2025年5月19日月曜日

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この土日定休日はゴールデンウィークぶりにサンプルテスト釣行を行いましたが、土曜日はあいにくの終日雨天で時々大雨気味だった事もありサンプルテストは断念、そして日曜日は案の定ニゴリもゴミも酷くてシンプルに魚は追わず終始サンプルテストに徹しました。
で、今現在自分の各種ベイトリールで試用しているMETHOD新製品予定のVNLペーストなんですが、この21スコーピオンMD301ではワンウェイローラークラッチとボディ内ベアリングで試用しています。
通常であればワンウェイローラークラッチにはNEMEAオイルとボディ内ベアリングにはBSLUオイルを使用していますが、物理的な耐久性を向上させながらもネットリとした巻感を維持させたい場合には新製品予定のVNLペーストと言う選択肢があります。
このVNLペーストは使用材料こそ完全なグリスではありますが、配合油分においての割合と特性はオイルと言う、つまりオイルとグリスの中間的な存在と言う意味でペーストとしています。
なのでヘビーウェイトにおいてはオイルの代替えとして、逆にライトウェイトにおいてはグリスの代替えとして使用する事が出来る、オイルでもグリスでも無いユニークな存在です。
また、同時進行の某社別注生産オイルもスプールベアリングにて試用していますが、これが非常に調子良いと言うか4oz以上のビッグベイトやジャイアントベイトでも余裕で使用に耐えれる設計。
なので大雨とか猛暑とか劣悪な環境下で連日釣行みたいな条件でなければ気持ち良くキャストが維持出来る上に、METHODオイルで例えるとCHIMERAオイルとLIGHT DUTYオイルの間的な粘度と粘性につき素直なレスポンスが得られます。
そして、この時期になると水が素早く乾燥するほどに気温が高くなって来ましたが、そこで懸念されるのがマルチピースロッドのジョイント不具合。
自分は主に100g~260g辺りまでは画像の愛竿Monster KissDear Monster MX-∞改を使用していますが、ご存知のとおりDear Monsterシリーズは仕舞寸50cm以下のマルチピースロッド。
更に自分は拡張セクションのPROGRESS15改も使用しているので都合6ピースのパックロッドでの使用です。
なのにカスタムを加え実測240g程のクラッシュゴーストのみをオーバーヘッドでフルキャストし続けても各セクションのジョイントがズレる事は皆無。
なのでこの初夏から初秋までは気温も湿度も異常に高くなった昨今は特にパックロッドなどのマルチピースロッドの場合は水分の蒸発や空気の膨張により抜け難くなったり、またキャストの度に気が付くとジョイントのセンターがズレてしまう事などが起こります。
その防止策として市販他社の所謂フェルールワックスでは固着防止をメインとして設計されていますが、METHODのADVANCEワックスでは固着防止と共にズレ防止にも焦点を当て設計しています。
なので高気温になるとズレ易くなる市販他社の所謂フェルールワックスとは異なり、高硬度で強粘着なADVANCEワックスはこれからの高気温にこそ最適なシーズンとなる訳です。
逆に真冬には硬過ぎてしまうので容器から出す際にも事前に暖めてから慎重に回し出してくださいと注意を記載しているほど。
なのでパックロッドだけでなく、ワン&ハーフ、3ピース、2ピースなど全てのマルチピースロッドにお勧めしている訳です。
特にヘビーウェイトの場合はルアーの重量によりロッドが大きくシナリ、逆にライトウェイトではロッドの特性として大きくシナリを伴いますので、海水淡水などジャンルやカテゴリーを問わず推奨しています。
また、ジョイントがスカスカ?に緩くなってしまった場合にも有効なので、特に長く使用して来たロッドのジョイント部にもお勧め出来ます。
と言う事でこれから梅雨や初夏を迎えるに当りタックル全てのケアを怠るとイザと言う時に正常に機能しないなんて事にもなり兼ねませんので、サマーシーズンこそ常にケアを怠らない様にしておきましょう。
引き続き全てのタックルケアに対応しているBOREDのMETHOD製品をゼヒ。

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