と言う事でこの週末に向けて再調整を行った自分の20カルカッタコンクエストDC201HG。
カルカッタコンクエストやアンタレスなどの200番台は使用するラインの太さで対象とするジャンルを決めがちではありますが、実は内部のオイルやグリスによりかなり許容範囲を広げる事が出来るので割と万能サイズでもあります。
自分の場合は5号のPEラインと40Lbのフロロリーダーで使う事が多く、主に40g前後~3oz辺りまでをメインにシーバスで使用していますが、例えばPEラインを2号にして1/2oz辺り~40g前後までを使用したって全く違和感なく扱えます。
そーゆー意味では現在のレギュラーウェイトからヘビーウェイトまで幅広く使える万能サイズとなる訳で、 対象とするジャンルにより取り敢えずはスプールベアリングで使用するオイルとメインギアとピニオンギアで使用するグリスを交換する事で、ルアーのウェイトに合わせてフィーリングやレスポンスが調整出来ると思います。
ちなみに自分の場合は2ozのビッグベイトを中心とした場合、スプールベアリングにはBALBOAオイル、ワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイル、メインギアとピニオンギアにはUG SIGMAグリス、プラギアにはVNLペースト、レベルワインダーのウォームシャフトにはTHETAグリス、ドラグワッシャーにはDELTAグリス、ボディ内ベアリングにはVNLペースト、ハンドルノブベアリングにはBSLUオイル、このセレクトで毎回仕上げています。
今回も使用していたVNLペーストが初期サンプルだったもんで、製品版へ入れ替えする目的でメンテナンスを行いました。
ボディ内ベアリングで使用して来たBSLUオイルからVNLペーストへ変わった事で、僅かながらシットリ感が増し金属ノイズが減った事で非常に滑らか。
けれど投げれば満足出来る飛距離も得られるので、これが正に一番理想的なリールの在り方かな?と思っています。
同じく100番台でも強い方向をコンセプトにしているリールであれば、カルカッタコンクエスト、アンタレス、バンタム、そして旧型廃盤スコーピオンやメタ二ウムなどにおいても200番台と同様に許容範囲を広げる事が出来るので、ゼヒ夏オイル夏グリスとしての意味も含めオイルやグリスの入れ替えによりフィーリングやレスポンスを調整してみてもヨロシイかと思います。
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