BOREDのアクセサリー商品としてBORED STOREにて販売していますNBのNEEDLE BOTTLEについて。
先日ユーザーよりご連絡を頂きました事となりますが、このNEEDLE BOTTLE内にZAYTオイルを入れて保管及び使用されていたところ、ZAYTオイルに着色された青色が退色?変色?を起こしベージュ?の様な色となってしまったとご連絡を頂きました。
恐らくベージュ?の様な色とは着色前の元のオイル色と思われますが、要するに青色が完全に退色?変色?してしまった様です。
元々は薄いジャスミンティーみたいな色でして。
けれどBORED事務所内に作業用として放置している同じNEEDLE BOTTLEで保管しているZAYTオイルには退色?変色?も見られず、現状として2023年12月の発売から目視では恐らく何も変化なく保管が出来ています。
上記につきましては現在色々と確認を行っていますが、NBのNEEDLE BOTTLEは海外製の安価な汎用容器を使用している事から、使用されているポリエチレンやシリコンに何か影響されているのか?生産ロット毎により何か不具合が生じているのか?これらに関しましては実質的に追求や特定が不可能となります。
また別にBOREDのMETHODオイル製品で長年使用している日本製容器については、ボトル部分がPET製となりスポイド部はNBゴムとガラスから構成されていますが、過去から現在までZAYTオイルの退色が見られた事例も報告も受けていません。
と言う事から察して恐らくこのNEEDLE BOTTLEと何かしらの不具合を起こす場合もあると推測出来ます。
なので現状としましてはNEEDLE BOTTLEでのオイル長期保管は極力避けて頂き、使用時における少量の移し替えや混合カスタムにおける必要最低量の保管としてお使い頂ければと思います。
また、以前にも何度か関連記事でも書きました様に、METHODオイルは提携業者での量産作業を終えた最終段階で専用染料により着色を行っています。
この専用染料はもう20年使用して来た日本国内の専門メーカー製となり、油性液体を着色する為の専用染料となっています。
爪楊枝の先に一滴付けた物で1Lを着色出来るほどに超高濃度な染料につき着色具合の微調整がホントに難しく、なのでMETHODオイルでも在庫補充生産のロット毎に多少色の濃淡が発生します。
ブッチャケこれまでも容器へ充填を開始した後で「今回は着色が薄めだったな」と気が付く事もありますが、上記の様に後から微調整が出来ない程の超高濃度なのでロット毎の濃淡につきましてはご理解を。
これはBSLUオイルでもZAYTオイルでもBALBOAオイルでも、またUG SIGMAグリスとUG OMEGAグリスでも同様となります。
なので基本的に着色の濃淡については元々BOREDの製造プロセスによるロット毎の着色ムラ?と言う事となりますので問題はありませんが、再度上記NBのNEEDLE BOTTLEをご使用時において長期保管や大量保管は極力避けて頂きたいと言う事です。
併せて厳寒期となる真冬においてはBSLUオイル、ZAYTオイル、BALBOAオイル、NEMEAオイルで使用している添加剤の一部が飽和状態を起こす事があり、METHODオイルでは固形物質は一切無使用となりますが成分が凝固した物が浮遊する場合があります。
これは上記4製品においては配合されている添加剤が高配合されている事で、ベースオイル内に溶解されている成分の一部が飽和し溶解を侵す事がありますが、容器ごと良く振って攪拌して頂くか湯煎や暖房などで温めて行く事で元に戻りますので気になる人はお試しください。
あ、以後の継続ご使用に関しても問題ありません。
もちちろんBORED STOREの各製品ページ下部に注意書きとして記載してあります様に、保管については紫外線が当たらず湿度の低い場所で保管頂く事が前提となり、普通に人間が暮らしている室内で室温や湿度が急激に変化しない太陽光を避けられる場所であれば問題無いと言う事です。
なので直射日光の当たる窓際とか気温と湿度の安定しない玄関とか湿度の溜まり易い物置などにおいては上記の懸念があると言う事になります。
ちょっとシビアな雰囲気も感じてしまうかもしれませんが上記についてはご注意ください。
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