやグリスって釣果には直結しない事から、発信したところで「だから何?」って事にもなりがちなジャンルでもあるんで。
なのでこれまでも別に釣行回数などを毎回アピールした事なんてありませんし、その点をゴリ推して自社製品のアピールに使用した事もありません。
単に実用し続けている事実としてネット上に「証拠」を残しているだけの事に過ぎません。
まぁそのポスト自体が嘘かも?と思われたらどーしようもないんですけどね。
だから釣れなくてもポストしますし、釣れたら文章長めでポストしますw
だから少し前にSNSで騒がれていた「釣果捏造」とかね。
あれタックルメーカーやルアーメーカーがやっているなら完全にNGなんだけど気持ち的には分からなくもないんですが、一般素人がやっているのは誰に迷惑が掛かる訳じゃないのでNGじゃないんだけど意味と目的が全く理解出来ない。
自分が利用しているSNSはTwitterことXが一番古くて2010年にアカウントを作り、その次にFacebookで最後がInstagramなんですが、基本的に公私混同なポストではありますけど、でも多分BOREDを仕事としていなければアカウントを作ってなかったかも?と言うほどに自分アピールを世界へ向けて発信する事はしなかったでしょう。
特定の人達に向けてアピールするならBLOGを使っていたはずで、と言うか現にBORED立ち上げ直後からそうして来ました。
昔のBLOGは今使っているBLOGじゃないんですけど知っている人は居るはず。
なので意味と目的がトンデモナイ事になっているSNS事情の怖さ。
そして現在BOREDではInstagramの使用頻度がメインとなっていますが、それは文字数の制限とかアプリの軽快さとかストーリーズの存在から必然的に使い易いと思ったからであって、基本的には発信すべき業務的な件は3つのSNSで同時に発信しています。
そんな訳でこんな業務に関係の無い記事においても読みたいと思ってくれる人がいるのか?どうか分かりませんが、BOREDの意思として何をするにしても「証拠」が残る便利な世の中なので敢えて書いてみました。
とにかく投げて巻いてを繰り返していればBOREDの業務的な釣行としては成り立つんですけど、実際に魚の画像をポストすると平均的なアクセスが2倍~3倍に増える事もあって、なるべくなら良い魚を添えてポストした方が業務的にも良い様で。
毎回のサンプルテストでも魚を狙う様にします。

2025年4月2日水曜日

記事。

かなり追い込んだ。
今週は外注倉庫への作業指示を行いながら丸一日BORED事務所へ篭る時間を作って試作しまくり。
既に5回ほど初期段階としてサンプルテストしている物をブラッシュアップさせるべく、更に添加剤の配合パターンを11種類に増やしてから、先日は終日雨天の中を提携業者へ出向いて簡易テストまで行って来ました。
土台が概ね完成すると添加剤などのパターンを広げる事で一気に具体化させる事が出来るんです。
なのでちょっとこの数日は過去一集中して試作しまくってます。
先日までサンプルテストしていた物から極僅かに粘度を落としていますが、正直言ってこれ以上は増ちょう剤とベースオイルの配合比からして限界。
こんなにシビアに追い込むメーカーは無いでしょうと言うほど、理想とするペースト状とする為に離油のバランスを限界まで追い込んでいます。
テストピースに塗布して恒温させ続けていると離油の確認は簡単。
その代わり摩擦調整剤と防錆添加剤の配合比をトータルで数%増やした結果から、超々低粘度なペースト状なのにUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスと同等の耐摩耗性と防錆性を持ち併せていると言う。
しかも粘弾性添加剤は一切無使用で配合される全ての油分からも粘性を極力排除している点がユニークなところ。
つまりUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスの真逆な粘性となるレスポンスの良い超々低粘度なペースト状の物理的性状はシンプルなグリス素材のみで構成されていると言う事。
で、当初から用途を限定していない良い意味での「中途半端」さを追求した事で、オイルでも無くグリスでも無い斬新な物理的特性のペーストとして来ましたが、サンプルテストにおいてはボディ内ベアリングとウォームシャフトそしてまさかのワンウェイローラクラッチでもイケるんじゃないかとテスト機の19レボビーストに改めて使用しています。
まぁレボビーストはハンドルの逆転防止爪が付いているので逆転は起こさないんですけど、でも後日バラした際にインナーチューブの摩耗具合とかハンドル回転の遊びなどで判断出来る要素もあるので。
今回のサンプルは非常に完成度が高く恐らく初めて?「コレっ」とズバリ感が出せたサンプルとなっていまして、なので調子に乗って製品でも採用しようと思っているブラウン系でシビアに着色してみました。
これから毎度お馴染みのNeCoSanにも再び追加サンプルを送付して実用をお願いしてみます。
毎回サンプルテストに快諾してくれるNeCoSanにはホント感謝、と、送付する前に御礼を述べておくと言う大人スタイル。
で、今回テスト機の19レボビーストで使用した実用例として、スプールベアリングにはBALBOAオイルとLIGHT DUTYオイルの同比率混合カスタム、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはサンプルペースト、ウォームシャフトにはサンプルペースト、プラスティックギアにはサンプルペースト、ワンウェイローラークラッチにはサンプルペーストと言った感じです。
ちなみにボディ内ベアリングとはメインシャフト裏とピニオン支持のベアリングと言う事。
で、今回ボディ内ベアリングで使用したサンプルペーストは専用工具を使い脱脂洗浄された両面シールドのベアリングへ圧入充填していますが、充填量を微調整出来ない為に割と多目に充填されてしまったかもしれません。
けれど特にビッグベイトやジャイアントベイトで使用する200番~400番とか、強化したカスタムハンドルや純正より長いハンドルを装着している場合などには凄くマッチしているシットリ&ヌットリ感に仕上がっていると思います。
以前にも一度21スコーピオンMD301で試した事があったんですけど、その際にはTHETAグリスを使用したにも関わらずかなり巻感が重く、ならばとTHICK HEAVYオイルの場合でも微妙に重かったんで、やはり特性と実績からBSLUオイルに落ち着いていた訳です。
いや~でもこのボディ内ベアリングへ使用したサンプルペーストのフィーリングは個人的に凄く良い。
レスポンス良く回るスプールに余りにもシルキーでノイズレスな巻感の仕上がりに満足していますが、この状態からまた海水&汽水での実用テストを繰り返して状態確認を行っていきます。

