BOREDのMETHODオイルを代表する代名詞的な存在と言えばハイエンドのBSLUオイルなのはご承知頂けている?かと思いますが、逆にベストセラーとして最も古くから存在している製品は画像のLIGHT DUTYオイルとTHICK HEAVYオイルになります。
以前からシツコクお伝えして来たとおり個人的に自社製品中で最も好きなオイルがLIGHT DUTYオイルと言う事もあり、既に発売から数回のマイナーチェンジを経て現在に至る訳ですが、現行のLIGHT DUTYオイルが好き過ぎて原価を度外視してラインナップし続けているのはここだけの話。
このLIGHT DUTYオイルはエステル化学合成油をベースオイルとし、シンプルな構成ながら潤滑性に特化させた低粘度のオイルとなります。
感覚的にはNEMEAオイルのISO VG76に近いISO VG48なので低粘度ながら中粘度に近い粘度となりますが、油脂業界全体で見れば全然余裕で低粘度の部類に入ります。
なんせ粘度を表すISO規格において下はVG2~上はVG3200までありますからね、なので例えばVG32でもVG46でもVG68でも感覚的には大差を感じない粘度に思えるはず。
なのでLIGHT DUTYオイルが低粘度だからと敬遠して来たユーザーは実際に手にした際に「ん?」と思っていたよりも低粘度じゃないと感じると思います。
で、このLIGHT DUTYオイルは潤滑性を重視したオイルとなりまして、BORED STOREの各オイル製品画像にもアイコン表示してある様に、LIGHT DUTYオイルは「潤滑」に特化させていてNEMEAオイルは「耐久」に特化させています。
つまり近い粘度ながら性格が異なるコンセプトで設計してあります。
性格が異なると言う事は配合されている各種添加剤も当然異なる訳でして、だからこそ近い粘度であってもラインナップさせている意味があると。
毎月このDARKSIDEBOREDBLOGで紹介しているMETHOD製品を使用したフィッシングリールの実用例。
特に個人的にバスでもシーバスでも好きな「強い釣り」寄りが多くなりますが、特にビッグベイトやジャイアントベイトなどで使用する300番においてはスプールベアリングにLIGHT DUTYオイルをメインで使用しています。
BORED STOREの製品ページ内でも推奨用途としている様にスプールベアリングにはLIGHT DUTYオイルが非常に調子良く、NEMEAオイルだとその特徴でもある「一旦乳化させる事で防錆する手法」の乳化状態に不安を感じてしまう場合もあるでしょう。
なのでNEMEAオイルをスプールベアリングに使えない訳ではありませんが、どうしても乳化時には回転性能に変化が起きてしまう場合があります。
なのでその点については以前にもこのDARKSIDEBOREDBLOGでも書きましたとおり、あくまでもBOREDとしての推奨用途とはしていませんので再度ご確認を。
あくまでもNEMEAオイルのメインターゲットはワンウェイローラークラッチやボデイ内ベアリングとなりますので。
だからこそ潤滑性を重視したLIGHT DUTYオイルなんです。
だけどCHIMERAオイルはスプールべリングにも適していると言うシークレットもありますが。
と言う事でこれまでも年一くらいでLIGHT DUTYオイルをプッシュする記事を書いて来ましたが、改めて作り手としてのコンセプトを再度ご確認頂ければと思います。
他社同類メーカーの様に単に粘度を変えてラインナップしている訳ではなく、個々にターゲットを設け特徴を持たせてあるのがBOREDのMETHOD製品です。
そしてこのLIGHT DUTYオイルを主軸としてNEMEAオイルを少し足すと耐久性を向上させ、BALBOAオイルを少し足すと潤滑性が向上する、ユーザーが自身で混ぜ合わせる事で自分仕様のバリエーションを作れると言う楽しみ?も。
この混合カスタムも23年前にBOREDが実現したBOREDオリジナルです。

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