2025年4月1日火曜日

記事。

本日から4月と言う事で本格的な春?と言う認識で間違いないかと思いますが、春と言えばシーズンインしたジャンルも多い事から釣行回数が多くなるタイミングでもありますね。
と言う事で釣行後のケアを怠りがちになるシーズンでもある。
特に海水での使用においては錆に強いステンレスガイドにおいても赤錆が発生し易くなり、赤錆こそ発生しないチタンガイドにおいても酸化は確実に起こります。
またガイドにおいては共通して塩の結晶が付着するなども見られる場合があります。
BOREDのMETHODケミカル製品で最強の防錆被膜を生成するDEFENSIVE防錆コーティング剤は、画像の様にガイドの根元部分に塗布しておく事で強力な防錆効果を発揮します。
見え難いですかね?それ位の仕上がりです。
処理方法は簡単で特別な設備も道具も必要無し。
DEFENSIVE防錆コーティング剤を爪楊枝などで一滴ガイドとロッドブランクの接触する根元に塗布するだけ。
処理後は室温25度を目安に30分~1時間放置乾燥させるだけで強靭な防錆被膜を生成します。
水溶性なので湿度の関係で半日ほど放置乾燥させる方がベストではありますが。
薄く塗布すれば殆ど透明の被膜となり厚く塗布すれば半透明の被膜となりますが、画像の様に殆ど目立たない程度の被膜具合でも強力な防錆効果を発揮します。
軟質の被膜は例えると木工用ボンドの使い勝手や感触に似ていて、塗布する際はペースト状につき垂れ難くシッカリと密着させて肉厚に塗布する事が出来、硬化後は爪で強く押すと薄っすら痕が残る程度の軟質な被膜となります。
ガイドの根元に塗布した場合はロッドの曲がりなどを一切阻害する事なくロッドのシナリに追随しながらも被膜が割れたり剥がれたりする事がありません。
また砂や埃なども付着しないので美観を損ねる事なく長期に渡り防錆処理を行う事が出来ます。
この簡単な処理を行ってから既に画像の状態で2年以上錆の発生は皆無。
海水(汽水)使用オンリーにも関わらずホントにちょっとも錆は発生していません。
もちろん釣行後はルアーやリールと同様に毎回簡単な水洗いを行っていますが、それにしても2年以上も錆の発生が皆無と言う点は嘘偽り無い事実。
エイプリルフールだけどホントです。
物理的に目に見えてDEFENSIVE防錆コーティング剤が付着している場合は理論上から錆は発生しませんが、摩擦や紫外線などで被膜が薄くなったり変色して来た場合は塗布し直す事をお勧めします。
DEFENSIVE防錆コーティング剤の除去については市販の「マジックリン」など弱アルカリ性の洗剤を歯ブラシなどに付けて擦る事で除去可能となります。
もちろんDEFENSIVE防錆コーティング剤を初めて塗布する際も塗布し直す際も一度水洗いして汚れや錆などをキレイにしてからご使用ください。
防錆剤であって錆取剤ではありませんので。
季節の変り目につき気圧変化も激しく本日は丸一日雨天の東京ですが、これから徐々に湿度も上がりはじめ梅雨の長雨~真夏の豪雨~晩秋の台風と雨天ケアが必要な機会が続きますので、ゼヒ今の内にMETHODケミカルの最高傑作DEFENSIVE防錆コーティング剤をお試しください。